7 その後
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ちゃんとしっかり考えようと思ったのに、答えはもう出てる気がした。
一緒にいて楽しい。
でもそれ以上に胸がギュッとしてドキドキして。 今日一日、一緒にいられたのが嬉しかったから。
「……よろしくお願いします」
大きな目がさらに見開かれて、天童さんがじっと私を見る。
返事、変だったかな。
私も好きですとか言った方がよかった?
お願いしますって、なんか面接みたいだったかも。
そう思って言い直そうとした瞬間、ぎゅうっと強く抱きしめられた。
「ぐぇっ」
変な声が出た。
「良かった〜! マジで? 告白って緊張する〜!でもよろしくお願いしますって、俺のこと好きってことだよね?
いや、好きじゃなくても彼氏としてはOKってこと?まぁソレでもいいんだけど! 嬉しぃ〜!!」
耳元で怒涛のように喋られる。
しかも抱きしめる力が強い。
展開早くない?
付き合うってなって即ハグ!?
苦しくなって背中をタップすると、「ごめ〜ん」って軽い声と一緒に解放された。
「力強い! ハグするまで早い!ドキドキより先に身の危険感じた!!」
「ごめ〜ん」
軽い感じで返してくるのに、顔は真っ赤で。
嬉しそうに笑ってるのがわかって、なんだかこっちまで笑ってしまう。
年上なのに子供っぽい。
でも、全身で嬉しいって伝えてくれるのが、私も嬉しくて。
今度は自分から軽く抱きつく。
すると天童さんが「彼女から抱きつかれた!」って大袈裟に言うから、余計に笑ってしまった。
笑っていたら、不意に耳元で。
「無防備すぎるのは危険だョ」
ちゅ、と耳にキスされる音。
無理。
何それ。
初めてキスされたの耳なんだけど。
耳ってファーストキスにカウントされるの?
慌てて耳を押さえて離れると、天童さんはしてやったりみたいな顔でニヤニヤしていた。
なんか悔しい。
年上彼氏に翻弄されてる感じがする。
でも、そんなこと考えてる自分も、ちょっと浮かれてる。
さとりんが彼氏。
メールで呼んでたみたいにそう呼ぶと、「さとりくんでも、さとりんでもいいよ〜」なんて笑われて。
今さら呼び方を変えるのも恥ずかしくて、そのままさとりんって呼ぶことにした。
ふわふわした気持ちのまま駅前で別れる。
「またメールするネ」
「来週また会おうネ!」
そんな言葉ひとつが嬉しくて。
家に帰ると、ママに「デート楽しかった?」って聞かれた。
だから私は、まだ少し照れながら。
「……彼氏、できました」って答えた。
高校が違うしいつものやり取りはメール。
でも週1で会ってくれてるのは嬉しい。
これからもずっと一緒にいたい。
彼が高校卒業したら大学か就職かが気になりデートの時に聞くとなんとなくはぐらかされる。
気になるけど楽しいからって何となく進路の事は段々と聞かないようになっていった。
付き合って3ヶ月した頃。
デートの帰り際に真剣な顔をして彼が話があると言ってきた。
この時期なら進学か就職で遠距離になるからって話かなって。
遠距離でも障害があってもいいと思ってたのに……言われたのは別れの言葉だった。
嫌いになったのかと聞いてもそうじゃないと言われる。
なら別に別れなくっても……そう言っても彼から言われるのは別れたいの言葉だけ。
好きな人が出来た訳じゃないし、嫌いになった訳じゃないしなのになんで別れないといけないのがかがわからない。
理由を知りたいと言ったら……ゆっくり説明してくれた。
ショコラティエになるからフランスに行くって。
日本じゃ駄目なのかと聞いたら自分のやりたい様に模索したけどやりたいようにやれるには日本では無理。
遠距離でも別れたく無いって言ったらそれは俺のワガママで束縛してる気がするって。
束縛してもいいじゃん。
なんで嫌いになったわけでもないのに。
抱きしめてくれたまま「好きだよ。だから別れないと…。」って言葉が辛かった。
意味がわからない。私が子供だから?でも受け入れたくなくってごねて泣いた。
泣いた涙を拭きつつごめんねの言葉を繰り返してくる彼。
結局別れ無いから!って言い張ったてたけど、彼はフランスに行き、連絡は取れなくなった。
彼がフランスに行ってから4年。あれから彼からの連絡は無い。
私は高校も卒業したし、大学に進学した。
大学で勉強しつつも演劇が好きになったからサークルに邁進しつつもバイトでお金を稼ぐ。
かなり節制しながらある程度お金が貯まる。
サークル内では頑張ってるのに付き合いが悪いって言われたけど。好きな事と付き合いは違うしってバイトしまくった。
ようやくお金がたまり計画を実行する。
私を舐めて別れた彼にギャフンと言わてやる。
そういう一心で。
高校の時はソフトボール部で焼けてた肌。
だけど2年生からは演劇部に入部。
演劇の勉強をしながら自分の持ち味を考えて見た目にも気をつけた。
大学にいってからは肌が白くなり演じる役の幅も広がった。
見た目も彼と会ってた時とは違う。
メイクで綺麗とも言われる。
彼と会ったら別れた事に後悔させてやるんだから。
前に彼と連絡先を交換した時、一緒に連絡をした牛島さんに連絡を取ると返事があり繋がりがとれて安心した。
天童さんの職場先を聞くと教えてくれて。
天然なのは知ってたけど普通に天童さんの職場なんかも教えてくれてくれるのは警戒心ないのか心配になったけど。
フランスへ着いて、教えてもらった店の近くまで来た時。
今さらになって、急に怖くなった。
会ってどうするの?
怒る?
泣く?
四年ぶりなのに?
でも、もうここまで来てしまった。
意を決して店に入ったのに、彼はいなかった。
緊張の糸が切れて、店の横にしゃがみ込む。
ぼんやりしていると男の人に話しかけられた。
時間も遅くて怖くなって、ホテルへ戻ろうとしたのに、しつこくついてくる。
どうしようと思った瞬間。
「──何してんの?」
低い声。
振り返ると、赤髪の男の人が立っていた。
坊主頭。
でも、見間違えるはずがない。
彼だった。
相手を追い払ったあと、彼がこっちを見て目を丸くする。
「久しぶり。ここフランスだよ?
……めちゃくちゃ驚いたんだけど」
怒ってやろうと思ってたのに。
顔を見た瞬間、全部吹き飛んだ。
「覚えてくれてたんだ」
「忘れるわけないよ」
「頑張ってるんだね」
「○○ちゃんは前より綺麗になったね」
「口がうまいの、フランスで鍛えられたから?」
そう返すと、「んな事ないョ」って笑う。
でも絶対、昔より人たらしになってる。
悔しいくらい格好良くなってて、色々言いたかったことが全部飛んだ。
「……私と別れたの、後悔した?」
「うん」
即答だった。
「今の返事だけで、ここまで来た意味あったかも」
彼の方が喋るタイプなのに、今日は珍しく黙って私を見ている。
だから自然と、私ばっかり喋ってしまう。
「別れたって、さとりんは言ってたけど。
私、別れたつもりないからね」
彼の目が大きく見開かれる。
「彼女いる?」
「いないよ。仕事で手一杯」
「……私のこと、もう好きじゃない?」
「ずっと。今でも好きだよ」
その言葉だけで、四年間の不安が全部ほどけそうになる。
「じゃあ、さとりんの彼女にしてくれる?」
「嬉しいけど……俺、多分このままフランスにいる。
だから──」
俯いた顔を両手で掴んで、無理やり目を合わせる。
「だから何?私のこと好き?嫌い?どっち?!」
「好きです!」
即答。
その瞬間。
会えなかった時間も、不安だったことも、一気に吹き飛んだ。
「私、今フランス語勉強してるの。演劇も続けてるし、将来はフランスでアジア人役もやりたいって思ってる」
「……俺がいるから?」
「言わせないでよ」
恥ずかしくなって睨む。
「私は好きなこと全部叶えたいの。将来の夢も、さとりんのことも。
……さとりんが思ってる以上に、私わがままなんだから」
嬉しそうに抱きしめようとしてくる彼を、すぐ避ける。
「まず返事!また恋人にしてくれるの?!」
怒ってるのに、彼は大爆笑。
「俺、世界一のショコラティエになる。
その為なら、好きな人とも離れなきゃって思ってた。……そんな俺だけど、また恋人になってくれる?」
「ここまで来たのに断ると思う?」
「ありがと。大好きだよ」
「私も!」
抱きしめられて、そのままキスをした。
日本なら恥ずかしくて無理だったと思う。
でもここはフランスだし。
……ちょっとくらい、いいよね。
日本に帰ってきて暫くしたら、彼はショコラティエの大会で賞を取った。
日本でもTVに取り上げられていて、街中の広告や雑誌で彼を見る機会も増えていった。
彼の隣に居続けるには、私も頑張らないといけない。
そうメールを送ると、『別に気にしないけどね〜』なんて軽く返してくる。
こういう所、本当に人を焚き付けるのが上手い。
『有名な女優になってみせるし!私もTV出るから!』
勢いのまま返すと、『頑張ってね〜』っていつもの軽い返事。
でも少ししてから追加でメッセージが届いた。
『頑張るのはいいけど、○○ちゃんが色んな人に認知されるのは妬ける』
軽い調子で言うくせに、意外と嫉妬深い。
そんな彼が可笑しくて、嬉しくて、自然と笑ってしまう。
彼の隣に立ち続けられるように。
好きなことを諦めない彼に負けないように。
私も、ちゃんと前を向いて頑張ろうと思った。
〈終〉
一緒にいて楽しい。
でもそれ以上に胸がギュッとしてドキドキして。 今日一日、一緒にいられたのが嬉しかったから。
「……よろしくお願いします」
大きな目がさらに見開かれて、天童さんがじっと私を見る。
返事、変だったかな。
私も好きですとか言った方がよかった?
お願いしますって、なんか面接みたいだったかも。
そう思って言い直そうとした瞬間、ぎゅうっと強く抱きしめられた。
「ぐぇっ」
変な声が出た。
「良かった〜! マジで? 告白って緊張する〜!でもよろしくお願いしますって、俺のこと好きってことだよね?
いや、好きじゃなくても彼氏としてはOKってこと?まぁソレでもいいんだけど! 嬉しぃ〜!!」
耳元で怒涛のように喋られる。
しかも抱きしめる力が強い。
展開早くない?
付き合うってなって即ハグ!?
苦しくなって背中をタップすると、「ごめ〜ん」って軽い声と一緒に解放された。
「力強い! ハグするまで早い!ドキドキより先に身の危険感じた!!」
「ごめ〜ん」
軽い感じで返してくるのに、顔は真っ赤で。
嬉しそうに笑ってるのがわかって、なんだかこっちまで笑ってしまう。
年上なのに子供っぽい。
でも、全身で嬉しいって伝えてくれるのが、私も嬉しくて。
今度は自分から軽く抱きつく。
すると天童さんが「彼女から抱きつかれた!」って大袈裟に言うから、余計に笑ってしまった。
笑っていたら、不意に耳元で。
「無防備すぎるのは危険だョ」
ちゅ、と耳にキスされる音。
無理。
何それ。
初めてキスされたの耳なんだけど。
耳ってファーストキスにカウントされるの?
慌てて耳を押さえて離れると、天童さんはしてやったりみたいな顔でニヤニヤしていた。
なんか悔しい。
年上彼氏に翻弄されてる感じがする。
でも、そんなこと考えてる自分も、ちょっと浮かれてる。
さとりんが彼氏。
メールで呼んでたみたいにそう呼ぶと、「さとりくんでも、さとりんでもいいよ〜」なんて笑われて。
今さら呼び方を変えるのも恥ずかしくて、そのままさとりんって呼ぶことにした。
ふわふわした気持ちのまま駅前で別れる。
「またメールするネ」
「来週また会おうネ!」
そんな言葉ひとつが嬉しくて。
家に帰ると、ママに「デート楽しかった?」って聞かれた。
だから私は、まだ少し照れながら。
「……彼氏、できました」って答えた。
高校が違うしいつものやり取りはメール。
でも週1で会ってくれてるのは嬉しい。
これからもずっと一緒にいたい。
彼が高校卒業したら大学か就職かが気になりデートの時に聞くとなんとなくはぐらかされる。
気になるけど楽しいからって何となく進路の事は段々と聞かないようになっていった。
付き合って3ヶ月した頃。
デートの帰り際に真剣な顔をして彼が話があると言ってきた。
この時期なら進学か就職で遠距離になるからって話かなって。
遠距離でも障害があってもいいと思ってたのに……言われたのは別れの言葉だった。
嫌いになったのかと聞いてもそうじゃないと言われる。
なら別に別れなくっても……そう言っても彼から言われるのは別れたいの言葉だけ。
好きな人が出来た訳じゃないし、嫌いになった訳じゃないしなのになんで別れないといけないのがかがわからない。
理由を知りたいと言ったら……ゆっくり説明してくれた。
ショコラティエになるからフランスに行くって。
日本じゃ駄目なのかと聞いたら自分のやりたい様に模索したけどやりたいようにやれるには日本では無理。
遠距離でも別れたく無いって言ったらそれは俺のワガママで束縛してる気がするって。
束縛してもいいじゃん。
なんで嫌いになったわけでもないのに。
抱きしめてくれたまま「好きだよ。だから別れないと…。」って言葉が辛かった。
意味がわからない。私が子供だから?でも受け入れたくなくってごねて泣いた。
泣いた涙を拭きつつごめんねの言葉を繰り返してくる彼。
結局別れ無いから!って言い張ったてたけど、彼はフランスに行き、連絡は取れなくなった。
彼がフランスに行ってから4年。あれから彼からの連絡は無い。
私は高校も卒業したし、大学に進学した。
大学で勉強しつつも演劇が好きになったからサークルに邁進しつつもバイトでお金を稼ぐ。
かなり節制しながらある程度お金が貯まる。
サークル内では頑張ってるのに付き合いが悪いって言われたけど。好きな事と付き合いは違うしってバイトしまくった。
ようやくお金がたまり計画を実行する。
私を舐めて別れた彼にギャフンと言わてやる。
そういう一心で。
高校の時はソフトボール部で焼けてた肌。
だけど2年生からは演劇部に入部。
演劇の勉強をしながら自分の持ち味を考えて見た目にも気をつけた。
大学にいってからは肌が白くなり演じる役の幅も広がった。
見た目も彼と会ってた時とは違う。
メイクで綺麗とも言われる。
彼と会ったら別れた事に後悔させてやるんだから。
前に彼と連絡先を交換した時、一緒に連絡をした牛島さんに連絡を取ると返事があり繋がりがとれて安心した。
天童さんの職場先を聞くと教えてくれて。
天然なのは知ってたけど普通に天童さんの職場なんかも教えてくれてくれるのは警戒心ないのか心配になったけど。
フランスへ着いて、教えてもらった店の近くまで来た時。
今さらになって、急に怖くなった。
会ってどうするの?
怒る?
泣く?
四年ぶりなのに?
でも、もうここまで来てしまった。
意を決して店に入ったのに、彼はいなかった。
緊張の糸が切れて、店の横にしゃがみ込む。
ぼんやりしていると男の人に話しかけられた。
時間も遅くて怖くなって、ホテルへ戻ろうとしたのに、しつこくついてくる。
どうしようと思った瞬間。
「──何してんの?」
低い声。
振り返ると、赤髪の男の人が立っていた。
坊主頭。
でも、見間違えるはずがない。
彼だった。
相手を追い払ったあと、彼がこっちを見て目を丸くする。
「久しぶり。ここフランスだよ?
……めちゃくちゃ驚いたんだけど」
怒ってやろうと思ってたのに。
顔を見た瞬間、全部吹き飛んだ。
「覚えてくれてたんだ」
「忘れるわけないよ」
「頑張ってるんだね」
「○○ちゃんは前より綺麗になったね」
「口がうまいの、フランスで鍛えられたから?」
そう返すと、「んな事ないョ」って笑う。
でも絶対、昔より人たらしになってる。
悔しいくらい格好良くなってて、色々言いたかったことが全部飛んだ。
「……私と別れたの、後悔した?」
「うん」
即答だった。
「今の返事だけで、ここまで来た意味あったかも」
彼の方が喋るタイプなのに、今日は珍しく黙って私を見ている。
だから自然と、私ばっかり喋ってしまう。
「別れたって、さとりんは言ってたけど。
私、別れたつもりないからね」
彼の目が大きく見開かれる。
「彼女いる?」
「いないよ。仕事で手一杯」
「……私のこと、もう好きじゃない?」
「ずっと。今でも好きだよ」
その言葉だけで、四年間の不安が全部ほどけそうになる。
「じゃあ、さとりんの彼女にしてくれる?」
「嬉しいけど……俺、多分このままフランスにいる。
だから──」
俯いた顔を両手で掴んで、無理やり目を合わせる。
「だから何?私のこと好き?嫌い?どっち?!」
「好きです!」
即答。
その瞬間。
会えなかった時間も、不安だったことも、一気に吹き飛んだ。
「私、今フランス語勉強してるの。演劇も続けてるし、将来はフランスでアジア人役もやりたいって思ってる」
「……俺がいるから?」
「言わせないでよ」
恥ずかしくなって睨む。
「私は好きなこと全部叶えたいの。将来の夢も、さとりんのことも。
……さとりんが思ってる以上に、私わがままなんだから」
嬉しそうに抱きしめようとしてくる彼を、すぐ避ける。
「まず返事!また恋人にしてくれるの?!」
怒ってるのに、彼は大爆笑。
「俺、世界一のショコラティエになる。
その為なら、好きな人とも離れなきゃって思ってた。……そんな俺だけど、また恋人になってくれる?」
「ここまで来たのに断ると思う?」
「ありがと。大好きだよ」
「私も!」
抱きしめられて、そのままキスをした。
日本なら恥ずかしくて無理だったと思う。
でもここはフランスだし。
……ちょっとくらい、いいよね。
日本に帰ってきて暫くしたら、彼はショコラティエの大会で賞を取った。
日本でもTVに取り上げられていて、街中の広告や雑誌で彼を見る機会も増えていった。
彼の隣に居続けるには、私も頑張らないといけない。
そうメールを送ると、『別に気にしないけどね〜』なんて軽く返してくる。
こういう所、本当に人を焚き付けるのが上手い。
『有名な女優になってみせるし!私もTV出るから!』
勢いのまま返すと、『頑張ってね〜』っていつもの軽い返事。
でも少ししてから追加でメッセージが届いた。
『頑張るのはいいけど、○○ちゃんが色んな人に認知されるのは妬ける』
軽い調子で言うくせに、意外と嫉妬深い。
そんな彼が可笑しくて、嬉しくて、自然と笑ってしまう。
彼の隣に立ち続けられるように。
好きなことを諦めない彼に負けないように。
私も、ちゃんと前を向いて頑張ろうと思った。
〈終〉
