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夢小説設定
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──彼女の視線が、俺の指に落ちた。
やっぱり、気づいてないようで見てる。
無意識の欲望は、一番、表情に出ない。
だからこそ、俺はそこを見る。
「……ちょっと、そこにチョコ置いてみて?」
作業じゃない。試作の並びを確認するだけ。
なのに、彼女が差し出した手と俺の指先が、ほんのわずかに重なる。
すぐに引くと思ったのに、少し遅れたその動作に、
彼女の"遅れた羞恥心"が滲んでる。
俺は気づかないふり。
気づかれていないという前提こそが、いちばん彼女を揺らす。
「ありがとう。助かるな〜、○○ちゃんがいると。」
柔らかい声で言う。
あくまで感謝、でもどこか近い。
彼女がわずかに肩をすくめて笑う。
その目が俺から逸れないのも、ちゃんと気づいてる。
手に触れたのは偶然。
それ以上は何もしない。
けれどその代わり、声と視線と、空気の温度だけで揺らす。
「ねえ……俺さ、○○ちゃんに触れたくなるのって、変かな?」
冗談のような口調。
でも、そのあとの沈黙で──嘘じゃないって伝える。
彼女は言葉に詰まる。
目だけが、何かを言いたげに揺れていた。
「でも、触れたら壊れそうでさ。
……今の関係、俺は好きなんだよ?」
一歩引いたような言い方。
でも、本当に引いてるわけじゃない。
この"引いた言葉"が、彼女を引き寄せる。
「俺、あんまり強引なことしたくないしね?
……ちゃんと、○○ちゃんが、
ほしいって言ってくれるまで、待てるよ。」
そう言うと、彼女はまた黙って俯いた。
耳の赤さが、彼女の理性と欲のせめぎ合いを物語ってる。
"優しい"言葉の中に、どれだけの圧を混ぜられるか。
俺はいつだって、相手に「自分から動いた」って思わせたい。
だから、触れない。
でも、彼女の身体を意識させることは、やめない。
「あ、チョコ。ついてる」
そう言って、彼女の頬の少し上に指を伸ばす。
触れるギリギリで止める。
だけど、彼女の目は、俺の指先しか見ていない。
「取れたよ」
軽くしか触れてないのに。
息も、音も、指先の距離も─、
全部で彼女の体温を乱す。
○○ちゃん、もう気づいてるよね。
俺の"優しさ"が、ただの"優しさ"じゃないこと。
でも、まだ気づかないふりをしてくれる。
だからこそ、今がいちばん楽しい。
いつ、どの瞬間で、彼女が自分から俺に触れたくなるのか──
その一線を、あと少し、あと少しだけ引き延ばして。
じっくり落としていくのが、一番甘いでしょ。
やっぱり、気づいてないようで見てる。
無意識の欲望は、一番、表情に出ない。
だからこそ、俺はそこを見る。
「……ちょっと、そこにチョコ置いてみて?」
作業じゃない。試作の並びを確認するだけ。
なのに、彼女が差し出した手と俺の指先が、ほんのわずかに重なる。
すぐに引くと思ったのに、少し遅れたその動作に、
彼女の"遅れた羞恥心"が滲んでる。
俺は気づかないふり。
気づかれていないという前提こそが、いちばん彼女を揺らす。
「ありがとう。助かるな〜、○○ちゃんがいると。」
柔らかい声で言う。
あくまで感謝、でもどこか近い。
彼女がわずかに肩をすくめて笑う。
その目が俺から逸れないのも、ちゃんと気づいてる。
手に触れたのは偶然。
それ以上は何もしない。
けれどその代わり、声と視線と、空気の温度だけで揺らす。
「ねえ……俺さ、○○ちゃんに触れたくなるのって、変かな?」
冗談のような口調。
でも、そのあとの沈黙で──嘘じゃないって伝える。
彼女は言葉に詰まる。
目だけが、何かを言いたげに揺れていた。
「でも、触れたら壊れそうでさ。
……今の関係、俺は好きなんだよ?」
一歩引いたような言い方。
でも、本当に引いてるわけじゃない。
この"引いた言葉"が、彼女を引き寄せる。
「俺、あんまり強引なことしたくないしね?
……ちゃんと、○○ちゃんが、
ほしいって言ってくれるまで、待てるよ。」
そう言うと、彼女はまた黙って俯いた。
耳の赤さが、彼女の理性と欲のせめぎ合いを物語ってる。
"優しい"言葉の中に、どれだけの圧を混ぜられるか。
俺はいつだって、相手に「自分から動いた」って思わせたい。
だから、触れない。
でも、彼女の身体を意識させることは、やめない。
「あ、チョコ。ついてる」
そう言って、彼女の頬の少し上に指を伸ばす。
触れるギリギリで止める。
だけど、彼女の目は、俺の指先しか見ていない。
「取れたよ」
軽くしか触れてないのに。
息も、音も、指先の距離も─、
全部で彼女の体温を乱す。
○○ちゃん、もう気づいてるよね。
俺の"優しさ"が、ただの"優しさ"じゃないこと。
でも、まだ気づかないふりをしてくれる。
だからこそ、今がいちばん楽しい。
いつ、どの瞬間で、彼女が自分から俺に触れたくなるのか──
その一線を、あと少し、あと少しだけ引き延ばして。
じっくり落としていくのが、一番甘いでしょ。
