煉獄関篇
あれから数日後 ファミレスにて
土方『まぁまぁ 遠慮せずに食べなさいよ』
銀時『……何これ?』
沖田『旦那 すまねェ。全部バレちゃいやした』
銀時『イヤイヤそうじゃなくて…』
蓮桜『あぁ、目の前に置かれてる料理のことならゴミだから気にするな旦那』
オレは目の前に置かれてる土方スペシャル(カツ丼にマヨネーズ大量に乗ってるゴミ)の説明をした
土方『誰がゴミだァ!!』
銀時『なに?マヨネーズに恨みでもあんの?』
土方『カツ丼土方スペシャルだ』
銀時『こんなスペシャル誰も必要としてねーんだよ。オイ姉ちゃんチョコレートパフェ1つ!』
土方『お前は一生糖分とってろ。どうだ総悟ウメーだろ?』
沖田『スゲーや土方さん。カツ丼を犬のエサに昇華できるとは』
兄貴は土方スペシャルを食べていた
蓮桜『兄貴そんなもの食べたらお腹壊すぞ。今すぐ吐きなさい』
土方『壊すかァ!!……何だこれ?奢ってやったのにこの敗北感…。まぁいい、本筋の話をしよう。テメー総悟や蓮桜に色々吹き込まれたそうだが、アレ全部忘れてくれ』
銀時『んだオイ 都合のいい話だな。その感じじゃテメーもあそこで何が行われてるのか知ってんじゃねーの?(鼻くそほじりながら)大層な役人さんだよ。目の前で犯罪が起きてるのに知らんぷりたァ』
土方『いずれ真選組が潰すさ。だがまだ早ェ。腐った実は時が経てば自ら地に落ちるもんだ……てゆーかオメー土方スペシャルに鼻くそ入れたろ謝れコノヤロー』
トシ兄は土方スペシャルを食べながら話す
土方『だいたいテメーら小物が数人はむかったところでどうこうなる連中じゃねェ』
沖田『土方さんアンタひょっとしてもう全部掴んで…』
蓮桜『もしそうならなんで動かねーんだよ!』
土方『天導衆って奴ら知ってるか?将軍を傀儡にしこの国をテメー勝手に作り変えてる。この国の実権を事実上握ってる連中だ…あの趣味の悪い闘技場は…その天導衆の遊び場なんだよ』
蓮桜『そんな……』
土方『ま、そういうわけだ。この話は一旦終わりだ』
ここにいる人達は納得はしていないが、今はやめるしかなさそうだった
それから数日後 万事屋にて
銀時『……あ~嫌な雨だ。何もこんな日にそんな湿っぽい話持ち込んで来なくてもいいじゃねーか…』
湿っぽい話というのは旦那たちに調べてもらっていた鬼道丸が亡くなったことだ
旦那たちの話ではその鬼道丸は孤児の子供たちを育てていたのだ
沖田『そいつァすまねェ。一応知らせとかねーとと思いましてね』
神楽『ごめん銀ちゃん』
新八『僕らが最後まで見届けていれば…』
鬼道丸が亡くなる前、この2人は会っていたようだ
銀時『オメーらのせいじゃねーよ。野郎も人斬りだ。自分でもロクな死に方できねーのくらい覚悟してたさ』
旦那はずっとこちらを見ていない
蓮桜『残された子供たちの引き取り先はオレらで探しとく。これぐらいしか出来ないのが情けないけど…』
沖田『旦那ァ 妙なモンに巻き込んじまってすいませんでした。この話はこれっきりにしなしょーや。これ以上関わってもロクな事なさそーですし』
オレらが万事屋から帰ろうと出口に向かうとそこには鬼道丸の子供たちが来ていた
沖田『テメーら、ここには来るなって言ったろィ?』
蓮桜『皆どうしたんだ?』
男の子『…に、兄ちゃん。兄ちゃんに頼めばなんでもしてくれるんだよね。何でもしてくれる万事屋なんだよね?』
その言葉に旦那は子供たちを見た
女の子『お願い!先生の敵討ってよォ!』
小さい男の子『これ…僕の宝物なんだ』
男の子『お金は無いけど……みんなの宝物あげるから』
子供たちは机におもちゃをたくさん置いた
男の子『先生…僕たちの知らないところで悪いことやってたんだろ?だから死んじゃったんだよね。でもね、僕たちにとっては大好きな父ちゃん…立派な父ちゃんだったんだよ…』
子供たちはみんな泣きながらそう伝える
この子達はとても愛されて育ったんだろうな
銀時『……オイ ガキ!これ今はやりのドッキリマンシールじゃねーか?』
小さい男の子『そーだよ。レアモノだよ。なんで?兄ちゃん知ってるの?』
銀時『なんでってオメー俺も集めてんだドッキリマンシール。こいつのためならなんだってやるぜ。後で返せっつってもおせーからな』
そう言った旦那の顔はとても優しかった
小さい男の子『兄ちゃん!』
沖田『ちょ…旦那!』
神楽『銀ちゃん本気アルか』
土方『酔狂な野郎だとは思っていたがここまで来ると馬鹿だな』
蓮桜『トシ兄』
土方『小物が1人はむかったところで潰せる連中じゃねーと言ったはずだ…死ぬぜ』
銀時『オイオイなんだ。どいつもこいつも人の家ズカズカ入りやがって、テメーらにゃ迷惑かけねーよ。どけ』
土方『別にテメーが死のうが構わんが、ただげせねー。わざわざ死にに行くってのか?』
銀時『行かなくても俺ァ死ぬんだよ。俺にはなァ心臓より大事な器官があるんだよ。そいつァ見えねーが確かに俺のどタマから股間をまっすぐぶち抜いて俺の中に存在する。そいつがあるから俺ァまっすぐ立っていられる。フラフラしてもまっすぐ歩いて行ける。ここで立ち止まったらそいつが折れちまうのさ。魂が折れちまうんだよ』
そして旦那は出口まで行く
銀時『心臓が止まるなんてことより俺にしたらそっちの方が一大事でね。こいつァ老いぼれて腰が曲がってもまっすぐじゃなきゃいけねー』
旦那はそのまま部屋を出ていった
土方『己の美学のために死ぬってか?……とんだロマンティズムだ』
新八『なーに言ってんスか。男はみんなロマンティストでしょ』
神楽『いやいや女だってそーヨ新八』
2人はおもちゃをそれぞれ1つとり歩き出す
新八『それじゃバランス悪すぎでしょ?男も女もバカになったらどーなるんだよ』
神楽『それを今から試しに行くアルヨ』
土方『オッ…オイテメーら…どいつもこいつも…なんだってんだ?』
新八くんや神楽ちゃんも旦那のあとを追って行った
オレと兄貴は顔を見合わせた
そのままオレらもおもちゃを取った
沖田『全くバカな連中ですね。こんなもののために命かけるなんてバカそのものだ』
蓮桜『やっぱ世の中の半分はバカで成り立ってんだよ兄貴』
土方『俺には理解できねェ……ん?ってお前らなにしてんだァ!?どこに行くつもりだァァ!!』
沖田『すまねェ…土方さん。俺らもまたバカなもんでさァ』
蓮桜『悪いなトシ兄。家族を失って泣いてる子供たちを見てたら自分に重なってほっとけなかったわ。ま、バカはバカなりにどうにかしてくるさ』
そう言われたトシ兄は呆れた顔をしていた
そしてオレらも部屋を去っていった
土方『まぁまぁ 遠慮せずに食べなさいよ』
銀時『……何これ?』
沖田『旦那 すまねェ。全部バレちゃいやした』
銀時『イヤイヤそうじゃなくて…』
蓮桜『あぁ、目の前に置かれてる料理のことならゴミだから気にするな旦那』
オレは目の前に置かれてる土方スペシャル(カツ丼にマヨネーズ大量に乗ってるゴミ)の説明をした
土方『誰がゴミだァ!!』
銀時『なに?マヨネーズに恨みでもあんの?』
土方『カツ丼土方スペシャルだ』
銀時『こんなスペシャル誰も必要としてねーんだよ。オイ姉ちゃんチョコレートパフェ1つ!』
土方『お前は一生糖分とってろ。どうだ総悟ウメーだろ?』
沖田『スゲーや土方さん。カツ丼を犬のエサに昇華できるとは』
兄貴は土方スペシャルを食べていた
蓮桜『兄貴そんなもの食べたらお腹壊すぞ。今すぐ吐きなさい』
土方『壊すかァ!!……何だこれ?奢ってやったのにこの敗北感…。まぁいい、本筋の話をしよう。テメー総悟や蓮桜に色々吹き込まれたそうだが、アレ全部忘れてくれ』
銀時『んだオイ 都合のいい話だな。その感じじゃテメーもあそこで何が行われてるのか知ってんじゃねーの?(鼻くそほじりながら)大層な役人さんだよ。目の前で犯罪が起きてるのに知らんぷりたァ』
土方『いずれ真選組が潰すさ。だがまだ早ェ。腐った実は時が経てば自ら地に落ちるもんだ……てゆーかオメー土方スペシャルに鼻くそ入れたろ謝れコノヤロー』
トシ兄は土方スペシャルを食べながら話す
土方『だいたいテメーら小物が数人はむかったところでどうこうなる連中じゃねェ』
沖田『土方さんアンタひょっとしてもう全部掴んで…』
蓮桜『もしそうならなんで動かねーんだよ!』
土方『天導衆って奴ら知ってるか?将軍を傀儡にしこの国をテメー勝手に作り変えてる。この国の実権を事実上握ってる連中だ…あの趣味の悪い闘技場は…その天導衆の遊び場なんだよ』
蓮桜『そんな……』
土方『ま、そういうわけだ。この話は一旦終わりだ』
ここにいる人達は納得はしていないが、今はやめるしかなさそうだった
それから数日後 万事屋にて
銀時『……あ~嫌な雨だ。何もこんな日にそんな湿っぽい話持ち込んで来なくてもいいじゃねーか…』
湿っぽい話というのは旦那たちに調べてもらっていた鬼道丸が亡くなったことだ
旦那たちの話ではその鬼道丸は孤児の子供たちを育てていたのだ
沖田『そいつァすまねェ。一応知らせとかねーとと思いましてね』
神楽『ごめん銀ちゃん』
新八『僕らが最後まで見届けていれば…』
鬼道丸が亡くなる前、この2人は会っていたようだ
銀時『オメーらのせいじゃねーよ。野郎も人斬りだ。自分でもロクな死に方できねーのくらい覚悟してたさ』
旦那はずっとこちらを見ていない
蓮桜『残された子供たちの引き取り先はオレらで探しとく。これぐらいしか出来ないのが情けないけど…』
沖田『旦那ァ 妙なモンに巻き込んじまってすいませんでした。この話はこれっきりにしなしょーや。これ以上関わってもロクな事なさそーですし』
オレらが万事屋から帰ろうと出口に向かうとそこには鬼道丸の子供たちが来ていた
沖田『テメーら、ここには来るなって言ったろィ?』
蓮桜『皆どうしたんだ?』
男の子『…に、兄ちゃん。兄ちゃんに頼めばなんでもしてくれるんだよね。何でもしてくれる万事屋なんだよね?』
その言葉に旦那は子供たちを見た
女の子『お願い!先生の敵討ってよォ!』
小さい男の子『これ…僕の宝物なんだ』
男の子『お金は無いけど……みんなの宝物あげるから』
子供たちは机におもちゃをたくさん置いた
男の子『先生…僕たちの知らないところで悪いことやってたんだろ?だから死んじゃったんだよね。でもね、僕たちにとっては大好きな父ちゃん…立派な父ちゃんだったんだよ…』
子供たちはみんな泣きながらそう伝える
この子達はとても愛されて育ったんだろうな
銀時『……オイ ガキ!これ今はやりのドッキリマンシールじゃねーか?』
小さい男の子『そーだよ。レアモノだよ。なんで?兄ちゃん知ってるの?』
銀時『なんでってオメー俺も集めてんだドッキリマンシール。こいつのためならなんだってやるぜ。後で返せっつってもおせーからな』
そう言った旦那の顔はとても優しかった
小さい男の子『兄ちゃん!』
沖田『ちょ…旦那!』
神楽『銀ちゃん本気アルか』
土方『酔狂な野郎だとは思っていたがここまで来ると馬鹿だな』
蓮桜『トシ兄』
土方『小物が1人はむかったところで潰せる連中じゃねーと言ったはずだ…死ぬぜ』
銀時『オイオイなんだ。どいつもこいつも人の家ズカズカ入りやがって、テメーらにゃ迷惑かけねーよ。どけ』
土方『別にテメーが死のうが構わんが、ただげせねー。わざわざ死にに行くってのか?』
銀時『行かなくても俺ァ死ぬんだよ。俺にはなァ心臓より大事な器官があるんだよ。そいつァ見えねーが確かに俺のどタマから股間をまっすぐぶち抜いて俺の中に存在する。そいつがあるから俺ァまっすぐ立っていられる。フラフラしてもまっすぐ歩いて行ける。ここで立ち止まったらそいつが折れちまうのさ。魂が折れちまうんだよ』
そして旦那は出口まで行く
銀時『心臓が止まるなんてことより俺にしたらそっちの方が一大事でね。こいつァ老いぼれて腰が曲がってもまっすぐじゃなきゃいけねー』
旦那はそのまま部屋を出ていった
土方『己の美学のために死ぬってか?……とんだロマンティズムだ』
新八『なーに言ってんスか。男はみんなロマンティストでしょ』
神楽『いやいや女だってそーヨ新八』
2人はおもちゃをそれぞれ1つとり歩き出す
新八『それじゃバランス悪すぎでしょ?男も女もバカになったらどーなるんだよ』
神楽『それを今から試しに行くアルヨ』
土方『オッ…オイテメーら…どいつもこいつも…なんだってんだ?』
新八くんや神楽ちゃんも旦那のあとを追って行った
オレと兄貴は顔を見合わせた
そのままオレらもおもちゃを取った
沖田『全くバカな連中ですね。こんなもののために命かけるなんてバカそのものだ』
蓮桜『やっぱ世の中の半分はバカで成り立ってんだよ兄貴』
土方『俺には理解できねェ……ん?ってお前らなにしてんだァ!?どこに行くつもりだァァ!!』
沖田『すまねェ…土方さん。俺らもまたバカなもんでさァ』
蓮桜『悪いなトシ兄。家族を失って泣いてる子供たちを見てたら自分に重なってほっとけなかったわ。ま、バカはバカなりにどうにかしてくるさ』
そう言われたトシ兄は呆れた顔をしていた
そしてオレらも部屋を去っていった
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