設定集






リーチ兄弟の弟になった山姥切国広の話

注意
・姐さん本丸の山姥切国広
・元ブラック本丸出身
・愛され要素あり


クニヒロ・リーチ
シリキルリスズメダイの人魚。
卵の時にリーチ兄弟に拾われ、リーチ家で孵化される。
卵はかなり傷付いており、孵化しないのではないかと思われていた。
しかし、驚異的な生命力によって孵化。
ウツボと比べて小さいクニヒロはリーチ家の庇護欲を誘い、めちゃくちゃ溺愛されている。
ちなみに家族の要望で髪を伸ばしている。

成長するにつれて性格が荒くなることで知られているシリキルリスズメダイの人魚だけど、前世の記憶もあって基本的に穏やか。
シリキルリスズメダイなので、背は前世よりかなり小さい。
小さい割にめちゃくちゃ泳ぐ魚なので体力があり、丈夫な魚なのでかなり打たれ強い。

両親曰く名前は東の国の小説の主人公からとったとのこと。
その事から東の国に興味を持ち、調べてみると日本に酷似していることが判明。
いつか行ってみたいなと考えている。

ジェイドとフロイドのことは「兄弟」呼び。
アズールのことは「アズール」と呼んでいる。

ちなみにサバナクロー寮になるので入学式でアズールがブチ切れる未来が待っている。
ヴィル達にはその見た目からポムフィオーレ寮になると思われていたので、まさかのサバナクローで驚愕される。

「リーチ弟」や「サバナクローのリーチ」などと呼ばれる。
リーチ兄弟の弟なのでどんだけヤバい奴なのかと思われていたら小さいし大人しいので舐めらている。
最初は喧嘩を買う気は無かったが、自分を使って兄弟やアズールを害そうとする声が聞こえてきたので、売られた喧嘩はお高くお買い上げすることにした。
高値で買われた奴らはみんな血の海に沈むことになったので「実は一番ヤバいリーチ」と恐れられるようになる。



所属する寮:サバナクロー
学年:1年B組
誕生日:春
身長:157cm
年齢:15歳
利き手:右
出身:珊瑚の海
部活:所属無し
趣味:東の国について調べること
得意科目:体力育成
嫌いなこと:侮られること
好きな食べ物:和食
嫌いな食べ物:特になし
特技:剣術

リーチ兄弟
自分たちが見つけてきた卵から孵った子なので可愛くて仕方がない。
もしかしたら無事に生まれてきてくれるか分からないと言われていたのでめちゃくちゃ過保護。
自他共に認めるブラコン。
「兄さん」と呼ばれるとテンションが爆上がりして暴走する。

アズール
グズでノロマなタコだったときから無条件に慕ってくれるクニヒロが可愛くて仕方が無い。
「兄さん」と呼ばれるとテンションが爆上がりして暴走する。



入学式にて
闇の鏡「汝の名を告げよ」
クニヒロ「クニヒロ。クニヒロ・リーチだ」
闇の鏡「汝の魂のかたちは……」

アズール(クニヒロは優しい子ですから、うちで決まりですね)
アズール(それにしても式典服もよく似合っていますね。流石クニヒロ)
アズール(ああでも、寮服は服に着られてしまいそうだ……。いや、それはそれでかわいいのでは???)
ヴィル(あら、なかなか綺麗な子じゃない。うちに決まりそうね)
リドル(ん? リーチ……? まさか、ね……)
カリム(おお~! ヴィルとは全然違う金髪だ! 陽の光を集めたみたいで綺麗だな~!)
レオナ(ねみぃ……)
イデア(うわ、圧倒的主人公顔……。絶対陽キャじゃん……。近寄らんとこ……)

闇の鏡「サバナクロー!」

「「「………………は???」」」

ヴィル「……まさか壊れちゃったのかしら? あの子、絶対にサバナクローじゃないわよね?」
カリム「だ、大丈夫か? そんな小さい子がサバナクローに入ったら食べられちゃうんじゃないか???」
レオナ「あんな食べでの無さそうな奴食わねぇよ……。だが、うちでやっていけるとは思えねぇな」
イデア「サバナクローとか真逆では???」
アズール「ふざっっっけるなよ、このポンコツがぁ!!! その子はうちの子だっっっ!!! 他にはやらん!!!!!」
カリム「アズール!!?!?」
リドル「リーチってやっぱりあのリーチかい!!?!?」
アズール「叩き割ってやろうか、あ゛ぁ゛!!?」
レオナ「キャラ変わってんぞ、おい」

クニヒロ「あ、アズールだ」
アズール「ああ、クニヒロ! サバナクローだなんて野蛮な寮ではなく、すぐにでも転寮申請を出してオクタヴィネルにして貰いましょうね!!!」
レオナ「オイコラ」
クニヒロ「サバナクローだったぞ! 離れてしまったけどよろしくな!」
アズール「勿論です!!!!!」
イデア「いや、チョッロ。チョロ過ぎですぞ、アズール氏」



飛行術にて
クニヒロ「凄い、飛べた!」
ジェイド「えっ、かわいい。常にかわいいを更新していく僕たちの弟最高過ぎません???」
フロイド「もう3メートルくらい飛べてんじゃん、俺らの弟天才じゃね???」
アズール「笑顔が眩しい……。もしかしてクニヒロは太陽だった???」
クニヒロ「見てくれ、兄弟! アズール!」
ジェイド「仰げば尊死」パタン
フロイド「気持ちは分かるけどジェイドォォォ!!?!?」ドシャァ
アズール「かわいすぎて墨吐きそう」ドバァ
フロイド「もう吐いてんじゃん、俺に突っ込ませるのやめてくれる!!!??」
アズール「そういうフロイドも膝をついてるじゃないですか」
フロイド「かわいすぎて腰抜けた」
ジェイド「貴方も大概ですね、フロイド」
クニヒロ「どうした、兄弟、アズール?」
アズール「何でもありませんよ、クニヒロ。もうそんなに高く飛べるようになったのですね。流石です」
ジェイド「ええ、優秀な弟を持って誇らしいです。ねぇ、フロイド」
フロイド「うん、クニヒロ、超かっこいい~!」
クニヒロ「ああ! 兄弟達に褒められたくて頑張ったんだ!」
「「「ごふっっっ!!!」」」
フロイド「かわいすぎるんだけど!!!」
アズール「ひぃん……(語彙力の死)」
ジェイド「え? かわいすぎるんですが、本当にサバナクローに居て大丈夫です??? 誘拐されたりしませんか???」



レオナと
レオナ「…………」ユラユラ
クニヒロ(獅子の尻尾は柔らかいのだろうか……)
レオナ「…………」ユラリ
クニヒロ(見た目は柔らかそうだよな……)
レオナ「…………」ユラリ
クニヒロ(触ったら怒られるかな……)
レオナ「……お前、猫だったか?」
クニヒロ「え? 人魚だから魚じゃないか……?」
レオナ「今、どう見ても猫だったぞ」
クニヒロ「え? そうなのか?」←尻尾を目で追ってた



ラギーと
ラギー「そういや、クニヒロくん。オクタヴィネルでのオーバーブロット騒動のとき、どこ行ってたんスか?」
クニヒロ「図書室に居たが?」
ラギー「幼馴染みなんスよね? あっちに付かなくて良かったんスか?」
クニヒロ「俺には俺のやりたいことがあるからな」
ラギー「じゃあ、俺らに文句とかは?」
クニヒロ「何故?」
ラギー「いや、契約書とか全部砂にしちゃったし……」
クニヒロ「お互い様だろう。監督生はオンボロ寮を担保に取られていたんだ。なり振り構っていられないのも当然だ」
ラギー「クニヒロくんは監督生くんの味方なんスか?」
クニヒロ「いや? ただ、あの廃墟同然の寮を人が住めるくらいまで修繕したのに、相棒を利用して奪われるとなったら、俺だってそれくらいするだろうな、と。身寄りのない世界で衣食住がかかってるとなったら死に物狂いにもなるのも当然だ」
クニヒロ「窮鼠猫を噛む。アズール達は鼠に噛まれただけだ」
ラギー「……クニヒロくんってドライッスね……」



ご都合主義なユニーク魔法:女体化
クニヒロ(ご都合主義が過ぎるな???)
アズール「控えめに言って人魚姫では???」
ジェイド「天使にだって劣りませんよ」
フロイド「かわいすぎて切れそう」
クニヒロ「兄弟???」
ジェイド「ああ、大丈夫ですよ、クニヒロ。でもサバナクローに帰すのは危険なので、今日はオクタヴィネルに泊まりましょうね」
フロイド「久しぶりに一緒に寝ようね~」
アズール「は??? クニヒロは僕の部屋で預かります。他寮の生徒を預かるのですから、寮長の僕が預かるのが妥当でしょう?」
ジェイド「おやおや、面白いことを言いますね、アズール」
フロイド「はぁ~??? クニヒロは俺達の弟なんだけど~???」

レオナ「……お前の兄弟めんどくせぇな」
クニヒロ「そうか? 賑やかで楽しいけどな」
レオナ「……はぁ。とりあえず、お前は今日は俺の部屋に泊まれ」
クニヒロ「別に自分の部屋でも構わないが?」
レオナ「何かあったら困るんだよ。拒否権はねぇぞ」
クニヒロ「??? 分かった」



嫌がらせと仲の良いモブとジャック
モブ1「魔法薬学の授業で何かあったのか? 俺、隣で別の授業受けてたんだけど、こっちまで声聞こえてきたぞ」
クニヒロ「大したことは無かったと思うが」
ジャック「いや、騒動の中心はお前だったからな?」
モブ2「マジかよ、お前が?」
ジャック「いや、こいつが何かしたわけじゃなくて、先輩の一人にこいつが薬品をぶっかけられそうになったんだよ」
モブ1「え!? 大丈夫だったか!!?」
クニヒロ「ああ。たいした薬品じゃなかったし、組んでたジャミル先輩が咄嗟に防衛魔法を展開してくれたからな」
モブ2「でも何でそんなことになったんだ? 兄貴関連なら心当たりしかないけど」
モブ1「お兄さん達関連の逆恨みか?」
クニヒロ「いや、多分違うな。相手がポムフィオーレの奴だったから」
モブ1「ポムフィオーレ?」
クニヒロ「ああ。この間ヴィル先輩に見目を褒められてな。そのときに周囲にいたポムフィオーレの連中が俺を睨んできたから、妬みじゃないか?」
モブ2「ああ~」
ジャック「羨ましいからって相手を害するのは違うだろ」
モブ1「それな」
クニヒロ「あと、ポムフィオーレの奴に告白されて断ったこともある」
モブ2「はい!?」
モブ1「え? それ、お兄さん達知ってる???」
クニヒロ「“喜べ、お前は引き立て役に選ばれた。隣に立つことを許す”なんて言われたら断るよな」
ジャック「それは本当に告白か?」
モブ1「違うと思う」
モブ2「俺の知ってる告白とは違うな」
クニヒロ「ちなみに兄弟やアズールには言っていない」
モブ1「英断だ」
モブ2「名も知らぬポムフィオーレ生の命が守られた」
ジャック「でもさっきの騒動はアズール先輩たちの耳にも入っているぞ」
モブ2「ポムフィオーレ終了のお知らせです」
ジャック「ちなみにクニヒロがたいしたことないと言った薬品についてだが、髪を溶かす薬品で、下手をすれば大火傷を負っていたらしい」
「「たいしたことあるじゃねぇかよ!!!」」



悪口と仲の良いモブとジャック
モブ1「あ゛―、腹立つ! 本人達が怖いからってクニヒロに八つ当たりするとかあり得ねぇ!」
モブ2「全くだ! クニヒロ、今からでも遅くない。殴り込みに行こう!」
ジャック「落ち着け、二人とも」
モブ1「でも、ジャックだって許せねぇだろ?」
ジャック「当たり前だろ!」
モブ2「クニヒロ、大丈夫か?」
クニヒロ「ああ、大丈夫だ。“ウツボとスズメダイの兄弟なんてあり得ない”というのは、海の中でも言われてきたことだしな」
ジャック「……それは大丈夫とは言わねぇだろ」
クニヒロ「いや、本当に気にしていないんだ。俺は、兄弟が俺を兄弟だと認めてくれたら、それでいいんだ」
モブ1「クニヒロ……」
ジャック「そうか……」
モブ2「辛くなったら言えよ?」
クニヒロ「ああ。ありがとう」

モブ2「まぁでも言っちゃうんだけどな!」
モブ1「薬品のことと言い、家族のことまで持ち出すのは流石に目に余るからな!」
ジャック「と言うわけでアズール先輩。これ、クニヒロが受けた嫌がらせと嫌がらせをしてきた奴のリストです」
モブ1「正確に分かってない奴もいますが、そこは勘弁してください!」
アズール「いえ、これだけあれば十分ですよ」
ジェイド「ええ。あとはこちらで対処します」
フロイド「ウニくん達ありがとね~。今度ラウンジ来てくれたら何かごちそうしたげる~」
モブ1「あざす!!」
モブ2「また何かあったらすぐ報告しますんで!」
アズール「よろしくお願いします」
ジェイド「さて、どうしましょうか、フロイド」
フロイド「殺さないで生まれてきたことを後悔させてやろうよ。殺したら一瞬で終わっちゃうし~」
ジェイド「ああ、それが良いですね。何度でも苦しめてあげましょう」
アズール「では、僕たちはこれで失礼しますね」
ジェイド「ご協力感謝します」
フロイド「じゃあね~」

モブ2「こっわ……」
モブ1「あれを敵に回すとか馬鹿の極み」
ジャック「これで嫌がらせが減ったら良いんだが……」
モブ1「それな」


デバスズメダイもいいかなって思ったけれど、黄色は入っていて欲しかったのでシリキルリスズメダイにしました。
また、リーチ兄弟たちの故郷は北の方ということで、スズメダイが生きられる環境かどうかはちょっと分かりませんが、人魚なので平気という設定です。
ちなみに筆者はスズメダイを飼育したことはないので生態とかについては詳しくありません。
ご了承ください。
ラギーの弟とかでも良かったかも。
猫か、同じハイエナだったら最高。




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