【彼は】従者くんについて語るスレ【傾国】
1名無しのスレ主寮生
ここは従者くんの傾国っぷりを語るスレです
従者くんガチ勢に刺されたくなければアンチ言動は自己責任で
ガチ勢&ガチ勢予備軍メンツまとめ
・主人くん
・ポムの女王
・狩人
・獅子寮長
・鬣犬
・オクタのやばいトリオ
・薔薇寮長
・炎髪先輩
・クル先生
・妖精王
・高尚の騎士
2名無しの不屈寮生
改めてみるとやべぇな
3名無しの厳格寮生
ガチ勢メンツ見てアンチする奴はいねぇだろ……
4名無しの熟慮寮生
獅子寮長やら妖精王がいる時点で危機感がある奴は距離を置く選択を取る
5名無しの勤勉寮生
どうしてこうもやべぇ奴しかいないのか
6名無しの慈悲寮生
早速投下するわ
バスケする方のウツボの話な
従者くんに気分が乗らないから部活をサボる旨を伝える
「そうか……。今日のミニゲーム、一緒のチームだったんだけどなぁ……」
従者くんがしょんぼり
ウツボが顔を覆う
「………………やっぱ行く」
「え? 気分が乗らないんじゃ……?」
「従者くんと一緒のチームでゲームやれんなら行く~。良いパスちょうだいね?」
「ふふ、もちろん。その代わり、ちゃんと決めろよ?」
「あはっ、当たり前じゃ~ん! ぜ~んぶ決めてあげる」
嬉しそうに笑った従者くんにウツボもテンション爆上げ
その日の部活はウツボが無双しました
7名無しの不屈寮生
しょんぼり顔だけで気まぐれウツボの気分変えちまうのかよ、すげぇな
8名無しの慈悲寮生
従者くんとおしゃべりすると機嫌が上向くので助かってます
9名無しの慈悲寮生
従者くんがうちに来てくれなくなるとトップ3が大変めんどくさいことになりそうなので、寮全体で歓迎しています
10名無しの慈悲寮生
従者くんうちの寮生になってくんねぇかな
11名無しの奮励寮生
怒濤のオクタ生
12名無しの高尚寮生
確かにウツボの気まぐれは学年問わず有名だし、実際大変そうだとは思うわ
13名無しの厳格寮生
てか、トップ全員骨抜きかよwwwww
14名無しの勤勉寮生
転寮させようもんならスカラと全面戦争待ったなしだぞ
15名無しの熟慮寮生
迎撃準備は出来ているが???
16名無しの勤勉寮生
すでに準備万端かよ
17名無しの厳格寮生
次投下するぞー
俺が見たのは妖精王との会話
「あ、妖精王先輩、こんにちは」
「ああ、従者か。久しいな」
「はい、この間はありがとうございました。ためになる話を聞かせていただいて」
「いや、従者が声をかけてくれなければ寮長会議に遅れてしまうところだったからな。その礼だ」
「そんな……。たいしたことじゃありませんよ」
「僕が礼をしたかっただけだ。お前が気にする必要はない」
「そうですか……?」
こて、と首をかしげながら「いいのかなぁ」って顔してた
妖精王はそんな従者くんを見ながら「かわいいなぁ」って顔をしながら指で従者くんの髪を撫でてた
「……そういえば、従者は古代呪文語に興味があるのだったな」
「あ、はい! それが何か……?」
「僕の私物に、この学園の閲覧制限書棚にある古代呪文学の本がある。その本が閲覧できるようになるには3年生以上、成績上位10名にならなければならない。……興味はないか?」
「!! あ、あります!」
妖精王の言葉に従者くんがぱぁっと顔を輝かせた
従者くんって普段は“控えめな美”って感じだけど、笑うと花が咲いたみたいに華やかな雰囲気になるのな
18名無しの奮励寮生
何でそんなもん持ってんの妖精王
19名無しの不屈寮生
やっぱ王族はちげぇな
20名無しの慈悲寮生
確かに従者くんって女王みたいに一目見て「うわっ、めっちゃ美形!」ってはならないけど、すれ違ったときとかに「今の人めっちゃ美人じゃなかった!?」って思わず二度見しちゃうような感じだよな
21名無しの熟慮寮生
従者くんって笑うとかわいいよな~
22名無しの不屈寮生
てか、さらっと妖精王が従者くんの髪撫でてるんだけど……
23名無しの厳格寮生
続き
「でも、閲覧制限がある本を、俺が読んでも良いんでしょうか……?」
「ふふ。僕の本をどのように使っても問題ないだろう。まして、後輩の知識欲を満たすために見せたものを咎められるいわれはないな。まぁ、どうしても気になるというのなら、学園にバレないように僕のところで読めば良い」
「でも、ご迷惑じゃ………」
「構わない。だが、どうしても気になるというのなら、廃墟巡りにでも付き合って貰おうか?」
困ったように眉を下げる従者くんに妖精王が対価を提案
対価って言うかデートのお誘いかな?
「そんなことでいいならご一緒させていただきます。俺は金曜の放課後と土曜日なら一日空いています。妖精王先輩のご予定はどうでしょうか?」
「その日なら僕も予定はないな。しかし、主人の護衛は良いのか?」
「金曜の朝から土曜の夜まで、主人は実家に帰るんです。旦那様……ご当主様の商談について行くことになりまして、俺はお留守番なんです」
「なるほど。そういうことならば、ディアソムニアに泊まりに来るというのはどうだ? 僕の部屋で読めば学園にもバレないし、内容の解説もしてやれるぞ?」
「それは、とてもありがたいですけれど、お邪魔してしまって良いんでしょうか……?」
「僕が許す。それに、後輩をかわいがるという経験は学生のうちにしか出来ないことだからな」
「……ふふ、じゃあ後輩らしく先輩に甘えさせていただきますね」
「金曜の放課後に迎えに行こう。教室で待っているといい」
「分かりました。楽しみにしています。でも、ただで泊まるのは気が引けるので、お泊まりの間の食事は俺が用意させていただきますね」
「助かる」
デートどころかお泊まりのお約束までしちゃってて驚いたよな
24名無しの熟慮寮生
おいおいおいおい
25名無しの熟慮寮生
主人くんいないときにデート及びお泊まりかよ
26名無しの奮励寮生
>>25その表現はやめとけ
妖精王が間男みたいだろ
27名無しの勤勉寮生
>>26妖精王が間男というパワーワード
28名無しの慈悲寮生
詳細知ってるディアソ生いる???
29名無しの奮励寮生
妖精王もガチ勢っぽいから、多分二人きりでお泊まり楽しんでそう
30名無しの高尚寮生
詳細は知らないらしいけど、お泊まりに来てた従者くんと遭遇した奴発見した
そいつ曰く、ご飯は妖精王先輩、蝙蝠先輩、騎士と一緒に食べてたってさ
寝るときは妖精王先輩の部屋に泊まったっぽい
蝙蝠先輩がうきうきしながら「ついに妖精王に春が!?」的なこと言って盛り上がってたらしい
騎士が諫めてるのを見たって
31名無しの慈悲寮生
マジかよ
32名無しの熟慮寮生
本当にお泊まりしたんだ……
33名無しの厳格寮生
そう言えば、この前妖精王が女王に追いかけ回されてたような……
34名無しの奮励寮生
>>33俺も見たわ……
35名無しの勤勉寮生
俺は獅子寮長が狩人と鬼ごっこしてんの見たけど
36名無しの慈悲寮生
>>35それはいつものことだろ
37名無しの不屈寮生
あいつ、仮にも自国の第二王子相手に……
38名無しの熟慮寮生
鬣犬と獅子寮長の話するわ
多分、>>17のレスの後日談的なやつ
「あ、従者くん!」
「ん? どうした、鬣犬」
「今日ってどっか時間ある? 獅子寮長さんがこの前話した本が手に入ったって言えば伝わるって言われたんスけど……」
「えっ、この前話した本って、古代呪文語の絶版本のはずなんだが……。あれが手に入ったのか……?」
「あの人、一応王族だし、それくらいの伝手はあるんじゃないッスか?」
「そうなんだ……。妖精王先輩も珍しい本を持っていたし、王族ってすごいなぁ……」
本当に感心してるような顔で目を輝かせてた
そんな従者くんを見て鬣犬が不穏な気配を漂わせてた
「…………何で妖精王先輩?」
「え? ああ、うん。この間、妖精王先輩に珍しい本を見せて貰ったんだ。それがなかなか手に入らないような本だったから、つい思い出してしまって……」
「ふぅん……?」
「それで、ディアソムニアにお泊まりさせて貰って、詳しい解説もしてくれたんだよ」
「……………………………………へぇ?」
瞳孔がキュッと細くなって、モザイク必須な顔してた
従者くんはお泊まりのときのことを思い出してかニコニコしてたな
39名無しの勤勉寮生
ひぇぇ………
40名無しの不屈寮生
鬣犬ってかわいい系の顔してるけど、結構エグい表情するよな
41名無しの厳格寮生
獅子寮長と妖精王は仲悪いからなぁ
42名無しの不屈寮生
バスケする方のウツボのネタ投下するわ
錬金術の授業で優秀同士で組んで、速攻終わらせて暇してたウツボが従者くんに絡んでたのを見たときの話
「なんか面白いことやって」
「面白いこと……?」
「一発芸的なやつ。暇だからなんかやってよ」
「え、えっと……」
無茶ぶりされて困ったような顔して「う~ん」って悩んでたけど、何か思いついたのか、ほっぺたを円を描いた指で挟んだ
「たこ焼き」
なんちゃって、って照れたようにはにかんでた
正直めちゃくちゃかわいかった
「は? かわいい。優勝」
機嫌良くてニコニコか機嫌悪くてイライラの二択なウツボが真顔になってた
「食べていい?」
「えっ!!?」
「食われるのはあんたよ」
従者くんを捕まえようとしたウツボの後ろにはいつの間にか包丁を持った女王がいた
その更に後ろには超絶笑顔で何やら危なげな薬品が入ったフラスコを持った狩人が………
43名無しの勤勉寮生
女王の存在感で、何で言葉を発するまで気付かれないの
44名無しの熟慮寮生
狩人もそうだけど、ポムってアサシン養成所なの?
45名無しの奮励寮生
>>44いいえ、違います
46名無しの奮励寮生
>>44特殊な訓練を受けているのは女王と狩人だけです
47名無しの奮励寮生
>>44ポムフィオーレは奮励の精神に基づく健全な寮です
そんな恐ろしい訓練は行われておりません
48名無しの勤勉寮生
でもお前らの寮の寮長の選出基準って毒を作るのが一番上手い奴って聞いたけど……
49名無しの奮励寮生
>>48聞き間違いじゃないですかね???
50名無しの奮励寮生
>>48間違った情報を教えられた可能性が高いですね
その情報を教えた奴に手袋を叩き付けに行きますので、お教え願えます???
51名無しの勤勉寮生
めっちゃ野蛮じゃん……
52名無しの奮励寮生
僕が不穏な流れをぶった切ってやろう
狩人と従者くんが二人で歩いてて、その先に女王がいたんだ
それに気付いた従者くんが目を輝かせて
「あ、お兄ちゃんだ!」
って嬉しそうに言ったんだ
狩人もちょっとびっくりしてたけど、従者くんが一番驚いてたよ
「あっ……! す、すいません! あの、ま、間違えました………」
「……ふふ、女王は君にとってとても慕わしい相手なのだね」
「そうですけど、そうなんですけど、そんな顔で見ないでくださいぃぃ………」
女王を「お兄ちゃん」って言い間違えて真っ赤になってる従者くんを、狩人はとても微笑ましいものを見るような慈愛の表情を浮かべていた
そんな狩人に従者くんはますます羞恥心を募らせて、最終的に顔を覆ってしゃがみ込んでしまったよ
「あ、あの……」
「何かな?」
「い、今の、内緒にしててくださいね……?」
「おや、どうしてだい? 君に兄のように思われていると知ったら、女王もとても喜ぶと思うのだけれど」
「だ、だって、先輩に対して“お兄ちゃん”なんて失礼ですし……。そ、それに……は、恥ずかしい、です………」
徐々に尻すぼみになっていく従者くんに狩人は優しげな笑みを浮かべて隣にしゃがみ込んだ
「恥ずかしがることなんかじゃないさ。その思慕はとても美しいものだよ。それに、君のような愛らしい後輩が“兄”として慕ってくれるなんて、天にも昇るような喜びに包まれるだろうね」
「………………本当?」
「もちろんだとも! 私だったら君を抱き上げて、みんなに自慢して回るくらいに舞い上がってしまうだろうね!」
「大袈裟過ぎません? でも、あの、ありがとうございます。その………………狩人、お兄ちゃん………」
真っ赤な顔ではにかむ従者くんの顔を見て、狩人は一瞬身体を硬直させた
そして次の瞬間には従者くんを思いっきり抱きしめていたね
53名無しの勤勉寮生
それは抱きしめますわ………
54名無しの熟慮寮生
狩人そこ代われ~~~!
55名無しの慈悲寮生
従者くんって長男だろ?
なのに「お兄ちゃん」って出てくるとか、マジで女王のこと慕ってるんやな
56名無しの不屈寮生
あれ? 狩人のことならマジで抱き上げて自慢して回りそうなのに……
57名無しの厳格寮生
>>56流石に女王に止められたんじゃね?
58名無しの奮励寮生
狩人に抱きしめられた従者くんはさっきとは別の意味で顔を真っ赤にしてあわあわしていたよ
「あわわわわ……! せ、先輩! あの、あのっ、」
「ああ、ムシュー・マルチ! 君はなんて愛らしいんだ!」
「ひゃあっ!? せ、先輩、先輩! 降ろして、降ろしてくださいぃぃ……!」
「狩人!!!!!!!!!!」
従者くんを抱きしめて、そのままお姫様抱っこで抱き上げた狩人
羞恥の余り悲鳴のような声を上げる従者くん
その声で二人の存在に気付いた女王が二人の状況を見て一瞬で般若のような顔になり、その細身の身体から出たとは思えない怒声を上げた
「ひえっ!? 女王先輩……」
「狩人、その子を降ろしなさい。嫌がっているでしょう」
「ああ、すまない。ムシュー・マルチの愛らしさに舞い上がってしまってね。ムシュー・マルチ、不快な思いをさせてしまったね」
「あ、あの、不快とかはなくて、ちょっとびっくりして……」
「ふふ、それなら良かった」
「はぁ、全く、狩人は夢中になると視野が狭くなるんだから……。次からは気を付けなさい。アンタと言えど、容赦はしないわよ」
「もちろん分かっているさ。私だって、彼を傷つけたいわけではないからね」
「なら良いのよ。それで? 二人は何故そんな状況になったの?」
「えっ!?」
まさかこの状況に陥った原因を聞かれると思わなかったのか、従者くんが慌てだした
基本的に素直な従者くんが先輩に尋ねられたことを言いよどむことは少ない
それを不審に思った女王の眉間にしわが寄る
「か、狩人先輩……。い、言っても、大丈夫だと思いますか……?」
「ああ、もちろんさ! 自信を持って言ってみると良い」
狩人の言葉に背中を押されたのか、従者くんが意を決して一言
「…………じ、女王、お兄ちゃん……」
女王は目を見開いて固まった
そして一瞬の間を置き、女王が従者くんを思いきり抱きしめた
従者くんは突然のハグにあわあわ
もう恥ずかしくて仕方なかったのか、女王の胸に顔を埋めていたよ
そのときの女王は“この子はアタシが守る”って顔をしていたから、今後の警備はより一層厳しくなることだろう
気を付け給えよ
59名無しの勤勉寮生
女王の反応もしゃーない
60名無しの厳格寮生
スキンシップが苦手な従者くんもかわい~~~!!!
61名無しの慈悲寮生
もうすでに要塞レベルなのに、これ以上周囲を固めてどうすんの???
62名無しの不屈寮生
これ、ミドル上がりのガキ共は大丈夫なのか?
63名無しの勤勉寮生
>>62速攻落ちるに一票
64名無しの厳格寮生
>>62女王やら獅子寮長やら、やべぇのを軒並み落としてるし、ミドル上がりなんてイチコロでしょ
65名無しの熟慮寮生
来年が怖ぇな
66名無しの廃墟寮生
終わり