初デート?
夢女子主人公
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
──ベッドに横たわって天井を見つめていた。
「……寝れるかぁ、こんなもん!」
手にはスマホ。
通話履歴には、ついさっきまで話していた"○○ちゃん"の名前。
何度も思い出すのは、今日の表情。
歩きながら笑ってた顔。
手を繋いだときにぎこちなく力が入ってた指。
頬にキスしたときの、あの、真っ赤になった顔
「……あぁ、ダメだ。無理」
寝返りを打って、枕に顔をうずめる。
でも、かき立てられた想いは収まらない。
(……可愛すぎでしょ、ほんと)
苦しくなるくらい、会いたくて、触れたくて。
あのとき、もう一歩近づいてたら──
頬じゃなくて、唇を奪っていたら、って、何度も想像してしまう。
「……でもなぁ、初デートで手出すのはさすがに……ないよね〜」
そう言いながらも、胸の奥では別の声が囁く。
(でも、○○ちゃんが許可してくれたら…俺、すぐに求めちゃいそう)
彼女の笑顔を守りたい。
けど、誰よりも独占したい。
矛盾してるようで、でもそれが“好き”の正体だって、わかってる。
「俺さ……○○ちゃんに嫌われたくない。なのに、……たまに、壊したくなるんだよね」
独り占めしたい。
誰にも渡したくない。
そのくせ、彼女が泣く顔も、困る顔も、少し見てみたいって思ってしまう。
「……○○ちゃんが、"俺だけ"の顔してくれたら、それだけで全部報われるんだけどな」
薄暗い部屋の中、ひとり笑って、目を伏せる。
「……あーあ、会いてぇ〜。今からでも、行っちゃおうかな」
でもそれは、さすがに重すぎるかもしれないって、自制する。
(……でも次は、我慢できる自信ないな)
枕をぎゅっと抱えて、目を閉じる。
想うのはただひとり、今日隣を歩いてくれた人。
(……○○ちゃん。夢でもいいから、会えますように)
「……寝れるかぁ、こんなもん!」
手にはスマホ。
通話履歴には、ついさっきまで話していた"○○ちゃん"の名前。
何度も思い出すのは、今日の表情。
歩きながら笑ってた顔。
手を繋いだときにぎこちなく力が入ってた指。
頬にキスしたときの、あの、真っ赤になった顔
「……あぁ、ダメだ。無理」
寝返りを打って、枕に顔をうずめる。
でも、かき立てられた想いは収まらない。
(……可愛すぎでしょ、ほんと)
苦しくなるくらい、会いたくて、触れたくて。
あのとき、もう一歩近づいてたら──
頬じゃなくて、唇を奪っていたら、って、何度も想像してしまう。
「……でもなぁ、初デートで手出すのはさすがに……ないよね〜」
そう言いながらも、胸の奥では別の声が囁く。
(でも、○○ちゃんが許可してくれたら…俺、すぐに求めちゃいそう)
彼女の笑顔を守りたい。
けど、誰よりも独占したい。
矛盾してるようで、でもそれが“好き”の正体だって、わかってる。
「俺さ……○○ちゃんに嫌われたくない。なのに、……たまに、壊したくなるんだよね」
独り占めしたい。
誰にも渡したくない。
そのくせ、彼女が泣く顔も、困る顔も、少し見てみたいって思ってしまう。
「……○○ちゃんが、"俺だけ"の顔してくれたら、それだけで全部報われるんだけどな」
薄暗い部屋の中、ひとり笑って、目を伏せる。
「……あーあ、会いてぇ〜。今からでも、行っちゃおうかな」
でもそれは、さすがに重すぎるかもしれないって、自制する。
(……でも次は、我慢できる自信ないな)
枕をぎゅっと抱えて、目を閉じる。
想うのはただひとり、今日隣を歩いてくれた人。
(……○○ちゃん。夢でもいいから、会えますように)
3/3ページ
