幸せの捜索願
原作とは違って理子ちゃんは死ななかったけど、結果として理子ちゃんを助けた子供(=椿)が死にそうになり、夏油さんのSAN値チェックが入りました。
それをきっかけに徐々に疑問を持ち始めた夏油さん。
けれど、友人でも何でもない、他人だからこそ誰にも言えなかったことを言えました。
思い詰めていた夏油さんですが、ほんの少しだけ隠していたことを話せたから、これから改善していったらいいですね。
夏油さんの呪霊操術って黄泉竈食ひっぽくないかな、と思ってたんですよね。いや、呪霊は黄泉のものなのかと言われると、現世のものから生み出されているので、厳密には違うと思うんですけど。
でも、呪霊は負の感情から生み出されたもので、決して取り込んでただで済むものではないと思います。
呪霊の味が最悪なのも、おそらくは負の感情はそれだけ醜いものという表現なのかもしれないけれど、拒絶せよと身体が訴えている可能性もありますよね。
あと、審神者ってゲームだとあんまりそういう雰囲気を感じないけれど、あれって生存競争であり殲滅戦ですからね。
自分の手で殺すわけではないけれど、歴史改変によって生まれる存在も居るわけで、そういう存在を抹消するのも仕事の一つ。
優しい人だったり、割り切れない人は自責の念で潰れてしまうだろうなって思います。そうして審神者を退いた人も居そうだなぁと。
その果てに首をくくっちゃった人も居たって話。椿の知り合いの中にもね。
椿は逃げ場がないので逆に覚悟ガンギマリ状態。なので自殺は絶対に有り得ません。
そういう意味で置いていく側に回ることは絶対にありません。
置いていかれるばかりって辛いね。