設定集 2






姐御審神者

・姐さん本丸のダブル山姥切の話。
「畑が俺を嫌っている……」
「ああ、山姥には豊穣の神の側面であるという説があったな」
「詳しいね?」と長義が嬉しそうにする。
「ああ。国広に教えて貰ったんだ。彼の口から君の名前が出てきて、気になったから」
「ふぅん……」と少し面白くなさそう。
「彼は君のことが大好きだなぁ」
「は?」
「だって、君のことばかり話すし、君のことをよく分かっている」
「ふん。俺の何が分かると言うんだろうね」
「今の君のことは分からないだろう。けれど、“本歌様”だったときのことはよく分かっていると思うな」
「それで、君の視点での“本歌様”と、その後、君がどういう軌跡を歩んだのかを知りたいんだが、教えて貰っても良いだろうか?」
「………姐さんが望むなら、いくらでも」


・「誰かのために命を賭す鮮烈な生き様。大切なものに懸ける苛烈なまでの愛情」
「姐さんは、そうするに値すると思ったものには惜しみなく心を配るし、平然と命を捧げてしまう」
「本当に、どうしようもない人だよなぁ……」


・刀剣乱舞×ヒロアカ
かつて審神者だった少女がヒロアカの世界に転生する話。
姐さん母が鷹見母子を拾うバージョン。
姐さんがお腹に居る頃に路頭に迷う二人を見掛け、声を掛けて連れ帰る。
遠見絵さんは病院、ホークスは姐さん母が面倒を見ることに。
遠見絵さんが子供の面倒を見られる精神状態ではないことから、施設行きを検討されるが、「これも何かの縁」と引き取ることに。
初めのうちは遠慮していたし、実の子供が産まれることから、自分は要らなくなるんじゃないかと不安になっていたが、その後、初めて見た赤ちゃんのかわいさにノックアウト。
「こんなちっちゃくてやわらかくてかわいい生き物、自分が守らなくてどうする……!」とナチュラルボーンヒーロー精神を発揮。
最終的に立派なシスコンになる。

ちなみに、この話の姐さん一族設定。
姐さん母方祖父→ヒーロースーツやサポートアイテムを手掛ける会社の社長。
姐さん父→祖父のサポートアイテム製作会社務め。
姐さん母→祖父の系列会社(ヒーローグッズ製作)務め。現在は育休中。
姐さん母方祖母→引退した元ヒーロー。現在は後輩の事務所で事務員兼サイドキック。

***

啓悟「お、お母さん、椿が俺の指握っとう。あいらしか……!」
母「あらあら、椿はお兄ちゃんが大好きですね」
啓悟「んんん……! こんなにちまいのに、手の力は強かね……」
母「放したくないものを掴んでいるからじゃないでしょうか」
啓悟「んんんんん……!!!」

***

羽根にしがみついて初めての掴まり立ちをしたり、羽根を口に入れようとしたりする。
自分の羽根があんまり好きではなかったけれど、椿がめちゃくちゃキラキラした目で羽根を捕まえに来るので、悪いものじゃないと思うようになる。

***

母「ああ、コラ、椿。啓悟の羽根を掴んじゃいけませんよ」
椿「や」
母「や、じゃありません。痛い痛いする悪い子は許しませんよ」
椿「やぁ……」
啓悟「いいよ、お母さん。ちょっと握ってるだけやけん」
母「啓悟が良いのならいいのですけれど……。痛かったら、ちゃんと放すように言うのですよ?」
啓悟「うん」
椿「んふふふふ」
母「もう、椿ったら……」
啓悟「椿は俺の羽根好きやねぇ」
椿「うん、だいすき」
啓悟「…………そっかぁ」

***

啓悟「椿! それ兄ちゃん聞いてないよ!?」
椿「言ってなかったっけ……?」
啓悟「椿はあんまり重要じゃないけど、伝えておいて欲しいことを伝え忘れるよね!!!」


・刀剣乱舞×呪術廻戦orヒロアカとのクロスオーバー
腹の中に何か飼っている姐さん。
姐さんの危機を察知して、腹を裂いて現れる怪物。
血とも影ともつかない流動体。変幻自在で伸縮性も高い。
現時点で、弱点も見つかっていない未知のもの。



刀剣乱舞

・山姥切問題にて、本歌を否定する審神者が出てくる。
しかし、消滅騒動が起こるのは写しの方というネタ。
本歌なくして写しは在れない。そのため、写しが消滅する。
写しが消滅してから、本歌の消滅が始まる。


・山姥切国広転生物語
ブラック本丸で堕ちた山姥切国広が人間に転生する話。
(長義や兄弟刀を斬り殺し続けたことで堕ちた)
実の親には顔が似ていないことを理由に暴力を振るわれ、最終的に施設送りに。
(ちなみに、血縁がないことを疑った父親がDNA鑑定を実施。実の親子であることが証明されている。国広にとってDNA鑑定書が両親との繫がりを示す唯一のもの。宝物として大事に大事にしている)
施設ではあまりにも人間離れした美しさに狂わされた職員達に性的虐待をされる。しかし、ブラック本丸での記憶を有しているため、国広にとっては「兄弟達を手にかけるよりマシ」は出来事。
施設で受けた検査結果が政府に渡り、審神者の適性があることが判明。政府に拉致され、ブラック本丸送りに。
ブラック本丸の刀剣男士に斬りかかられそうになるが、国広のあまりの幼さと悲惨な姿に押し留まる。
何も知らないだろう幼子を手にかけるほど堕ちてはいなかった刀剣男士達に保護され、その際に判明する悲惨な過去に、刀剣男士達が本格的に保護者になる。

ネタ
「お前、親は!?」
「政府に拉致されてきたんだろう? 親元に帰してやりたいんだが、俺達では難しいんだ……」
「いや、親の元に帰ることは出来ない。両親は俺のことを産んだことを後悔する程度には憎んでいるらしいから」
「どういうことだ、それは!?」
「俺の顔を潰そうとしてくるくらいには、俺のことが嫌いなようだ」
「はぁ!?」

***

「お前、今いくつだ?」
「えっと……確か、今年で12か?」
「なんで自分の年齢が曖昧なんだ……!!!」
「誕生日とか祝って貰った事も無いのか……!?」
「誕生日……?」と不思議そうに首を傾げたため、誕生日を知らないのだと勘違いされる。
(人間は自分の生誕を祝うんだったか。まぁ、俺の両親は俺に死んで欲しいようだったし、そもそも祝って貰えるわけがないんだよなぁ……)

***

ブラック本丸のおどろおどろしさを怖がらないため、怖くないのかと尋ねられる。
「前にいたところよりもずっとあたたかくて綺麗だ」
転生する前のブラック本丸のことだが、それを知る由もない刀剣男士達が曇りまくる。
まぁ、どちらにせよ悲惨であることには変わらないのだけれど。

***

食事の際、食べるもの全てが本当においしくて、いちいち感動してしまう。
いっぱい食べたいけれど、固形物を受け入れられる健康状態ではないため、ほんの数口で吐き出してしまう。
「…………ねぇ、今までどんなものを食べてきたの?」

刀剣男士時代はそもそも食べたことがなかったため論外だが、親も余り物などの最低限のものしか食べさせてくれなかった。
施設でも食事はあったけれど、職員に贔屓されていると思われており、施設の子供達に横取りされたり、ぐちゃぐちゃにされていたため、原型が分からない。料理名なんて知らない。
「…………あれは、何というのだろうな」
その発言を刀剣男士達は“口に出すのも悍ましいものを食べさせられていた”と勘違いを悪化させる。完全に間違っていないだけにタチが悪い。
「ねぇ、最後に口にしたのはいつ? それはどんなものだった?」
「精液を三日ほど前に飲まされたきりだ」
それは食事じゃない! と刀剣男士達が大激怒。
この一件で完全に保護者堕ちする。



ツイステ

・ジャミルが“オアシスメイカーをたいしたことない”と言っていたのは、使い手がカリムだからだといいな。
カリムは悪用しないと言う無自覚の信頼。あるいは願望であり、思い込み。



その他

・無言の悪意こそが一番恐ろしいのだと、身を持って知っている。


・失望のうちはいい。それが絶望になったら、取りなしようがない。


・「お前の粗末なブツで女性が本当に満足していたとでも?」
「情事のあと、お相手の女性、やたらとにこにこしていなかったか?」
「そういうの、愛想笑いって言うんだよ」
「分かるか? ぼく?」

「めちゃくちゃ言うじゃん」
「相手が可哀想になってきた」
「あーあ、泣いちゃったよ……」
「まぁ、先に仕掛けてきたのは向こうですしおすし」
「自業自得である」


・彼女はたくさんの傷を抱えている。けれど、その傷さえも美しい女だった。


・「処女厨の駄馬め!」
「すげぇパワーワード出たな」
「ユニコーンを処女厨の駄馬呼ばわりしてるのは初めて聞いたわ……」
「まぁ、処女厨は間違ってないと思うけどさ……」


・ホラー系のネタ
「何言ってるのか分からないんだけど……」
「化け物目の前にして、その反応は正しいの???」
「うん? だんだん言葉が分かるようになってきたな……」
「こっちの言葉に合わせてきてる?」
「怖いことに気付くな、死ね」


・「怖いくらい気持ちいい」


・「まったく、人を散々羽虫呼ばわりしやがって……」
「で?」
「その羽虫に、してやられた気分はどうだよ?」




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