幸せの捜索願 番外編
椿と出会った高専メンバー
灰原「椿ちゃん、良い子でしたね!」
家入「確かにね。すごくしっかりしてたし」
灰原「僕が6歳だったころ、あんなにきちんと挨拶出来てた気がしません!」
夏油「灰原は元気に挨拶してただろうね」
灰原「はい! 元気さには自信があります!」
七海「…………すごく、小さい子でしたね」
五条「分かる。頭とか握りつぶせそうだったよな!」
七海「そういうことではないんですが……。そういうことでいいです……」
***
夜蛾「お前達より礼儀正しいんだが……!? いくつだ、あの子は……!?」
家入「6歳だそうですよ~。小1って言ってました」
夜蛾「なん、だと……?」
五条「俺、ガキってあんま関わったことねぇんだけど、あんなかわいげねぇもんなの?」
夏油「確かに大人びた子ではあったけど、その言い方はないんじゃないか?」
家入「6歳頃のお前らより絶対かわいいから。あの子が可哀想だから比べんな」
五条「はぁ~~~? 俺の方が絶対かわいいね! 今でもこんなにかわいいんだからな!」
家入「顔がうるさい。これ見よがしにサングラスを外すな」
夏油「そもそもタイプが違うよ。彼女は綺麗な子だったし、将来はきっと美人さんだね」
五条「おえ~! 傑趣味悪すぎ! あのおっさんそっくりだったじゃん!」
夏油「親子なんだから仕方ないじゃないか」
夜蛾「……ろく、さい…………」
家入「先生、大丈夫ですか?」
夜蛾「6歳の子が、あんなに礼儀正しいのに、何故こいつらは……」
家入「あ、駄目だこりゃ」