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ハンター試験編

現在 霧の中

ゴンくんを先頭に私達3人は道を進んでいる

ゴン『こっちだよ』

クラピカ『そんなにはっきりわかるのか?』

ゴン『うん!レオリオのつけてたオーデコロンは独特だから数kmくらい先にいてもわかるよね』

リズ『それはゴンくんだけだと思うよ』

ゴン『そう?……ねぇクラピカ、リズ。ヒソカが言ってたオレとリズとレオリオは合格って一体どういう意味だと思う?』

リズ『どうなんだろう?私には分からないかな』

クラピカ『……彼は試験官ごっこと言っていた。つまりヒソカは我々を審査していたのさ』

ゴン『どうやって?だってオレとリズはヒソカに顔を見られてただけだよ』

リズ『でもゴンくんはヒソカさんに一撃食らわしてたよ。私は本当に謎だけど』

ゴン『確かにそうだけど、でもレオリオは殴りかかって逆に倒されちゃったよ。それでも合格だって』

リズ『言われてみればそうだね……うーん』

クラピカ『おそらく自分と似たニオイを感じ取ったんじゃないか?ヒソカにハンターの資質があるとは私は絶対に思わない!しかし特異な能力を持つ者が同じような才能の持ち主を発掘することはよくある。多分ヒソカなりの勘や経験で3人にハンターの素質や将来性を感じたのではないか?今殺すには惜しい人材だ。そんな風に考えたのかもな』

リズ『え、やっぱり怖いあの人』

クラピカさんの言葉にゴンくんは黙っていた

リズ『ゴンくん大丈夫?怖かった?』

ゴン『ううん、少しづつわかってきた気がする。オレがあの時感じた変な気持ち。目の前に人がゴロゴロ倒れていてそうした張本人…ヒソカがオレの方に近づいてきた時、強力な圧迫感があって怖くて逃げ出したいけど背を向けることもできなくて絶対戦っても勝ち目は無い!!オレも殺されるのかなァなんて考えながら……その反面、なんて言うのかな。殺されるかもしれない極限の状態なのにさ。変だよね?オレあの時少しワクワクしたんだ』

ゴンくんは少しだけ嬉しそうな顔をしていた

きっと怖いけど強い人と戦うことに楽しいと思う子なのだろう

前を進んでいると家とたくさんの人が見えた

クラピカ『どうやら間に合ったようだな』

リズ『レオリオさんとヒソカさんは?』

周りを見渡すとヒソカさんがいた

ヒソカさんはこちらに気づいたのかある場所を指さした

そこにはちゃんとレオリオさんがいた

ゴン『レオリオ!!』

私達はすぐにレオリオさんに駆け寄った

クラピカ『うむ、腕の傷以外は無事のようだな』

リズ『いやクラピカさん!顔!顔が無事じゃないから!!』

クラピカ『あ、ホントだ……見ていなかった』

意外と天然なところあるよねクラピカさん

ゴン『いつから気付いてたの?』

レオリオ『あ?あぁついさっきな。しかしなんでオレこんなケガしてんだ?どーも湿原に入ったあとの記憶がはっきりしてなくてよ』

私やゴンくん、クラピカさんはレオリオさんに聞こえないように話す

クラピカ『言わない方がいいな』

リズ『忘れていた方がいいこともあるよね』

ゴン『うん』

レオリオさんが無事なのを確認し私達はまた周りを見た

ゴン『ところでなんでみんな建物の外にいるのかな』

キルア『中に入れないんだよ』

ゴン『キルア!』

キルア『よっどんなマジック使ったんだ?絶対もう戻って来れないと思ったぜ』

リズ『ゴンくんがレオリオさんの香水のニオイを辿ってくれたおかげだよ』

キルア『マジ!?』

ゴン『うん』

キルア『お前やっぱ相当変わってるな。犬だろホントは』

リズ『だよねーすごい嗅覚の持ち主だよゴンくんは』

ゴン『そうかな。で、なんで中に入れないの?』

キルア『見ての通りさ』

キルアくんはドアを指さした

そこには本日正午2次試験スタートと書いてある

キルア『変なうなり声はするけど全然出てくる気配はないし、まぁ待つしかないんだろうな』

リズ『そっか……大人しく待つしかないね』

そして私達は正午を待った



ゴン『もうすぐだね』

キルア『うん』

レオリオ『周りが緊張してきたな』

クラピカ『何が起きるか分からないからな』

リズ『中から化け物とか出てきたらどうしよ……』

クラピカ『仮にそうなったら殺るしかないさ』

リズ『だよねー』

そしてドアが開いた

そこには女の人と巨大な男の人がいた

メンチ『どう?お腹はだいぶ空いてきた?』

ブハラ『聞いての通りペコペコだよ』

どうやら先程から聞こえていたうなり声はこの男性の腹の音らしい

メンチ『そんなわけで2次試験は料理よ!美食ハンターのあたし達2人を満足させる食事を用意してちょうだい』

キルア『料理!?』

ブハラ『まずはオレの指定する料理を作ってもらい』

メンチ『そこで合格した者だけがあたしの指定する料理を作れるってわけよ。つまりあたし達2人が美味しいといえば晴れて2次試験合格!!試験はあたし達が満腹になった時点で終了よ』

レオリオ『くそぉ料理なんて作った事ねーぜ』

クラピカ『こんな試験があるとはな』

リズ『料理についてはあまり勉強してないな…』

ブハラ『オレのメニューは……豚の丸焼き!オレの大好物。森林公園に生息する豚なら種類は自由。それじゃ2次試験スタート!』

私達は豚を探しに走り出した

レオリオ『いや~正直ほっとしたぜ!簡単な料理でよ』

ゴン『豚捕まえて焼くだけだもんね』

リズ『これなら私でもできる!』

クラピカ『しかし早く捕まえねばな。あの体格とはいえ、食べる量には限界がある』

リズ『確かに……どこにいるかな』

私達はそのまま坂を降りた

そこには超巨大な鼻の大きな豚がいる

豚は私達目掛けて鼻で叩いてこようとした

当然私達はどうにか避ける

ゴンくんはそのまま避けたのと同時に豚の頭を叩く

レオリオ『ナイス!ゴン!!どうやらこいつ頭部が弱点だぜ!』

クラピカ『巨大で硬い鼻はもらい額をガードするための進化というわけだ』

リズ『弱点が分かれば問題なし!さっさと倒して捕まえよ!』

私達はそれぞれ武器を取り出し豚を倒しそれを丸焼きにし会場まで運んだ

当然キルアくんやヒソカさんも余裕でこなしていた

ブハラ『うひゃあ~』

メンチ『あらま大漁だこと』
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