うしさに






こうして見ると、椿がバレーの天才のように見えますが、別に特別才能があるというわけではありません。
活躍できたのは、周りが幼い子供だったからで、このままバレーを続けても、ベンチ入りが精一杯。
高校ともなると、もうベンチに入ることも出来ないでしょう。よほどの弱小校なら別ですが。
そもそも、椿の中でバレーはかくれんぼや鬼ごっこの類い。牛島と遊ぶための手段の一つで、競技としてやるという感覚はあまりないもの。
もちろん、クラブに所属していたときは、そのとき出来る精一杯をしていたけれど。
そのため、牛島と一緒にプレー出来ないのに続けるつもりはなく、もともと所属したいと考えていた剣道部や薙刀部に入部しました。
こちらの方は割と才能があるんじゃないでしょうか。刀剣男士にも教えを請うていましたし。

そして、どこの世界でも覚悟ガンギマリな椿。
この世界では、牛島さんの一途さを誰よりも知っているので、彼に好かれた時点で自分の未来を悟った。彼はきっと、ずっと自分を想い続ける、と。
そんでもって、やっぱり恋心より愛情が先に生まれてしまうのが椿という女。
これだけ自分を想ってくれる相手に、自分が何も返さないなんて出来ないよな、と精一杯の愛情で返すのが椿です。




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