最終信号編
PM 06時00分
芳川『なんとかいけそうね』
開始地点『あとは打ち止めが見つかるといいですけど……置いてきてしまったので』
僕は芳川さんのそばで待機していた
芳川『……少し驚いたわ』
開始地点『え?』
芳川『あの一方通行が素直にこちらに協力してくれるなんて。しかも最終信号を救うことを第一に選択した』
開始地点『……今までご主人は守り方が分からなかったんだと思います。元々根は優しいんですよ?考え方が極端なだけで。だからこそ救える命を今救いたいんだと思います』
芳川『……でも自分のその手で誰かを守れると知ってしまったら絶対後悔してしまうわ。目の前で倒れて行った人々はなんだったのか。どうしてもっと早くに手を差し伸べ無かったのか』
開始地点『……ご主人は既に僕に手を差し伸べてくれましたよ。だから大丈夫……もし後悔したとしても僕もそれを一緒に背負います。だって僕も一方通行なんですから』
芳川『開始地点……』
開始地点『僕今はレイタって名前があるんです。そっちで呼んでもらえたら嬉しいなって…』
芳川『……わかったわレイタ。さて、私も私で自分を壊す時がやってきたのかしらね』
PM 06時32分
ご主人から電話がかかってきた
内容を聞くと天井が打ち止めを連れていったとのこと
開始地点『ウィルスってほっといても勝手に起動するはずですけど……打ち止めを連れていく理由があるんですか?』
芳川『分からないわ』
一方通行【ヤツらはもう学園都市の外に出たンじゃねェのか?かくまってくれる組織なンざいくらでもあるだろォが】
芳川『そうね。でも今回ばかりは私たちに運が向いているようよ。何者かが警備網を突破して学園都市内に進入したそうなの。警備強度は昼の時点でオレンジ。今はレッドに達しているわ』
開始地点『検問を恐れていたらその学区から逃げることは難しいですよね』
一方通行【ふゥン、ならよ。人間余裕がなくなるとドンドン行動が単純になってくよなァ?】
ご主人は僕に天井が行きそうな場所を伝えそこで電話を切った
芳川『私たちも向かうわよ。準備を手伝ってちょうだい』
開始地点『はい!』
僕らは急いで準備をし車に乗り込んだ
そこから僕らは移動をした
現在時間はPM 08時03分
再びご主人から電話がかかってきた
打ち止めは保護できたみたい
リミットまで4時間ほど……これなら大丈夫そう
一方通行【で、どォすンだ?先にガキだけでも連れて戻るか?ン?】
開始地点『どうしましたご主人?』
一方通行【クソガキの頭に電極みてェなモンがついてンだよ。これって剥がさねェ方がいいのか?】
芳川『おそらく妹達の身体検査用きっとだわ。はがしても問題ないわね』
一方通行【BC稼働率ってェのは?】
芳川『それは最終信号の脳細胞の稼働率ね。ブレインセルでBC』
打ち止め【ハァ……ハァ…】
電話越しでも苦しそうな打ち止めの声が聞こえる
一方通行【なァこの機械を使ってウィルスを駆除できねェのか?こっからじゃ連れて帰るのにしても結構時間かかるしよォ】
芳川『無理ね。それはただのモニタだから。書き込みには専用の培養器と学習装置が必要よ』
開始地点『けど大丈夫ですよご主人!僕達今そっちに向かってるので!』
一方通行【あァ?】
開始地点『芳川さんはご主人達のいるところに運転中。機材もしっかり準備してます!ご主人が研究所に行くよりこっちの方が早いですよ』
一方通行【ウィルスコードの解析は終わってンのか?】
芳川『八割方といったところかしら。大丈夫、時間までには間に合わせてみせるわ』
一方通行【そォかよ。ったくどこまで面倒臭ェ事に巻き込みゃ気がすむンだこのガ】
打ち止め【み、サカは………ミサカはミサカはミサミサミサカミサmgdpl22042@jpj!!!】
突然打ち止めが言葉をひたすら呟き始めた
一方通行【な、ン…!?】
開始地点『………これってまさかウィルスコード…0時はダミー情報だった??………起動準備に入ってる…』
間に合わなかった…
芳川『聞きなさい一方通行。こうなった以上次の手を打たなければならないわ。ウィルスはミサカネットワーク上へ配信される前にコードを上位命令文に変換するための準備時間があるわ。時間はおよそ10分。残り6、7分というところね』
開始地点『……打ち止めを処分しろってことですか……あの子の命を奪って妹達を守れってことなの…?』
一方通行【………どォ転がろォと殺すしかねェンだな俺には】
芳川『それは…そうすることが最終信号を救ってやることにもなるのよ。ウィルスが発動すれば彼女の心はズタズタに引き剥がされてしまう』
開始地点『……打ち止め…いやだよ…死んで欲しくないのに……他に方法がないなんて…』
一方通行【……クソったれがああぁぁぁ!!】
ご主人も救えないことが悔しいのか能力を使った音がした
しかし数秒後再びご主人は声を出す
一方通行【芳川、脳内の電気信号さえ制御出来りゃあ学習装置がなくてもあのガキの人格データをいじくることができンだよな?】
芳川『何を言って……まさかキミ自身が学習装置の代わりをするというの?無理よ』
一方通行【出来ねェことはねェだろ。反射ができた以上その先の操作ができたって不思議じゃねェ。要はウィルス感染前のデータと照合して余分を消しちまえばいいんだろォ!?】
芳川『できっこないわ!あと数分しか残されていないこの状況で…』
開始地点『ご主人……僕はご主人を信じます。打ち止めを助けてあげて!』
一方通行【オマエに言われなくてもやってやろォじゃねェか!!】
ご主人は携帯を近くから話したのか声がよく聞こえなくなった
芳川『レイタ、貴方…』
開始地点『ご主人ならきっとやってくれる。僕達も急ぎましょう』
芳川『………わかったわ』
聞き取りにくいけどところどころコードを呟いている打ち止めの声が聞こえる
だがそれは少しずつ無くなり最終的にはコードは聞こえなくなった
芳川『なんとかいけそうね』
開始地点『あとは打ち止めが見つかるといいですけど……置いてきてしまったので』
僕は芳川さんのそばで待機していた
芳川『……少し驚いたわ』
開始地点『え?』
芳川『あの一方通行が素直にこちらに協力してくれるなんて。しかも最終信号を救うことを第一に選択した』
開始地点『……今までご主人は守り方が分からなかったんだと思います。元々根は優しいんですよ?考え方が極端なだけで。だからこそ救える命を今救いたいんだと思います』
芳川『……でも自分のその手で誰かを守れると知ってしまったら絶対後悔してしまうわ。目の前で倒れて行った人々はなんだったのか。どうしてもっと早くに手を差し伸べ無かったのか』
開始地点『……ご主人は既に僕に手を差し伸べてくれましたよ。だから大丈夫……もし後悔したとしても僕もそれを一緒に背負います。だって僕も一方通行なんですから』
芳川『開始地点……』
開始地点『僕今はレイタって名前があるんです。そっちで呼んでもらえたら嬉しいなって…』
芳川『……わかったわレイタ。さて、私も私で自分を壊す時がやってきたのかしらね』
PM 06時32分
ご主人から電話がかかってきた
内容を聞くと天井が打ち止めを連れていったとのこと
開始地点『ウィルスってほっといても勝手に起動するはずですけど……打ち止めを連れていく理由があるんですか?』
芳川『分からないわ』
一方通行【ヤツらはもう学園都市の外に出たンじゃねェのか?かくまってくれる組織なンざいくらでもあるだろォが】
芳川『そうね。でも今回ばかりは私たちに運が向いているようよ。何者かが警備網を突破して学園都市内に進入したそうなの。警備強度は昼の時点でオレンジ。今はレッドに達しているわ』
開始地点『検問を恐れていたらその学区から逃げることは難しいですよね』
一方通行【ふゥン、ならよ。人間余裕がなくなるとドンドン行動が単純になってくよなァ?】
ご主人は僕に天井が行きそうな場所を伝えそこで電話を切った
芳川『私たちも向かうわよ。準備を手伝ってちょうだい』
開始地点『はい!』
僕らは急いで準備をし車に乗り込んだ
そこから僕らは移動をした
現在時間はPM 08時03分
再びご主人から電話がかかってきた
打ち止めは保護できたみたい
リミットまで4時間ほど……これなら大丈夫そう
一方通行【で、どォすンだ?先にガキだけでも連れて戻るか?ン?】
開始地点『どうしましたご主人?』
一方通行【クソガキの頭に電極みてェなモンがついてンだよ。これって剥がさねェ方がいいのか?】
芳川『おそらく妹達の身体検査用きっとだわ。はがしても問題ないわね』
一方通行【BC稼働率ってェのは?】
芳川『それは最終信号の脳細胞の稼働率ね。ブレインセルでBC』
打ち止め【ハァ……ハァ…】
電話越しでも苦しそうな打ち止めの声が聞こえる
一方通行【なァこの機械を使ってウィルスを駆除できねェのか?こっからじゃ連れて帰るのにしても結構時間かかるしよォ】
芳川『無理ね。それはただのモニタだから。書き込みには専用の培養器と学習装置が必要よ』
開始地点『けど大丈夫ですよご主人!僕達今そっちに向かってるので!』
一方通行【あァ?】
開始地点『芳川さんはご主人達のいるところに運転中。機材もしっかり準備してます!ご主人が研究所に行くよりこっちの方が早いですよ』
一方通行【ウィルスコードの解析は終わってンのか?】
芳川『八割方といったところかしら。大丈夫、時間までには間に合わせてみせるわ』
一方通行【そォかよ。ったくどこまで面倒臭ェ事に巻き込みゃ気がすむンだこのガ】
打ち止め【み、サカは………ミサカはミサカはミサミサミサカミサmgdpl22042@jpj!!!】
突然打ち止めが言葉をひたすら呟き始めた
一方通行【な、ン…!?】
開始地点『………これってまさかウィルスコード…0時はダミー情報だった??………起動準備に入ってる…』
間に合わなかった…
芳川『聞きなさい一方通行。こうなった以上次の手を打たなければならないわ。ウィルスはミサカネットワーク上へ配信される前にコードを上位命令文に変換するための準備時間があるわ。時間はおよそ10分。残り6、7分というところね』
開始地点『……打ち止めを処分しろってことですか……あの子の命を奪って妹達を守れってことなの…?』
一方通行【………どォ転がろォと殺すしかねェンだな俺には】
芳川『それは…そうすることが最終信号を救ってやることにもなるのよ。ウィルスが発動すれば彼女の心はズタズタに引き剥がされてしまう』
開始地点『……打ち止め…いやだよ…死んで欲しくないのに……他に方法がないなんて…』
一方通行【……クソったれがああぁぁぁ!!】
ご主人も救えないことが悔しいのか能力を使った音がした
しかし数秒後再びご主人は声を出す
一方通行【芳川、脳内の電気信号さえ制御出来りゃあ学習装置がなくてもあのガキの人格データをいじくることができンだよな?】
芳川『何を言って……まさかキミ自身が学習装置の代わりをするというの?無理よ』
一方通行【出来ねェことはねェだろ。反射ができた以上その先の操作ができたって不思議じゃねェ。要はウィルス感染前のデータと照合して余分を消しちまえばいいんだろォ!?】
芳川『できっこないわ!あと数分しか残されていないこの状況で…』
開始地点『ご主人……僕はご主人を信じます。打ち止めを助けてあげて!』
一方通行【オマエに言われなくてもやってやろォじゃねェか!!】
ご主人は携帯を近くから話したのか声がよく聞こえなくなった
芳川『レイタ、貴方…』
開始地点『ご主人ならきっとやってくれる。僕達も急ぎましょう』
芳川『………わかったわ』
聞き取りにくいけどところどころコードを呟いている打ち止めの声が聞こえる
だがそれは少しずつ無くなり最終的にはコードは聞こえなくなった
