監督生とnot監督生と成り代わりジャミル
イグモブ:出席かくにーん!
イグモブ:監督生さーん!
監督生:はい!
イグモブ:ジャミルちゃーん!
ジャミル:は、はい!
イグモブ:うんうん、元気なお返事ありがとー
イグモブ:監督生さんが新たに加わった事だし、改めて自己紹介しよっか!
イグモブ:私はイグニハイド寮3年のイグモブです
イグモブ:元はおそらく監督生さんと同じ世界のOLで、ツイステガチ勢のスカラビア推し
イグモブ:イグニハイド寮生になってからはシュラウド兄弟も推してるよ!
イグモブ:ちなみに男装とかそんなのではなく、普通に男として転生してますね
イグモブ:ジャミルちゃんはあんまりスマホ慣れしてないから、監督生さんから自己紹介して貰っていい?
監督生:はーい!
監督生:ユウこと監督生です!
監督生:ごくごく普通の女子高生で、青春を謳歌する予定でした
監督生:ツイステは配信されていたストーリーは一応全クリ済み
監督生:推しはリーチ兄弟です!
イグモブ:うんうん、リーチ兄弟も推せるよね!
イグモブ:ジャミルちゃんはそろそろ準備出来たかな?
ジャミル:は、はい、大丈夫です
ジャミル:えっと、ジャミル・バイパーです
ジャミル:スカラビアの副寮長をしている2年生です
ジャミル:ジャミルになる前は女子中学生でした
ジャミル:ツイステはお姉ちゃんが好きでした
ジャミル:でも私はくわしくなくて、好きなキャラも分かんないです……
ジャミル:でも、先輩が教えてくれたので、ストーリーは理解しました!
ジャミル:オーバーブロットしない事が目標です!
ジャミル:えっと、よろしくお願いします!
イグモブ:おっけおっけ!ちゃんと挨拶出来て偉い!
監督生:おわ……かわい…………
監督生:守らなきゃ……
イグモブ:分かる?監督生さん
監督生:このたどたどしさ、ヤバいですね
イグモブ:だよね
イグモブ:あのどえっちな策謀家の中身が純情少女
イグモブ:推すしかない
ジャミル:わ、私えっちじゃないです!
イグモブ:ごめん、ちゃんと分かってるよ!
イグモブ:ジャミルちゃんの反応がかわいくてつい!
ジャミル:いじわるしないでください!
監督生:ジャミル先輩めちゃかわ……
監督生:それで、私が招待された理由は、やっぱりオバブロ阻止が目的ですか?
イグモブ:話が早くて助かる……
イグモブ:原作壊すことになるんだけど、オバブロ阻止したいんだよね
イグモブ:推しは幸せであってほしいタイプのオタクなんで
監督生:オバブロ要員のジャミル先輩が成り代わりって言う時点で原作はぶっ壊れてますけどね
監督生:私もオバブロ阻止は賛成です
監督生:所でジャミル先輩は、オバブロの兆しみたいなのってあったりします???
ジャミル:えっと、カリムの事は嫌いじゃないです
ジャミル:でも、ちょっと仕事が多くて疲れます……
ジャミル:一人になりたいと思ったり、落ち着く場所で休みたいなって思う事も少なくないです
ジャミル:だから、NRCに入学してからはモストロ・ラウンジに逃げ込んでいました
監督生:ナイス判断です、ジャミル先輩!
監督生:でも、何でモストロ!?
監督生:そこはだいぶヤベー場所ですよ!?
イグモブ:それな
イグモブ:でもね、結果として間違って無かったっぽいんだよね
イグモブ:オクタ組にめちゃくちゃ溺愛されてるから
イグモブ:あと、バスケ部にも
監督生:まじスか……
監督生:って、バスケ部???
監督生:先輩、バスケ部なんですか?
イグモブ:私、バスケ部のマネージャーなんだよね
イグモブ:推し見たさにお外出てるの……イグニ生にしては頑張ってると思うの……
監督生:そう言えばイグニハイドでしたね……
監督生:それで、溺愛されてるっていうのは?
イグモブ:これはジャミルちゃん達が1年の頃の話なんだけど、フロイドくんがダンク決めたのね?
イグモブ:それをジャミルちゃんがめっちゃキラッキラした目で見てたのを、フロイドに気付かれたんだ
イグモブ:「なぁに?何か用?」
イグモブ:「いや、えっと、ダンクシュート、凄いなって……。か、かっこいい……」
イグモブ:「ふぅん……。やってみる?」
イグモブ:「えっ?」
イグモブ:「やりたいの?やりたくねぇの?」
イグモブ:「や、やってみたい!でも、どうやって……って、わぁ!?」
イグモブ:「はい、どーぞ」
イグモブ:機嫌が良かったらしいフロイドがジャミルちゃんを抱っこしてダンクシュート打たせてあげてました
イグモブ:ダンク打てたジャミルちゃんはテンション爆上がりでほっぺた真っ赤にして喜んでて、めちゃかわでした……!
監督生:何それ見たかった……!
ジャミル:見なくていいです!
ジャミル:先輩も何で言っちゃうんですか!
イグモブ:監督生さんが同士になりそうな気配を感じたから、つい
ジャミル:あの後すっごい頭撫で回されて、すっごく恥ずかしかったんですからね……!
監督生:これは溺愛しますわ……