幸せの捜索願






甚爾くんめっちゃ素直だな。椿に触発されてきているのを感じます。
多分この世界線の伏黒家はみんな素直になると思います。椿が「家族大好き」な感情を隠さないので。

椿はメンタル回復力が異常に高い。
起き上がり小法師メンタルなので、すぐに復活するのです。
それだけのことが審神者時代にあったので。
あと、大切なもの(=家族と宿儺)が傍に居るので、回復力が高いのです。

というか宿儺が予想外に絆されてしまった。もっと呪いの王らしさを残したかったのに。
まぁ、術式のせいと、恵の存在によるものなんですが。
これ、ずっと信仰を続けていたら、将来もっと慈悲深くなる可能性もあるのが怖いな……。
あと、宿儺が縛りを気にしていたけれど、椿との間に結ばれた縛りの方が優先されるので実は殺しても問題なかったりする。
宿儺もこれに気付いているけれど、呪術界がこれに気付いたら面倒なので自分では手を下さなかったという裏話。
あと、モブ夢女をより絶望させたかったから。
だって、モブ夢女は“特別”になりたかったので。
でも宿儺に殺されたら“宿儺に殺して貰った”という価値が付いてしまう。それはいけない。
まぁ、流石の宿儺もそこまで読んでいたわけではないです。
ただ何となく、自分が手を下したら自分が不快になってしまいそうだな、と本能的に分かっただけです。
そしてそれが一番の正解というね。




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