月の観測者






真名:岸波白野
クラス:オブザーバー

身長:160cm
体重:45kg
性別:女
出典:不明
地域:不明
属性:中立・善

筋力 C
耐久 A
敏捷 B
魔力 C
幸運 A
宝具 EX


過去の人物を基盤に作られたNPC。
意思を持ち、魂を派生させたバグ。
生存を許されないイレギュラー。

彼女が英霊として在れるのは月で行われた聖杯戦争の勝利者であり、世界を救う偉業を成したからである。
出自がどうであろうと、本人にその自覚が無かろうと、その功績は英雄と呼ばれるに相応しい。
しかしそれは誰にも知られず、語られることのない事実。
ならば何故、彼女が英霊たれるのか。
それは共に聖杯戦争を駆け抜けた相棒が、彼女を英霊たらしめるために助力したからである。


***


オブザーバー

観測者の英霊。エクストラクラスの一つ。

すでに聖杯戦争として機能していない聖杯戦争の行く末を見守るために、聖杯自身に召喚される第三者。
故に、本来ならば絶対に聖杯戦争には召喚されないイレギュラー。

オブザーバーとして聖杯戦争に参加するには『第三者』である自覚が必要とされる。
基本的にオブザーバーは聖杯戦争に関わることは無く、進行を見守る立場。
特定の人物に肩入れする様な言動は慎まなければならない。

しかし例外として、その戦いの果てに世界の崩壊を招きかねない事態に陥った場合のみ、聖杯戦争に関わることが出来る。


***


クラススキル

枠外の視点 EX
聖杯戦争に参加している全てのサーヴァントの居場所、及び聖杯の在処を把握することが出来るスキル。
気配遮断を持つアサシンクラスでさえ、このスキルから身を隠すことは出来ない。
行方を見守る、観測者の視点。


聖杯による抑止 EX
人類存続を守るため、全てのオブザーバーが所有するスキル。
どんな相手にも必ず有利な相性関係を持つことが出来る。
これは人類悪に対しても有効。
ただしこのスキルが使用できるのは世界の崩壊を招きかねない事態に陥った場合のみ。
つまり聖杯戦争に関わりの無い戦いでは発揮されないスキル。



保有スキル

女難 EX
彼女の人生には、常に多くの女性が関わっていた。
時に助け合い、時に笑い合い、時に対立した。
時には恋慕の情を向けられ、その一途な想いは暴走し、敵対することになる。

白野一人であったならA+と呪いレベルの女難で済んだのだが、イシュタルという女神級の女難を持つギルガメッシュと合わさったことにより、その相乗効果でEXと呪いでは済まされないレベルにまで昇華された。
今後の人生、彼女らが女難の相から逃れることは出来ない。


前進 EX
腹が吹き飛び、頭だけになっても彼女は進むことをやめない。
例えそこに希望が無くとも、諦めることだけはしたくない。
いつだって、それだけを誇りに生きてきた。

それが『岸波白野』という人間の真価である。


勝利者特権 EX
勝利者に与えられる正当な報酬。
聖杯の力を一部借り受け、未来を演算する。
つまりはムーンセルの行使。

ムーンセルが観測器である以上、聖杯戦争に必要以上に加担することはない。
あらゆる困難を、人間の力で乗り越えることを良しとしている。
そのため借り受けられる力はあくまでほんの一部のみ。
しかしムーンセルが聖杯であった以上、その能力は未知数。
それに加えて、正当な使用権を持つ白野以外が使用すれば、何が起こるか分からない。
そのためこのスキルのランクはEXとなっている。

ムーンセルに接続し未来を演算することによって、戦闘で必ず先手を取れるスキル。
他にも味方全体に回避付与などの効果がある。



宝具

「たとえ心が折れていても、剣はまだ、この手の内に。―――来て、”私の剣(ギルガメッシュ)”―――!」

戦いの果てに彼女が得たものは、何も勝利だけではない。
走り抜けられる未来。広大な旅路。
共に語らい、共に戦い、これからを共に歩む相棒である。

普段は白野が攻撃し、その補助をギルガメッシュが行う戦闘スタイル。
この宝具を使用することによってギルガメッシュが戦闘を行い、白野がサポートする戦闘スタイルに変化する。
ちなみにこのギルガメッシュ、神話礼装の右手にエア、左手に友という慢心/Zero状態である。
つまり勝ち確宝具。宝具ランクEXも頷けるというもの。




4/5ページ
スキ