ゾルディック編
あれから飛行船に乗りククルーマウンテンを目指して移動している
レオリオ『見えてきたぜ。暗殺一家のアジトか…実際見るといやーな雰囲気だな』
クラピカ『うむ…周囲の聞き込みから始めるか』
リズ『暗殺一家の情報って聞き込みで出てくるかな?』
レオリオ『とりあえず宿を確保して作戦を立てようぜ』
ゴン『大丈夫だよ、友達に会いに来ただけなんだからさ』
ゴン以外(脳天気…)
飛行船を降りた後 早速聞き込みをしてみた
店員『ククルーマウンテン?ゾルディック家の観光かい?山景巡りの定期バスが日に1本ガイド付きで出てるよ』
暗殺一家が観光地って…一体どういうことなの
店員『とにかくバスに乗ってみな!』
言われるがままそのバスに乗ってみることにした
バスに乗っていると明らかに普通の観光客じゃない人もいる
そのまま観光バスはある場所につき降りた
そこには巨大な城壁みたいなドアがある
レオリオ『おお…こりゃすげーな』
リズ『大きすぎない?』
ガイド『ここが正門です。別名黄泉への扉と呼ばれております。入ったら最後生きて戻れないとの理由からです』
キルアの家とんでもないね
ガイド『中に入るには守衛室横にある小さな扉を使いますが、ここから先はゾルディック家の私有地となっておりますので見学できません』
レオリオ『なにー!?山はまだはるか向こうだぜ!?まさかあそこまで…』
ガイド『はい…ここから先の樹海はもちろんククルーマウンテンも全てゾルディック家の敷地ということです』
レオリオ『……これが庭ってことかよ』
リズ『……お金持ちにしてもスケール大きくない?』
ゴン『ねぇガイドさん』
ガイド『はい』
ゴン『中に入るにはどうしたらいいの?』
ガイド『ボウヤ、私の説明聞いてまして?』
ゴン『うん、でも』
ガイド『中に入れば二度と生きて出られません。殺し屋の隠れ家なのよ』
観光されているのに隠れ家として成立しているんだろうか
男1『ハッタリだろ?誰も見たことの無い幻の暗殺一家』
男2『奴らの顔写真にさえ1億近い懸賞金がかかってる話だ』
レオリオ『まじか?クソ、キルアの写真撮っときゃ良かった』
リズ『レオリオ……』
男1『ウワサだけが1人歩きして伝説となり』
男2『実際は全く大したことがねぇってのがオチよ』
その男達は守衛室のドアを壊し守衛さんを掴んだ
男1『門を開けな』
ゼブロ『こ、困りますよ。あたしがダンナ様にしかられるんですから』
男2『心配すんな。どうせあんたの御主人はオレ達に始末される』
男達は守衛さんから鍵を奪い守衛さんを投げた
そのまま男達はドアに入っていった
ゼブロ『いててて』
ゴン『大丈夫?』
リズ『あの人たちひどい!』
ゼブロ『ああ、大丈夫だよ。あーあ、またミケがエサ以外の肉食べちゃうよ』
ゴン『え?』
リズ『ミケ?』
すると先程のドアが開き巨大な獣の腕が見えたかと思えば、男達が骨のみとなっていた
その姿を見たほかの観光客はあわてて逃げる
ゼブロ『時間外の食事はダンナ様に堅くとめられてるのにな!ミケー!太っても知らないよー!!』
クラピカ『なんだ!!今のは…』
ガイド『えー皆様ご覧いただけましたでしょうか?一歩中に入ればあの通り無惨な姿をさらすことに…』
観光客『いいからそんなこと!早くバスを出してくれ!!あんたらも早く乗って!!』
観光客は私達にそう叫ぶ
ゴン『あ、えーと。行っていいですよ。オレ達ここに残ります』
そのまま私達は残り守衛さんと話した
ゼブロ『なるほどねー。キルア坊ちゃんの友達ですか。嬉しいねぇわざわざ訪ねてくれるなんて。あたしゃ20年勤めてるけどあんた達が初めてだよ。友人としてここに来てくれたのはね』
キルアは他に友達がいなかったんだろうな
暗殺一家だったから……
ゼブロ『雇われの身でこんなこと言うとバチが当たりそうだけど、本当に寂しい家だよ。だーれも訪ねてきやしない。あんな連中はひっきりなしに来るんだけどね』
守衛さんは先程骨になった男達を親指で差した
ゼブロ『まぁ稀代の殺し屋一族だから仕方ないけど、因果な商売だよねぇ。いや本当に嬉しいよ、ありがとう!』
守衛さんは頭を下げた
ゼブロ『しかし 君らを庭内に入れるわけにはいかんです。さっき君らも見たでしょ?でかい生き物の腕を。あれはミケと言ってゾルディック家の番犬なんですがね、家族以外の命令は絶対きかないし懐かない。10年前に主から出された命令を忠実に守っている。侵入者は全員かみ殺せ』
ころす……
ゼブロ『あ、忠実じゃないやな。食い殺してるから。とにかくミケがいるからあんた達を中には入れられないね。坊ちゃんの大事な友達をガイコツにするわけにゃいかないからね』
クラピカ『……守衛さんあなたはなぜ無事なんですか?』
ゼブロ『ん?』
クラピカ『あなたは中に入るんでしょう?中に入る必要がないのなら鍵を持つ必要もないですからね』
リズ『たしかに…。守衛さんの言う話が本当なら守衛さんもミケに食い殺されてるよね』
ゼブロ『……いいとこつくねぇ。半分当たりで半分ハズレですね』
リズ『どういうこと?』
ゼブロ『中に入るが鍵は使いません。これは侵入者用の鍵なんですよ』
みんなどういうことだという顔をしている
ゼブロ『こういう連中は不思議なもんで10人中8、9人は正面から堂々とやってくる。そんで扉が開けられないと門を壊してでも正面から入りたがるんだな。迷惑な話ですがね。そこで脇の方にわざわざ鍵付きの扉を設けたんですよ。侵入者は無抵抗のあたしから鍵を奪いミケに食い殺される寸法だ』
クラピカ『そうか…』
ゼブロ『御察しの通りあたしゃ守衛じゃない。ミケの後片付けをする掃除夫ですよ』
リズ『ちょっとまって…なら本当の門には鍵なんてないの!?』
ゼブロ『その通り』
レオリオ『何!?』
レオリオはそれを聞き、本当の門を開けようとする
しかし全然開く様子はない
レオリオ『押しても引いても左右にも開かねーじゃねーかよ!』
ゴン『上にあげるんだったりして』
ゼブロ『単純に力が足りないんですよ』
レオリオ『アホか!全力でやってるってんだよ!おいリズ!お前力あるだろ!やってみろ!』
リズ『それがねレオリオ……既に挑戦してるんだけど……開きそうもない』
レオリオ『お前でもか!?』
ゼブロ『まぁごらんなさい。この門の正式名称は試しの門。この門さえ開けられないような輩はゾルディック家に入る資格なしってことです』
守衛さんは上着を脱ぎ力を込めて門を押した
するとビクともしなかった門は開いた
そして門から手を離すとすぐに門は閉じた
ゼブロ『ご覧の通り、扉は自動的に閉まるから開いたらすぐに中に入ることだね』
守衛さんは上着を拾い着た
ゼブロ『年々これがしんどくなってきてねぇ、でも開けられなくなったらクビだから必死ですよ。試しの門を開けて入ってきた者には攻撃するな、ミケはそう命令されてもいるんです。1の扉は片方2トンあります』
レオリオ『2ト……そんなもん動かせねーぞ普通』
リズ『そもそも1の扉?他にも扉があるの?』
ゼブロ『えぇ、ごらんなさい。7まで扉があるでしょう?』
よくよく門を見るとたしかに書かれている
ゼブロ『1つの数が増える事に重さが倍になってるんですよ』
レオリオ『倍!?』
ゼブロ『力を入れればその力に応じて大きい扉が開く仕組みです。ちなみにキルア坊ちゃんが戻ってきた時は3の扉まで開きましたよ』
リズ『さすがキルア…とんでもないね』
ゴン『3ってことは…12トン!!』
クラピカ『……16トンだよゴン』
ゼブロ『おわかりかね?敷地内に入るだけでこの調子なんだ。住む世界が全く違うんですよ』
ゴン『うーん、気に入らないなー。おじさん鍵貸して』
ゼブロ『え?』
ゴン『友達に会いに来ただけなのに試されるなんてまっぴらだからオレは侵入者でいいよ』
レオリオ『見えてきたぜ。暗殺一家のアジトか…実際見るといやーな雰囲気だな』
クラピカ『うむ…周囲の聞き込みから始めるか』
リズ『暗殺一家の情報って聞き込みで出てくるかな?』
レオリオ『とりあえず宿を確保して作戦を立てようぜ』
ゴン『大丈夫だよ、友達に会いに来ただけなんだからさ』
ゴン以外(脳天気…)
飛行船を降りた後 早速聞き込みをしてみた
店員『ククルーマウンテン?ゾルディック家の観光かい?山景巡りの定期バスが日に1本ガイド付きで出てるよ』
暗殺一家が観光地って…一体どういうことなの
店員『とにかくバスに乗ってみな!』
言われるがままそのバスに乗ってみることにした
バスに乗っていると明らかに普通の観光客じゃない人もいる
そのまま観光バスはある場所につき降りた
そこには巨大な城壁みたいなドアがある
レオリオ『おお…こりゃすげーな』
リズ『大きすぎない?』
ガイド『ここが正門です。別名黄泉への扉と呼ばれております。入ったら最後生きて戻れないとの理由からです』
キルアの家とんでもないね
ガイド『中に入るには守衛室横にある小さな扉を使いますが、ここから先はゾルディック家の私有地となっておりますので見学できません』
レオリオ『なにー!?山はまだはるか向こうだぜ!?まさかあそこまで…』
ガイド『はい…ここから先の樹海はもちろんククルーマウンテンも全てゾルディック家の敷地ということです』
レオリオ『……これが庭ってことかよ』
リズ『……お金持ちにしてもスケール大きくない?』
ゴン『ねぇガイドさん』
ガイド『はい』
ゴン『中に入るにはどうしたらいいの?』
ガイド『ボウヤ、私の説明聞いてまして?』
ゴン『うん、でも』
ガイド『中に入れば二度と生きて出られません。殺し屋の隠れ家なのよ』
観光されているのに隠れ家として成立しているんだろうか
男1『ハッタリだろ?誰も見たことの無い幻の暗殺一家』
男2『奴らの顔写真にさえ1億近い懸賞金がかかってる話だ』
レオリオ『まじか?クソ、キルアの写真撮っときゃ良かった』
リズ『レオリオ……』
男1『ウワサだけが1人歩きして伝説となり』
男2『実際は全く大したことがねぇってのがオチよ』
その男達は守衛室のドアを壊し守衛さんを掴んだ
男1『門を開けな』
ゼブロ『こ、困りますよ。あたしがダンナ様にしかられるんですから』
男2『心配すんな。どうせあんたの御主人はオレ達に始末される』
男達は守衛さんから鍵を奪い守衛さんを投げた
そのまま男達はドアに入っていった
ゼブロ『いててて』
ゴン『大丈夫?』
リズ『あの人たちひどい!』
ゼブロ『ああ、大丈夫だよ。あーあ、またミケがエサ以外の肉食べちゃうよ』
ゴン『え?』
リズ『ミケ?』
すると先程のドアが開き巨大な獣の腕が見えたかと思えば、男達が骨のみとなっていた
その姿を見たほかの観光客はあわてて逃げる
ゼブロ『時間外の食事はダンナ様に堅くとめられてるのにな!ミケー!太っても知らないよー!!』
クラピカ『なんだ!!今のは…』
ガイド『えー皆様ご覧いただけましたでしょうか?一歩中に入ればあの通り無惨な姿をさらすことに…』
観光客『いいからそんなこと!早くバスを出してくれ!!あんたらも早く乗って!!』
観光客は私達にそう叫ぶ
ゴン『あ、えーと。行っていいですよ。オレ達ここに残ります』
そのまま私達は残り守衛さんと話した
ゼブロ『なるほどねー。キルア坊ちゃんの友達ですか。嬉しいねぇわざわざ訪ねてくれるなんて。あたしゃ20年勤めてるけどあんた達が初めてだよ。友人としてここに来てくれたのはね』
キルアは他に友達がいなかったんだろうな
暗殺一家だったから……
ゼブロ『雇われの身でこんなこと言うとバチが当たりそうだけど、本当に寂しい家だよ。だーれも訪ねてきやしない。あんな連中はひっきりなしに来るんだけどね』
守衛さんは先程骨になった男達を親指で差した
ゼブロ『まぁ稀代の殺し屋一族だから仕方ないけど、因果な商売だよねぇ。いや本当に嬉しいよ、ありがとう!』
守衛さんは頭を下げた
ゼブロ『しかし 君らを庭内に入れるわけにはいかんです。さっき君らも見たでしょ?でかい生き物の腕を。あれはミケと言ってゾルディック家の番犬なんですがね、家族以外の命令は絶対きかないし懐かない。10年前に主から出された命令を忠実に守っている。侵入者は全員かみ殺せ』
ころす……
ゼブロ『あ、忠実じゃないやな。食い殺してるから。とにかくミケがいるからあんた達を中には入れられないね。坊ちゃんの大事な友達をガイコツにするわけにゃいかないからね』
クラピカ『……守衛さんあなたはなぜ無事なんですか?』
ゼブロ『ん?』
クラピカ『あなたは中に入るんでしょう?中に入る必要がないのなら鍵を持つ必要もないですからね』
リズ『たしかに…。守衛さんの言う話が本当なら守衛さんもミケに食い殺されてるよね』
ゼブロ『……いいとこつくねぇ。半分当たりで半分ハズレですね』
リズ『どういうこと?』
ゼブロ『中に入るが鍵は使いません。これは侵入者用の鍵なんですよ』
みんなどういうことだという顔をしている
ゼブロ『こういう連中は不思議なもんで10人中8、9人は正面から堂々とやってくる。そんで扉が開けられないと門を壊してでも正面から入りたがるんだな。迷惑な話ですがね。そこで脇の方にわざわざ鍵付きの扉を設けたんですよ。侵入者は無抵抗のあたしから鍵を奪いミケに食い殺される寸法だ』
クラピカ『そうか…』
ゼブロ『御察しの通りあたしゃ守衛じゃない。ミケの後片付けをする掃除夫ですよ』
リズ『ちょっとまって…なら本当の門には鍵なんてないの!?』
ゼブロ『その通り』
レオリオ『何!?』
レオリオはそれを聞き、本当の門を開けようとする
しかし全然開く様子はない
レオリオ『押しても引いても左右にも開かねーじゃねーかよ!』
ゴン『上にあげるんだったりして』
ゼブロ『単純に力が足りないんですよ』
レオリオ『アホか!全力でやってるってんだよ!おいリズ!お前力あるだろ!やってみろ!』
リズ『それがねレオリオ……既に挑戦してるんだけど……開きそうもない』
レオリオ『お前でもか!?』
ゼブロ『まぁごらんなさい。この門の正式名称は試しの門。この門さえ開けられないような輩はゾルディック家に入る資格なしってことです』
守衛さんは上着を脱ぎ力を込めて門を押した
するとビクともしなかった門は開いた
そして門から手を離すとすぐに門は閉じた
ゼブロ『ご覧の通り、扉は自動的に閉まるから開いたらすぐに中に入ることだね』
守衛さんは上着を拾い着た
ゼブロ『年々これがしんどくなってきてねぇ、でも開けられなくなったらクビだから必死ですよ。試しの門を開けて入ってきた者には攻撃するな、ミケはそう命令されてもいるんです。1の扉は片方2トンあります』
レオリオ『2ト……そんなもん動かせねーぞ普通』
リズ『そもそも1の扉?他にも扉があるの?』
ゼブロ『えぇ、ごらんなさい。7まで扉があるでしょう?』
よくよく門を見るとたしかに書かれている
ゼブロ『1つの数が増える事に重さが倍になってるんですよ』
レオリオ『倍!?』
ゼブロ『力を入れればその力に応じて大きい扉が開く仕組みです。ちなみにキルア坊ちゃんが戻ってきた時は3の扉まで開きましたよ』
リズ『さすがキルア…とんでもないね』
ゴン『3ってことは…12トン!!』
クラピカ『……16トンだよゴン』
ゼブロ『おわかりかね?敷地内に入るだけでこの調子なんだ。住む世界が全く違うんですよ』
ゴン『うーん、気に入らないなー。おじさん鍵貸して』
ゼブロ『え?』
ゴン『友達に会いに来ただけなのに試されるなんてまっぴらだからオレは侵入者でいいよ』
