バスケ部のお姫様






おまけというか、入れどころか分からなかったネタ

ケイトが写真を撮ろうとして、エースが教科書でジャミルの顔を隠す。
「駄目ッスよ、ケイト先輩。我が部のマネージャーをタダで撮ろうなんて」
と言いつつ、ジャミルに視線を向ける奴を示す。
あー、これマジカメにアップしたらヤバいな、と理解してエースの言葉に乗る。
「え〜、やっぱりお高いの?」
「もちろん! あ、徴収係はフロイド先輩なんで」
「あっ、思ったよりガチのやつ」
まさかの双子の片割れまで懐柔しているのか。
バスケ部は部活全体で仲が良い。部員の誰かが誕生日の日にはパイ投げで盛大に祝ったりするくらいだ。ジャミルとフロイドの仲が良くても何ら不思議では無い。
最も、仲良くしているところを想像する事は出来ないけれど。


「もしかしてアジームが仕組んだんじゃ……?」
「俺がジャミルを傷付けるって言うのか?」
「いや、そう言うわけじゃないけど……」
「やるなら同意を得てからじゃないとな!」
「待って???」
「こっわ……」
「バイパー逃げて、超逃げて」




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