ハンター試験編
ネテロ『心配御無用。ゴンは合格じゃ。本人がなんと言おうとそれは変わらんよ。仮にゴンがごねてワシを殺したとしても合格した後で資格が取り消されることはない』
ハンゾー『なるほどな』
ハンゾーさんはこちらに歩いてくる
キルア『なんでわざと負けたの?』
ハンゾー『…わざと?』
キルア『殺さずまいったと言わせる方法くらい心得ているはずだろあんたならさ』
確かに隠密をする忍びならば持っていそうだけど
ハンゾー『オレは誰かを拷問する時は一生恨まれることを覚悟してやる。その方が確実だし気も楽だ』
キルアは分からないという顔をしている
ハンゾー『どんな奴でも痛めつけられた相手を見る目には負の光が宿るもんだ。目に映る憎しみや恨みの光ってのは訓練してもなかなか隠せるもんじゃねー。しかしゴンの目にはそれがなかった。信じられるか?腕を折られた直後なのによ』
確かにゴンは恨んだような目をしていなかった
どんな時でも純粋な目をしている
ハンゾー『気に入っちまったんだあいつが。あえて敗因あげるならそんなところだ』
多分この人もいい人の部分が強いのだろう
ハンゾー『あ、お前は容赦なくやるから早いとこまいったって言えよ?』
リズ『え!?』
私に向かって指を刺されて言われた
その間にもキルアの表情は疑問を抱えたような様子だった
そして第2試合 クラピカ対ヒソカが始まった
第2試合はしばらく戦ったあとヒソカはクラピカになにか囁き、その後まいったと言った
クラピカはそのまま勝った
次の第3試合 リズ対ハンゾーは人形を出す暇もなくハンゾーさんに押さえつけられまいったと言うしかなくハンゾーさんの勝ち
そのまま第4試合 ポドロ対ヒソカはヒソカの一方的な戦いだったがポドロは諦めなかった。だがヒソカがまたも囁くとポドロは負けを認めた
第5試合 リズ対ポックルは人形を素早くだしポックルの首元にワイヤーを当てまいったと言わせた
第6試合 ポックル対キルアはキルアが戦うことなく戦線離脱
キルア曰く『あいつとは戦う気がしないから』との事
キルアは余裕だと思ったのか次で勝てると自信たっぷりだった
対戦相手の正体がわかるまでは……
?『久しぶりだねキル』
キルア『………兄…貴!!』
針まみれだった男はその針を抜くと顔が変わった
黒髪黒目の男
そしてキルアはその人のことを兄貴と呼んだ
イルミ『や、母さんとミルキを刺したんだって?』
キルア『まぁね』
そういえばそんなこと言ってたっけ
イルミ『母さん泣いてたよ』
レオリオ『そりゃそうだろうな。息子にそんなひでー目にあわされちゃ』
イルミ『感激してた。あのこが立派に成長してくれて嬉しいってさ』
暗殺一家の感覚難しい!嬉しいかな!?
イルミ『でもやっぱりまだ外に出すのは心配だからってそれとなく様子を見てくるよう頼まれてたんだけど、奇遇だね。まさかキルがハンターになりたいと思ってたなんてね。実はオレも次の仕事の関係上資格をとりたくてさ』
キルア『別になりたかった訳じゃないよ。ただなんとなく受けてみただけさ』
イルミ『…そうか安心したよ。心置き無く忠告できる。お前はハンターに向かない。お前の天職は殺し屋なんだから』
この人……何考えてるか真顔で話してるから怖い
イルミ『お前は熱を持たない闇人形だ。自身は何も欲しがらず何も望まない。陰を糧に動くお前が唯一喜びを抱くのは人の死に触れた時。お前は親父とオレにそう育てられた。そんなお前が何を求めてハンターになると?』
キルア『確かに…ハンターになりたいと思ってるわけじゃない。だけどオレにだって欲しいものくらいある』
イルミ『ないね』
キルア『ある!今望んでることだってある!』
イルミ『ふーん、言ってごらん。何が望みか?』
キルアは黙る
イルミ『どうした?本当は望みなんてないんだろ?』
キルア『違う!……ゴンやリズと…友達になりたい。もう人殺しなんてうんざりだ。普通に、ゴンやリズと友達になって…普通に遊びたい』
キルア……そう思ってくれてたんだ
イルミ『無理だね。お前に友達なんて出来っこないよ。お前は人と言うものを殺せるか殺せないかでしか判断できない。そう教え込まれたからね。今のお前にはその2人が眩しすぎて測りきれないでいるだけだ。友達になりたい訳じゃない』
キルア『違う…』
イルミ『二人の傍にいればいつかお前は殺したくなるよ。殺せるか殺せないか試したくなる。なぜならお前は根っからの人殺しだから』
リズ『黙って聞いていれば子供をなんだと思ってるわけ!?』
レオリオ『リズの言う通りだ!!』
マスタ『先程も申し上げましたが』
レオリオ『あぁ!わかってるよ手は出さねぇ!!キルア!お前の兄貴かなにか知らねーが言わせてもらうぜ!!そいつはバカ野郎でクソ野郎だ!聞く耳持つな!いつもの調子でさっさとぶっ飛ばして合格しちまえ!!』
リズ『そうだよ!!そもそも私達もう友達でしょ!』
レオリオ『そうだぜ!寝ぼけんな!!お前ら3人とっくに友達同士だろーがよ!!』
イルミ『え?そうなの?』
リズ『そうだけど!!ゴンももちろんそう思ってるし!!』
イルミ『そうかまいったな。そっちはもう友達のつもりなのか。よし2人を殺そう』
リズ『…え』
イルミ『殺し屋に友達…ましてや女なんていらない。邪魔なだけだから。気絶してるし先にゴンから殺ろうか。彼はどこにいるの?』
イルミは勝手に移動しようとしている
審判『ちょ…待ってください。まだ試験は』
イルミはその審判に針を刺した
審判の顔は酷く歪んだ
審判『あ…?アイハハ』
イルミ『どこ?』
審判『とナリの控え室二』
イルミ『どうも』
私やレオリオ、クラピカやハンゾーさんは控え室の前に立ちはだかる
イルミ『参ったなぁ……仕事の関係上オレは資格が必要なんだけどな。ここで君を殺したらオレが落ちて自動的にキルが合格しちゃうね』
リズ『……それはゴンを殺っても同じだけど』
イルミ『あっそっか!うーん、そうだ!まず合格してから君やゴンを殺そう!』
イルミがそういったことでキルアは酷く青ざめた表情をしていた
イルミ『それなら仮にここの全員を殺してもオレの合格が取り消されることは無いよね』
ネテロ『うむ、ルール上は問題ない』
イルミ『聞いたかいキル。オレと戦って勝たないとゴンやリズは助けれない。友達のためにオレと戦えるかい?できないね。なぜならお前は友達なんかより今この場でオレを倒せるか倒せないかの方が大事だから』
キルアは青ざめた表情のままイルミを見る
イルミ『そしてもうお前の中で答えは出ている。オレの力では兄貴を倒せない。勝ち目のない敵とは戦うな。オレが口をすっぱくして教えたよね?』
キルアは動こうとする
イルミ『動くな。少しでも動いたら戦い開始の合図とみなす。同じくお前とオレの体が触れた瞬間から戦い開始とする。止める方法は1つだけ。わかるな?だが…忘れるな。お前がオレと戦わなければ大事な友達が死ぬことになるよ』
リズ『お兄さんなのにどうしてそんな酷いことを言うの!?暗殺一家だからってそこまでしなくていいじゃん!!』
イルミは私の顔を見る
イルミ『ずっとどこかで見た顔だと思ってたんだけどさ。君の人形を見て思い出したよ。君の人形、あの時殺したうるさい子供と同じだ』
リズ『………今なんて…』
イルミ『だから昔オレが依頼で殺した子供と同じでうるさいって言ってるの。髪色は違うけどアメジストみたいな髪の子。そういやキルと同じぐらいの歳の子かな』
リズ『弟を……』
イルミ『ん?』
リズ『弟を殺したのはお前だったのか…』
イルミ『うわー殺気もれてるけどいいの?なんだ君の弟だったんだ。道理で似ているわけだ。聞いたかいキル。お前とこの子は友達になれないよ。だってオレがその子の家族を殺しちゃったみたいだから』
キルアの表情はさらに青ざめた
イルミ『ねぇ無理だよね?だって大事な弟を殺した人が家族にいる人とは友達にはなれないよねキル?オレなら無理だね』
キルア『………ごめん……まいった……』
そのごめんはきっと私に向けたものなのだろう
イルミ『あー良かった。これで戦闘解除だね。はっはっはウソだよキル。2人を殺すなんてウソさ。お前をちょっと試してみたのだよ。まぁでもわかったよね。少なくともリズとはもう友達にはなれない。そしてお前が友達を作る資格はない。必要もない』
イルミはキルアの頭を撫でる
イルミ『今まで通り親父やオレの言うことを聞いてただ仕事をこなしていればそれでいい。ハンター試験も必要な時期が来ればオレが指示する。今は必要ない』
そのままイルミはキルアから離れた
リズ『……キルア』
キルア『ごめん……もう友達になりたいなんて言わないから……』
そのままキルアは何も言わなかった
そしてキルアは、ポドロ対レオリオとの戦いでポドロを殺し不合格となった
ハンゾー『なるほどな』
ハンゾーさんはこちらに歩いてくる
キルア『なんでわざと負けたの?』
ハンゾー『…わざと?』
キルア『殺さずまいったと言わせる方法くらい心得ているはずだろあんたならさ』
確かに隠密をする忍びならば持っていそうだけど
ハンゾー『オレは誰かを拷問する時は一生恨まれることを覚悟してやる。その方が確実だし気も楽だ』
キルアは分からないという顔をしている
ハンゾー『どんな奴でも痛めつけられた相手を見る目には負の光が宿るもんだ。目に映る憎しみや恨みの光ってのは訓練してもなかなか隠せるもんじゃねー。しかしゴンの目にはそれがなかった。信じられるか?腕を折られた直後なのによ』
確かにゴンは恨んだような目をしていなかった
どんな時でも純粋な目をしている
ハンゾー『気に入っちまったんだあいつが。あえて敗因あげるならそんなところだ』
多分この人もいい人の部分が強いのだろう
ハンゾー『あ、お前は容赦なくやるから早いとこまいったって言えよ?』
リズ『え!?』
私に向かって指を刺されて言われた
その間にもキルアの表情は疑問を抱えたような様子だった
そして第2試合 クラピカ対ヒソカが始まった
第2試合はしばらく戦ったあとヒソカはクラピカになにか囁き、その後まいったと言った
クラピカはそのまま勝った
次の第3試合 リズ対ハンゾーは人形を出す暇もなくハンゾーさんに押さえつけられまいったと言うしかなくハンゾーさんの勝ち
そのまま第4試合 ポドロ対ヒソカはヒソカの一方的な戦いだったがポドロは諦めなかった。だがヒソカがまたも囁くとポドロは負けを認めた
第5試合 リズ対ポックルは人形を素早くだしポックルの首元にワイヤーを当てまいったと言わせた
第6試合 ポックル対キルアはキルアが戦うことなく戦線離脱
キルア曰く『あいつとは戦う気がしないから』との事
キルアは余裕だと思ったのか次で勝てると自信たっぷりだった
対戦相手の正体がわかるまでは……
?『久しぶりだねキル』
キルア『………兄…貴!!』
針まみれだった男はその針を抜くと顔が変わった
黒髪黒目の男
そしてキルアはその人のことを兄貴と呼んだ
イルミ『や、母さんとミルキを刺したんだって?』
キルア『まぁね』
そういえばそんなこと言ってたっけ
イルミ『母さん泣いてたよ』
レオリオ『そりゃそうだろうな。息子にそんなひでー目にあわされちゃ』
イルミ『感激してた。あのこが立派に成長してくれて嬉しいってさ』
暗殺一家の感覚難しい!嬉しいかな!?
イルミ『でもやっぱりまだ外に出すのは心配だからってそれとなく様子を見てくるよう頼まれてたんだけど、奇遇だね。まさかキルがハンターになりたいと思ってたなんてね。実はオレも次の仕事の関係上資格をとりたくてさ』
キルア『別になりたかった訳じゃないよ。ただなんとなく受けてみただけさ』
イルミ『…そうか安心したよ。心置き無く忠告できる。お前はハンターに向かない。お前の天職は殺し屋なんだから』
この人……何考えてるか真顔で話してるから怖い
イルミ『お前は熱を持たない闇人形だ。自身は何も欲しがらず何も望まない。陰を糧に動くお前が唯一喜びを抱くのは人の死に触れた時。お前は親父とオレにそう育てられた。そんなお前が何を求めてハンターになると?』
キルア『確かに…ハンターになりたいと思ってるわけじゃない。だけどオレにだって欲しいものくらいある』
イルミ『ないね』
キルア『ある!今望んでることだってある!』
イルミ『ふーん、言ってごらん。何が望みか?』
キルアは黙る
イルミ『どうした?本当は望みなんてないんだろ?』
キルア『違う!……ゴンやリズと…友達になりたい。もう人殺しなんてうんざりだ。普通に、ゴンやリズと友達になって…普通に遊びたい』
キルア……そう思ってくれてたんだ
イルミ『無理だね。お前に友達なんて出来っこないよ。お前は人と言うものを殺せるか殺せないかでしか判断できない。そう教え込まれたからね。今のお前にはその2人が眩しすぎて測りきれないでいるだけだ。友達になりたい訳じゃない』
キルア『違う…』
イルミ『二人の傍にいればいつかお前は殺したくなるよ。殺せるか殺せないか試したくなる。なぜならお前は根っからの人殺しだから』
リズ『黙って聞いていれば子供をなんだと思ってるわけ!?』
レオリオ『リズの言う通りだ!!』
マスタ『先程も申し上げましたが』
レオリオ『あぁ!わかってるよ手は出さねぇ!!キルア!お前の兄貴かなにか知らねーが言わせてもらうぜ!!そいつはバカ野郎でクソ野郎だ!聞く耳持つな!いつもの調子でさっさとぶっ飛ばして合格しちまえ!!』
リズ『そうだよ!!そもそも私達もう友達でしょ!』
レオリオ『そうだぜ!寝ぼけんな!!お前ら3人とっくに友達同士だろーがよ!!』
イルミ『え?そうなの?』
リズ『そうだけど!!ゴンももちろんそう思ってるし!!』
イルミ『そうかまいったな。そっちはもう友達のつもりなのか。よし2人を殺そう』
リズ『…え』
イルミ『殺し屋に友達…ましてや女なんていらない。邪魔なだけだから。気絶してるし先にゴンから殺ろうか。彼はどこにいるの?』
イルミは勝手に移動しようとしている
審判『ちょ…待ってください。まだ試験は』
イルミはその審判に針を刺した
審判の顔は酷く歪んだ
審判『あ…?アイハハ』
イルミ『どこ?』
審判『とナリの控え室二』
イルミ『どうも』
私やレオリオ、クラピカやハンゾーさんは控え室の前に立ちはだかる
イルミ『参ったなぁ……仕事の関係上オレは資格が必要なんだけどな。ここで君を殺したらオレが落ちて自動的にキルが合格しちゃうね』
リズ『……それはゴンを殺っても同じだけど』
イルミ『あっそっか!うーん、そうだ!まず合格してから君やゴンを殺そう!』
イルミがそういったことでキルアは酷く青ざめた表情をしていた
イルミ『それなら仮にここの全員を殺してもオレの合格が取り消されることは無いよね』
ネテロ『うむ、ルール上は問題ない』
イルミ『聞いたかいキル。オレと戦って勝たないとゴンやリズは助けれない。友達のためにオレと戦えるかい?できないね。なぜならお前は友達なんかより今この場でオレを倒せるか倒せないかの方が大事だから』
キルアは青ざめた表情のままイルミを見る
イルミ『そしてもうお前の中で答えは出ている。オレの力では兄貴を倒せない。勝ち目のない敵とは戦うな。オレが口をすっぱくして教えたよね?』
キルアは動こうとする
イルミ『動くな。少しでも動いたら戦い開始の合図とみなす。同じくお前とオレの体が触れた瞬間から戦い開始とする。止める方法は1つだけ。わかるな?だが…忘れるな。お前がオレと戦わなければ大事な友達が死ぬことになるよ』
リズ『お兄さんなのにどうしてそんな酷いことを言うの!?暗殺一家だからってそこまでしなくていいじゃん!!』
イルミは私の顔を見る
イルミ『ずっとどこかで見た顔だと思ってたんだけどさ。君の人形を見て思い出したよ。君の人形、あの時殺したうるさい子供と同じだ』
リズ『………今なんて…』
イルミ『だから昔オレが依頼で殺した子供と同じでうるさいって言ってるの。髪色は違うけどアメジストみたいな髪の子。そういやキルと同じぐらいの歳の子かな』
リズ『弟を……』
イルミ『ん?』
リズ『弟を殺したのはお前だったのか…』
イルミ『うわー殺気もれてるけどいいの?なんだ君の弟だったんだ。道理で似ているわけだ。聞いたかいキル。お前とこの子は友達になれないよ。だってオレがその子の家族を殺しちゃったみたいだから』
キルアの表情はさらに青ざめた
イルミ『ねぇ無理だよね?だって大事な弟を殺した人が家族にいる人とは友達にはなれないよねキル?オレなら無理だね』
キルア『………ごめん……まいった……』
そのごめんはきっと私に向けたものなのだろう
イルミ『あー良かった。これで戦闘解除だね。はっはっはウソだよキル。2人を殺すなんてウソさ。お前をちょっと試してみたのだよ。まぁでもわかったよね。少なくともリズとはもう友達にはなれない。そしてお前が友達を作る資格はない。必要もない』
イルミはキルアの頭を撫でる
イルミ『今まで通り親父やオレの言うことを聞いてただ仕事をこなしていればそれでいい。ハンター試験も必要な時期が来ればオレが指示する。今は必要ない』
そのままイルミはキルアから離れた
リズ『……キルア』
キルア『ごめん……もう友達になりたいなんて言わないから……』
そのままキルアは何も言わなかった
そしてキルアは、ポドロ対レオリオとの戦いでポドロを殺し不合格となった
