ハンター試験編
飛行船にて
キルア『よ!』
リズ『あ、キルア!お互い無事四次試験クリアで良かったね』
キルア『まぁな。聞いたぜ毒蛇に噛まれたんだって?』
リズ『あ~うん。噛まれた』
キルア『毒効くのに無茶するよな』
リズ『毒効かない人なんているの?』
キルア『オレ』
リズ『え!?キルア毒大丈夫なの!?』
キルア『ゾルディック家では当たり前だぜ。義務教育みたいなもん』
リズ『えーすごい。毒効かないとかキルア本当にすごいんだね』
キルア『オレがすごいのは当然なんだけどさ。なんで死ぬかもしれないのにそんな無茶したの?』
リズ『私?私はただ友達が死ぬのが嫌だから無茶できた。それだけだよ』
キルア『自分が死ぬかもなのに!?』
リズ『友達のためならできるよ。少なくとも私はね。大事だった家族は……もういないから。せめて自分の友達は守りたいと思ってる』
キルア『ふーん……なぁそれってオレのことも…』
キルアが話そうとしていると私の番号が呼ばれた
どうやら会長が面談をするらしい
リズ『ごめんキルア!私呼ばれたから行ってくる』
キルア『……あぁ、また後でな!』
第1応接室にて
ネテロ『まぁ座りなされ』
リズ『はい!ちなみにこの面談が最終試験とか?』
ネテロ『まぁ参考までにちょいと質問する程度のことじゃよ。まず、なぜハンターになりたいのかな?』
リズ『……私は、自分の弟が殺されてしまって、だからそんな子供がいないよう守りたい。ハンターになれれば移動できる場所が増えるし守れる子供も多くなるから』
ネテロ『なるほど。ではお主以外の9人の中で1番注目しているのは?』
リズ『うーん、注目か。悪い意味なら44番かな。多分私じゃ勝てない。いい意味なら405番と99番かな。ここからどんどん成長できそう!』
ネテロ『ふむ、では最後の質問じゃ。9人の中で今1番戦いたくないのは?』
リズ『1番というか、403、404、405、99の4人になっちゃうかも。仲間意識が強くてどうにも…』
ネテロ『うむ、ご苦労じゃった。下がってよいぞよ』
こうして面談は終わり四次試験から3日が経った
飛行船が着陸したあとホテルのある部屋に移動した
ネテロ『さて諸君。ゆっくり休めたかな?ここは委員会が経営するホテルじゃが、決勝が終了するまで君達の貸し切りになっておる。最終試験は一対一のトーナメント形式で行う』
一対一か
ネテロ『その組み合わせはこうじゃ』
会長はトーナメント表を見せた
私の部分は405番か294番が上に上がれば戦う場所にある
って……ゴンの番号じゃん!
私いやだよゴンと戦うのは!
ネテロ『さて最終試験のクリア条件だが、いたって明確。たった1勝で合格である!!』
あれ1勝だけ?
ネテロ『つまりこのトーナメントは勝った者が次々抜けていき、負けた者が上に登っていくシステム!』
つまりゴンが勝てば戦わなくて済むってことだ!
ネテロ『この表の頂点は不合格を意味するわけだ。もうおわかりかな?』
ハンゾー『要するに不合格はたった1人ってことか?』
ネテロ『さよう。しかも誰にでも2回以上勝つチャンスが与えられている。なにか質問は?』
ポドロ『組み合わせが公平ではない理由は?』
リズ『確かに戦えるチャンスの回数が人によって違う』
ネテロ『うむ、当然の疑問じゃな。この取り組みは今まで行われた試験の成績を元に決められている。簡単に言えば成績のいい者にチャンスが多く与えられているということ』
キルア『それって納得できないな。もっと詳しい点数の付け方とか教えてよ』
そういえばキルアのチャンス回数はゴンと比べると圧倒的に少ない
強さだけならキルアも成績良さそうなのに
ネテロ『ダメじゃ』
キルア『なんでだよ!!』
ネテロ『採点内容は極秘事項でな。全てを言う訳にはいかん。まぁやり方くらいは教えてやろう。まずは審査基準。これは大きく3つ。身体能力値、精神能力値、そして印象値。これから成る』
会長は話し続ける
ネテロ『身体能力値は敏捷性、柔軟性、耐久力、五感能力等の総合値。精神能力値は耐久性、柔軟性、判断力、創造力等の総合値を示す。だがこれはあくまで参考程度。重要なのは印象値。これはすなわち前に上げた値では測れない何か!!言うなればハンターの資質評価といったところか。それと諸君らの生の声とを吟味した結果こうなった。以上じゃ!』
あの時の面談はそういう意味だったのか
キルアは静かになった
ネテロ『戦い方も単純明快。武器OK反則なし。相手にまいったと言わせれば勝ち!ただし、相手を死にいたらしめてしまった者は即失格!その時点で残りの者が合格。試験が終了じゃ。よいな』
そして試験は始まった
マスタ『第1試合、ハンゾー対ゴン!私立会人を努めさせていただきますマスタです。よろしく』
ハンゾー『よぉ久しぶり。四次試験ずっとオレをつけてたろ?』
ハンゾーさんはマスタさんにそう言った
マスタ『お気づきでしたか』
ハンゾー『当然よ。四次試験では受験生一人一人に試験官がついてただろ?まぁ他の連中も気づいてたとは思うがな』
リズ『私、知らない』
レオリオ『オレも』
ゴンも知らなかったという顔をしている
クラピカ『あえて言うこともないと思ってたんだが…』
キルアもうんうんという顔をしていた
リズ『私が命懸けで解毒剤取った意味!!』
クラピカ『まぁ救助はしてもらえないわけだし全くの無意味ではなかったぞ』
フォローしてくるクラピカ
ハンゾー『礼を言っておくぜ!!オレのランクが上なのはアンタの審査が正確だったからだ!』
マスタ『…はぁ』
ハンゾー『それはそうと聞きたいことがあるぜ!』
マスタ『何か?』
ハンゾー『勝つ条件はまいったと言わせるしかないんだな?気絶させてもカウントは取らないしTKOもなし』
マスタ『はい…それだけです!』
ハンゾーさんは理解したのかそれ以上は何も言わなかった
第1試合のふたりが準備を終えると試合の開始を告げられた
ゴンは素早くハンゾーさんから離れるが恐ろしく早いスピードでハンゾーさんは追いつく
ハンゾー『おおかた足に自身ありってとこか。認めるぜ』
そのままハンゾーさんはゴンの後ろ首に当てみをした
ハンゾー『子供にしちゃ上出来だ』
ゴンはそのまま顔から床に倒れた
ハンゾー『さて普通の決闘ならこれで勝負ありなんだがな…ほれ目ェ覚ましな』
ゴン『う……』
ハンゾー『気分最悪だろ?脳みそがグルングルンゆれるように打ったからな。わかったろ。差は歴然。早いとこギブアップしちまいな』
ゴン『いやだ』
ハンゾーさんは即ゴンの首になにかした
ゴン『げほっ!!』
ハンゾー『よく考えな。今なら次の試合に影響は少ない。意地張ってもいいことなんか一つもないぜ。さっさと言っちまいな』
ゴン『……誰が言うもんか!!』
ゴンはさらに攻撃される
レオリオ『ゴン!無理はよせ!次があるんだぞここは…』
クラピカ『レオリオ!お前がゴンの立場ならまいったと言えるか?』
レオリオ『死んでも言うかよ!!あんな状態でえらそーにしやがって。わかってるが言うしかねーだろ!!』
クラピカ『矛盾だらけだが、気持ちはわかる』
リズ『ゴン…心配だけど私たちは応援しかできないよ』
そこから3時間
あれからもゴンは一度もまいったとは言っていない
だがハンゾーさんは容赦なくゴンに攻撃する
ハンゾー『起きな』
レオリオ『いい加減にしやがれ!ぶっ殺すぞてめぇ!!オレが代わりに相手してやるぜ!!』
リズ『レオリオ!落ち着いて!』
レオリオ『いいや限界だ!!』
ハンゾー『見るに堪えないなら消えろよ。これからもっと酷くなるぜ』
マスタ『一対一勝負に他者は入れません。仮にこの状況であなたが手を出せば失格になるのはゴン選手ですよ』
レオリオが怒ってるのはよくわかる
けどここで殺ったらゴンの努力が無駄になる
ゴン『大丈夫だよ…レオリオ。こん…なの全然平気さ。ま…だまだやれる』
ゴン…あなたは本当に強い子だ
ハンゾーさんはゴンを押さえつける
ハンゾー『腕を折る。本気だぜ、言っちまえ!!』
ゴン『い、いやだ!!』
その瞬間ゴンの腕から鈍い音が聞こえた
キルア『よ!』
リズ『あ、キルア!お互い無事四次試験クリアで良かったね』
キルア『まぁな。聞いたぜ毒蛇に噛まれたんだって?』
リズ『あ~うん。噛まれた』
キルア『毒効くのに無茶するよな』
リズ『毒効かない人なんているの?』
キルア『オレ』
リズ『え!?キルア毒大丈夫なの!?』
キルア『ゾルディック家では当たり前だぜ。義務教育みたいなもん』
リズ『えーすごい。毒効かないとかキルア本当にすごいんだね』
キルア『オレがすごいのは当然なんだけどさ。なんで死ぬかもしれないのにそんな無茶したの?』
リズ『私?私はただ友達が死ぬのが嫌だから無茶できた。それだけだよ』
キルア『自分が死ぬかもなのに!?』
リズ『友達のためならできるよ。少なくとも私はね。大事だった家族は……もういないから。せめて自分の友達は守りたいと思ってる』
キルア『ふーん……なぁそれってオレのことも…』
キルアが話そうとしていると私の番号が呼ばれた
どうやら会長が面談をするらしい
リズ『ごめんキルア!私呼ばれたから行ってくる』
キルア『……あぁ、また後でな!』
第1応接室にて
ネテロ『まぁ座りなされ』
リズ『はい!ちなみにこの面談が最終試験とか?』
ネテロ『まぁ参考までにちょいと質問する程度のことじゃよ。まず、なぜハンターになりたいのかな?』
リズ『……私は、自分の弟が殺されてしまって、だからそんな子供がいないよう守りたい。ハンターになれれば移動できる場所が増えるし守れる子供も多くなるから』
ネテロ『なるほど。ではお主以外の9人の中で1番注目しているのは?』
リズ『うーん、注目か。悪い意味なら44番かな。多分私じゃ勝てない。いい意味なら405番と99番かな。ここからどんどん成長できそう!』
ネテロ『ふむ、では最後の質問じゃ。9人の中で今1番戦いたくないのは?』
リズ『1番というか、403、404、405、99の4人になっちゃうかも。仲間意識が強くてどうにも…』
ネテロ『うむ、ご苦労じゃった。下がってよいぞよ』
こうして面談は終わり四次試験から3日が経った
飛行船が着陸したあとホテルのある部屋に移動した
ネテロ『さて諸君。ゆっくり休めたかな?ここは委員会が経営するホテルじゃが、決勝が終了するまで君達の貸し切りになっておる。最終試験は一対一のトーナメント形式で行う』
一対一か
ネテロ『その組み合わせはこうじゃ』
会長はトーナメント表を見せた
私の部分は405番か294番が上に上がれば戦う場所にある
って……ゴンの番号じゃん!
私いやだよゴンと戦うのは!
ネテロ『さて最終試験のクリア条件だが、いたって明確。たった1勝で合格である!!』
あれ1勝だけ?
ネテロ『つまりこのトーナメントは勝った者が次々抜けていき、負けた者が上に登っていくシステム!』
つまりゴンが勝てば戦わなくて済むってことだ!
ネテロ『この表の頂点は不合格を意味するわけだ。もうおわかりかな?』
ハンゾー『要するに不合格はたった1人ってことか?』
ネテロ『さよう。しかも誰にでも2回以上勝つチャンスが与えられている。なにか質問は?』
ポドロ『組み合わせが公平ではない理由は?』
リズ『確かに戦えるチャンスの回数が人によって違う』
ネテロ『うむ、当然の疑問じゃな。この取り組みは今まで行われた試験の成績を元に決められている。簡単に言えば成績のいい者にチャンスが多く与えられているということ』
キルア『それって納得できないな。もっと詳しい点数の付け方とか教えてよ』
そういえばキルアのチャンス回数はゴンと比べると圧倒的に少ない
強さだけならキルアも成績良さそうなのに
ネテロ『ダメじゃ』
キルア『なんでだよ!!』
ネテロ『採点内容は極秘事項でな。全てを言う訳にはいかん。まぁやり方くらいは教えてやろう。まずは審査基準。これは大きく3つ。身体能力値、精神能力値、そして印象値。これから成る』
会長は話し続ける
ネテロ『身体能力値は敏捷性、柔軟性、耐久力、五感能力等の総合値。精神能力値は耐久性、柔軟性、判断力、創造力等の総合値を示す。だがこれはあくまで参考程度。重要なのは印象値。これはすなわち前に上げた値では測れない何か!!言うなればハンターの資質評価といったところか。それと諸君らの生の声とを吟味した結果こうなった。以上じゃ!』
あの時の面談はそういう意味だったのか
キルアは静かになった
ネテロ『戦い方も単純明快。武器OK反則なし。相手にまいったと言わせれば勝ち!ただし、相手を死にいたらしめてしまった者は即失格!その時点で残りの者が合格。試験が終了じゃ。よいな』
そして試験は始まった
マスタ『第1試合、ハンゾー対ゴン!私立会人を努めさせていただきますマスタです。よろしく』
ハンゾー『よぉ久しぶり。四次試験ずっとオレをつけてたろ?』
ハンゾーさんはマスタさんにそう言った
マスタ『お気づきでしたか』
ハンゾー『当然よ。四次試験では受験生一人一人に試験官がついてただろ?まぁ他の連中も気づいてたとは思うがな』
リズ『私、知らない』
レオリオ『オレも』
ゴンも知らなかったという顔をしている
クラピカ『あえて言うこともないと思ってたんだが…』
キルアもうんうんという顔をしていた
リズ『私が命懸けで解毒剤取った意味!!』
クラピカ『まぁ救助はしてもらえないわけだし全くの無意味ではなかったぞ』
フォローしてくるクラピカ
ハンゾー『礼を言っておくぜ!!オレのランクが上なのはアンタの審査が正確だったからだ!』
マスタ『…はぁ』
ハンゾー『それはそうと聞きたいことがあるぜ!』
マスタ『何か?』
ハンゾー『勝つ条件はまいったと言わせるしかないんだな?気絶させてもカウントは取らないしTKOもなし』
マスタ『はい…それだけです!』
ハンゾーさんは理解したのかそれ以上は何も言わなかった
第1試合のふたりが準備を終えると試合の開始を告げられた
ゴンは素早くハンゾーさんから離れるが恐ろしく早いスピードでハンゾーさんは追いつく
ハンゾー『おおかた足に自身ありってとこか。認めるぜ』
そのままハンゾーさんはゴンの後ろ首に当てみをした
ハンゾー『子供にしちゃ上出来だ』
ゴンはそのまま顔から床に倒れた
ハンゾー『さて普通の決闘ならこれで勝負ありなんだがな…ほれ目ェ覚ましな』
ゴン『う……』
ハンゾー『気分最悪だろ?脳みそがグルングルンゆれるように打ったからな。わかったろ。差は歴然。早いとこギブアップしちまいな』
ゴン『いやだ』
ハンゾーさんは即ゴンの首になにかした
ゴン『げほっ!!』
ハンゾー『よく考えな。今なら次の試合に影響は少ない。意地張ってもいいことなんか一つもないぜ。さっさと言っちまいな』
ゴン『……誰が言うもんか!!』
ゴンはさらに攻撃される
レオリオ『ゴン!無理はよせ!次があるんだぞここは…』
クラピカ『レオリオ!お前がゴンの立場ならまいったと言えるか?』
レオリオ『死んでも言うかよ!!あんな状態でえらそーにしやがって。わかってるが言うしかねーだろ!!』
クラピカ『矛盾だらけだが、気持ちはわかる』
リズ『ゴン…心配だけど私たちは応援しかできないよ』
そこから3時間
あれからもゴンは一度もまいったとは言っていない
だがハンゾーさんは容赦なくゴンに攻撃する
ハンゾー『起きな』
レオリオ『いい加減にしやがれ!ぶっ殺すぞてめぇ!!オレが代わりに相手してやるぜ!!』
リズ『レオリオ!落ち着いて!』
レオリオ『いいや限界だ!!』
ハンゾー『見るに堪えないなら消えろよ。これからもっと酷くなるぜ』
マスタ『一対一勝負に他者は入れません。仮にこの状況であなたが手を出せば失格になるのはゴン選手ですよ』
レオリオが怒ってるのはよくわかる
けどここで殺ったらゴンの努力が無駄になる
ゴン『大丈夫だよ…レオリオ。こん…なの全然平気さ。ま…だまだやれる』
ゴン…あなたは本当に強い子だ
ハンゾーさんはゴンを押さえつける
ハンゾー『腕を折る。本気だぜ、言っちまえ!!』
ゴン『い、いやだ!!』
その瞬間ゴンの腕から鈍い音が聞こえた
