複数成り代わりのフロジャミ
フロイドが入学式でジャミルに一目惚れ。
知識と違う! とジャミルがフロイドを成り代わりだと判断。
話を聞くことになるが、その間もめっちゃアプローチされ、判断が出来ずに終わる。
後にイデアがアズールから話を聞いて、フロイドが成り代わりの可能性を見出し、フロイドとジャミルと接触。
そのときにフロイドが知識無し成り代わりだと判明。
ちなみにマレウスは原作と違い、割と積極的に人と関わるので、イデアの成り代わり判定に引っかかったことで交流がスタートした。
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ジャミル「これ、どうすれば良いんですか!? フロイド、前世の記憶はあるけど、ツイステの知識は無いんです!」
イデア「そういうパターンなの!? ゲームのキャラって受け入れられないタイプだったらどうしよう……」
マレウス「話してみなければ分からないだろう」
ジャミル「そうですけど!!!」
フロイド「つまりオレらって同じ物語の登場人物で、主要人物だったってことでしょ? それって運命じゃーん! ねぇ、やっぱりオレら番う運命だって。ね? オレと番になろ?」
ジャミル「息をするように口説くのはやめてくれ、本当に!!」
イデア「呆気なさ過ぎて消化不良なんだけど」
マレウス「この世界で恋の力は偉大だからな。メンタルが強化されているのだろう」
イデア「精神干渉すらしちゃう恋の力怖すぎ」
フロイド「ウツボは本来臆病な生き物なんだよ? まぁ、ジェイドは割と暴れるの好きだけど」
イデア「実はヤバい方のリーチは本当にヤバかったのね……」
フロイド「実はヤバい方のリーチ?」
イデア「界隈で言われてたの」
フロイド「界隈?」
イデア「気にしないで」
マレウス「何かあったら僕を呼ぶと良い。リーサルウェポン・ドラコニアとして力を貸そう」
イデア「シャレにならんやつやめーや」
ジャミル「俺、本当は凄いんですよ。スカラビア寮の寮生くらいなら余裕で洗脳できるくらいの魔力量持ってますし、座学も体力育成も飛行術もトップ取れる自信あるし、料理だってプロに認めて貰ったし、歌もダンスも大会優勝レベルですよ」
イデア「待って、それはガチで凄いな???」
マレウス「それは本当に一人の人間のスペックか???」
イデア「いや、マレウス氏が言うな???」
フロイド「マジで~? そんなことまでできんの? ジャミルの手料理とか超食べた~い!」
イデア「確かに食べてみたいのは分かる……」
フロイド「てか、何で我慢してるの? 成績良い方が色々と有利じゃん。トップ取れるならトップ取った方が良くね?」
ジャミル「そんなこと出来るわけないだろ? 俺はカリムを越えちゃいけないんだから」
フロイド「じゃあ、ダンスとかは? ダンスとか趣味の範囲じゃん。そこまで制限されなきゃいけねぇの?」
ジャミル「………………」
フロイド「じゃあ、オレにだけ見せて?」
ジャミル「え?」
フロイド「オレの前でだけ遠慮しないで好きなだけ歌って、好きなだけ踊って。オレとジャミルの二人だけの秘密にすんの。ね?」
ジャミル「おれもいちばんになりたい」
フロイド「ならさ、オレの一番になってよ」
ジャミル「え?」
フロイド「オレの一番好きな人」
フロイド「っていうかそもそもさ。中身が違う時点でジャミルは物語のジャミルじゃないじゃん。辛いならやめちゃえば良いよ。オレ達はジャミルが苦しいなら“ジャミル“でいる必要ないと思ってるし」
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ちなみにこの話の監督生は脳内お花畑タイプの恋愛脳。
自己中心的で自分がお姫様でないと気が済まない。
原作通り進めばちやほやして貰えると思った監督生がキャラを無理矢理オバブロさせていく。
誰かがオバブロしたときに落ちてた石を飲み込ませてオバブロさせたりする。
自分が愛されるためなら手段など選ばない。
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2章
2章のジャミル負傷を受けて、フロイドが怪我したジャミルのお見舞い。
その後、監督生がジャミルの元に来たとき、フロイドがいて、原作との違いに驚く。
監督生「な、何でここに?」
フロイド「お見舞いー。ジャミルが怪我したって聞いたから」
カリム「ははは。フロイドとジャミルは仲が良いんだ!」
ジャミル「仲良くない」
フロイド「えー? 仲良いでしょ?」
ジャミル「ぎゃ!? 抱きつくな!!」
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3章
3章はレオナが契約書を砂にするのを知っていたので、契約書を予めすべてすり替えておいた。
そしてイソギンチャク分だけ解放することでアズールのオバブロを回避。
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4章
ジャミルを成り代わりだと判断した監督生が原作通り進ませるために、誰かがオバブロしたときに残した黒い石をパクってジャミルに飲ませる。
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5章
※4章で監督生が悪女だと分かったのでオンボロ寮に監督生は居ない状態。
フロイド「えっ!? オンボロ寮で合宿!? ウミネコくん達と!?」
ジャミル「ああ。団結力を上げるためには丁度良いからな」
フロイド「ずるい! オレもジャミルとお泊まりしたい!」
ジャミル「お泊まりではないんだけどな………。使えない部屋が多いから、掃除から始めないといけないし……」
フロイド「そっからなの!? てか、それなら部屋割りとかどうなってるわけ!?」
ジャミル「俺とカリムは二人部屋だな。寮と違って術式とか組んでないし」
フロイド「はぁっ!!? ダメダメ絶対ダメ!!! いくらラッコちゃんでも許せない!!!」
ジャミル「そんなこと言われてもなぁ………」
フロイド「じゃあ、俺がマネージャーやる! 監督生の代わりする!!」
ジャミル「へぁっ!?」
フロイド「ちょっとベタちゃん先輩んとこ行ってくる!!」
ジャミル「ちょ、フロイド!?」
この後マジでマネージャーになった。