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ハンター試験編

トンパ『申し訳ない!』

ゴン『いいよそんなに謝んなくても。でも良かったよオレが最初に飲んでみて。山とかで色んな草や芽を試し食いしてるからだいたい味で変なものがわかるんだ』

リズ『ゴンくんすごいよね』

ゴン『そう?オレには普通のことだったからさ!』

トンパ『いや~本当に良かったよ!』

私達はトンパさんと離れレオリオさんとクラピカさんの元に戻った

数分待っているとジリリリリという音が鳴る

その音の出処を探すと品の良さそうな男が立っていた

サトツ『只今をもって受付時間を終了します。ではこれよりハンター試験を開始いたします』

その人は私達ハンター志望者の1番前に立つ

サトツ『こちらへどうぞ。さて一応確認いたしますがハンター試験は大変厳しいものもあり運が悪かったり実力が乏しかったりするとケガしたり死んだりします。先程のように受験生同士の争いで再起不能になる場合も多々ございます。それでも構わないという方のみついてきてください』

当たり前ながら誰も帰ることは無い

サトツ『承知しました。第1次試験405名全員参加ですね』

レオリオ『当たり前の話だが誰1人帰らねーな。ちょっとだけ期待したんだがな』

リズ『ここまで来て帰るわけがないんだよ』

レオリオ『確かにそうか』

クラピカ『おかしいな』

周りの人たちはすごい急ぎ足で歩き始めた

私達は後ろの方にいたので1番前の様子が見えない

レオリオ『おいおいなんだ?やけにみんな急いでねーか?』

クラピカ『やはり進むペースがだんだん早くなっている!』

ゴン『前の方が走り出したんだよ!』

リズ『あの人そんなに早いペースで進んでるの!?』

サトツ『申し遅れました。私が第1次試験担当官サトツと申します。これより皆様を2次試験会場へ案内いたします』

ハンゾウ『2次……ってことは1次は?』

サトツ『もう始まっているのでございます。2次試験会場まで私に着いてくること。これが1次試験でございます。場所や到着時刻はお答えできません。ただ私についてきていただきます』

クラピカ『なるほどな…』

ゴン『変なテストだね』

レオリオ『さしずめ持久力試験ってとこか』

リズ『難しいことを考えなくていいから助かるかな』

レオリオ『望むところだぜ!どこまでもついて行ってやる』

私達が走っていると後ろからスケボーに乗った子供が私達を通り過ぎた

パッと見ゴンくんと同じくらいの子かな

レオリオ『おいガキ汚ねーぞ!そりゃ反則じゃねーかオイ!!』

キルア『なんで?』

レオリオ『なんでってお前……こりゃ持久力のテストなんだぞ』

ゴン『違うよ試験官は着いてこいって言っただけだもんね』

リズ『道具使ったら反則とか言ってなかったもんね』

ゴン『ねー!』

レオリオ『お前らどっちの味方だ!!』

クラピカ『どなるな体力を消耗するぞ。何よりまずうるさい。テストは原則持ち込み自由なのだよ』

キルア『………ねぇ君年いくつ?』

スケボー少年はゴンくんを見ながら言った

ゴン『もうすぐ12歳!』

キルア『ふーん……やっぱオレも走ろっと』

スケボー少年はスケボーから降り一緒に走り始めた

キルア『オレ、キルア』

ゴン『オレはゴン!』

キルア『そっちの棺桶背負ったおねーさんは?』

リズ『あ、私?私はリズ!よろしくキルアくん』

キルア『オッサンの名前は?』

レオリオ『オッサ……これでもお前らと同じ10代なんだぞオレはよ!!』

ゴン、キルア、リズ『ウソォ!?』

レオリオ『あー!!ゴンやリズまで!!ひっでーもぉ絶交な!!』

話していると気づけばクラピカさんが先に進んでいた

その後も4、5時間走っていたが目的地はまだつかない

私は体力はあるから大丈夫だが

その間にレオリオさんが苦しそうだ

ゴン『大丈夫?』

レオリオさんはその場に止まり荷物を置いた

ゴン『レオリオ!』

キルア『ほっとけよ。遊びじゃないんだぜゴン』

レオリオ『ざけんなよ……絶対ハンターになったるんじゃ!!クソったらァ!!』

そのままレオリオさんは荷物を置いたまま先に走り出した

リズ『あれなら大丈夫そうだね』

ゴン『うん!あ、そうだ』

ゴンくんは釣竿を取り出すとレオリオさんの荷物を回収した

キルア『おーかっこいいー後でオレにもやらせてよ』

ゴン『スケボー貸してくれたらね』

子供2人の会話を見ていると弟を思い出して少しだけ和むな

そして私達はまた走り出した
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