ジャミル・ドラコニアは過去が重い






あとがき

話している内容は(この小説内では)全部本当のことだけど、わざと同情を引くように話した。
だって彼ら、学園内でもトップクラスで実力あるし、面倒くさいし、権力があるので。敵に回すのは御免被るのです。
「どうでもよくなるんだよ」は「(自分を愛してくれない家族なんて)どうでもよくなるんだよ」が正解。
同情したら駄目なタイプの主人公。同情したら最後、骨の髄まで付け込まれます。
自分を想って泣いてくれた三人に内心満面の笑み。
正直、同情してくれたら万々歳。味方になってくれたら万歳三唱、くらいに思っていたので、セコムになってくれたのは嬉しい誤算。
ヴィラン属性のくせにちょろくて最高だなってほくそ笑んでる。




3/3ページ
スキ