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ハンター試験編

船の中にて

今私はハンター試験を受けるためこの船に乗っている

さっきまで外は大嵐だったのか、ものすごく揺れ周りのハンター試験を受けに来たほとんどはダウンしている

かくいう私も大丈夫とは言えないがまぁ動ける

今は嵐が落ち着いたのか少しは揺れが収まった

ゴン『はい、水だよ。この草噛むと楽になるよ』

声のするほうを見ると自分より幼い子供が船酔いでダウンしている人に水と草を渡していた

あの子弟ぐらいの歳かな

周りの人を助けて優しい子だな

その後数分もすると船長からアナウンスが入った

船長『これからさっきの倍近い嵐の中に航行する。命が惜しいやつは今すぐ救急ボートで近くの島まで引き返すこった』

周りの人たちはそれが嫌なのか即救急ボートに向かった

ハンターになるにはそれぐらいの覚悟がいるはずなのにな

私を含め結局4人しか残っていない

船長『結局客で残ったのはこの4人か。名を聞こう』

レオリオ『オレはレオリオという者だ』

スーツを着た大人の人だ

クラピカ『私の名はクラピカ』

こちらは金髪で私と歳が近そうな人

ゴン『オレはゴン!』

この子はさっきの優しい子

リズ『私はリズだよ』

船長『お前らなぜハンターになりたいんだ?』

レオリオ『おい、えらそーに聞くもんじゃねーぜ。面接官でもあるまいし』

ゴン『オレは親父が魅せられた仕事がどんなものかやってみたくなったんだ!』

レオリオ『おい待てガキ!勝手に答えるんじゃねーぜ。協調性のねーやつだな』

ゴン『いいじゃん話すぐらい』

レオリオ『いーやダメだね。オレは嫌なことは決闘してでもやらねぇ』

クラピカ『私もレオリオに同感だな』

レオリオ『おいお前年いくつだ。人を呼び捨てにしてんじゃねーぞ。レオリオさんと訂正しろ!』

クラピカ『最もらしいウソをついて嫌な質問を回避するのは容易い。しかし偽証は強欲と等しく最も恥ずべき行為だと私は考える』

レオリオ『聞けコラ!!』

クラピカ『かといって初対面の人間の前で正直に告白するには私の志望理由は私の内容を深く関わりすぎている。したがってこの場で質問に答えることはできない』

クラピカさんは見事にレオリオさんを無視した

ゴン『ねぇねぇ!リズは?なんでハンターになりたいの?』

リズ『あ、私のは初対面の人に聞いてもらうには重い内容なんだけど……昔弟が殺されてね。それはもう悲しくて辛かったんだけど……そんな子供がもういないように私が助けたいなって思ってハンターになりたいんだ』

ゴン『そっか……一緒に頑張ろうねリズ!』

リズ『ありがとうゴンくん』

レオリオ『おい、お前も勝手に話してんじゃねーよ』

リズ『え?ご、ごめん』

船長『ほーおそうかい。今質問に答えなかった奴らは今すぐ船から降りな』

レオリオ『なんだと』

船長『まだ分からねーのか?既にハンター資格試験は始まってるんだよ』

え!?もう始まってるの!?

船長『知っての通りハンター資格を取りたい奴らは星の数ほどいる。そいつら全員審査できるほど試験管に人的余裕も時間もねぇ。そこでオレたちみたいなのが雇われてハンター志望者をふるいにかけるのさ。既にお前ら以外の乗客は脱落者として審査委員会に報告している。お前らが本試験を受けれるかどうかはオレ様の気分次第ってことだ。細心の注意を払ってオレの質問に答えな』

その言葉を聞いてかクラピカさんは言葉を発した

クラピカ『私はクルタ族の生き残りだ』

クルタ族の人に初めて会ったな

クラピカ『4年前私の同胞を皆殺しにした盗賊メンバー幻影旅団を捕まえるためにハンターを志望している』

船長『賞金首狩り志望か!幻影旅団はA級首だぜ。熟練のハンターでも迂闊に手を出せねぇ。無駄死にすることになるぜ』

クラピカ『死は怖くない。1番恐れているのはこの怒りが風化してしまわないかということだ』

レオリオ『要は敵討ちか。わざわざハンターにならなくたって出来るじゃねーか』

クラピカ『この世で最も愚かな質問の1つだなレオリオ』

レオリオ『なに!?』

リズ『でも確かにハンターになれば入れない場所にも行けるし普段聞けない情報も聞けるもんね。A級首の人たちなら絶対一般人じゃ見つけられないし』

クラピカ『リズの言う通りだ。レオリオも見習った方がいい』

レオリオ『ぐっ…』

船長『おいお前は?レオリオ』

レオリオ『オレか?あんたの顔色伺って答えるなんてまっぴらだから正直に言うぜ!金さ!金さえありゃなんでも手に入るからな!でかい家!いい車!うまい酒!』

クラピカ『品性は金で買えないよレオリオ』

レオリオ『表に出なクラピカ。うす汚ぇクルタ族とかの血を絶やしてやるぜ』

クラピカ『取り消せレオリオ』

レオリオ『レオリオさんだ。来な』

クラピカ『望むところだ』

2人は室内から出ていく

リズ『ちょっと!2人ともまだ話の途中だよ!?』

船長『そうだぞ!オレの試験を受けねー気か!』

ゴン『放っておこうよ』

リズ『で、でも』

ゴン『その人を知りたければその人が何に対して怒りを感じるのか知れ。ミトさんが教えてくれたオレの好きな言葉なんだ。オレには2人が怒ってる理由はとても大切な事だと思えるんだ。止めない方がいいよ』

船長『う…む』

リズ『ゴンくん……意外と大人だね…』

船員『船長!!予想以上に風が巻いてます!』



船員のその言葉に私たちも外に出てみた

確かにすごい雨に風だ

ほかの船員たちは嵐に備えて色々している

船長『こりゃやべぇな!!海に落ちたら浮かんでこれねぇぞ!』

ゴン『船長オレも何か手伝う!』

リズ『私も手伝うよ!』

船長『よし来い!』

船長の方に行こうとすると船の上の部品が壊れそれが船員の1人に当たりその船員が船から落ちそうになっていた

私は背中の棺桶に直しているラズくん人形を素早く取り出しその人を助けようとする

クラピカさんやレオリオさんもその人に気づき船員の足を掴もうとしたが届かない

だが自分よりも早く行動していたゴンくんは船から飛び船員を掴んだ

私はラズくん人形を操りゴンくんの胴体を掴んだ

レオリオさんやクラピカさんもゴンくんの足をそれぞれ掴んだ

そのままほかの船員たちも手伝ってくれて全員無事に船に上がれた

船員『よくやったボウズ!』

船員『ボウズ!礼を言うぞ!』

ゴン『あいてー鼻うっちった』

リズ『ゴンくん!なんて危ないことするの!あのまま落ちてたらゴンくんの死んじゃってたかもしれないのに!!』

クラピカ『そうだぞ!なんという無謀な!!下は激速の潮のうずで人魚さえ溺れるといわれる危険海流だというのに!』

レオリオ『オレたちやリズがつかまえなかったらオメェまで海のモズクだぞこのボゲ!!』

ゴン『でも掴んでくれたじゃん』

レオリオ『あ…あぁ。まーな』

リズ『まぁ無事なら良かったけども…』

ゴン『ね?』

クラピカ『……非礼を詫びよう。すまなかったレオリオさん』

レオリオ『なんだよ。水くせぇな。レオリオでいいよクラピカ。オレの方もさっきの言葉全面的に撤回する』

リズ『2人が仲直りしてよかった』

レオリオ『にしてもびっくりしたぜ。リズよ、なんだこの人間みたいな人形は』

リズ『あぁ、私人形師の一族だから人形を操るのが得意なんだ。この子はラズくん人形。弟に似せて作ってあるの』

クラピカ『人形師ということはレイディー家か?』

リズ『そそ!私はリズ=レイディー。人形のことならおまかせあれ!』

ゴン『オレも最初人間かと思ってびっくりしちゃった!』

リズ『あはは、ごめんねゴンくん』

船長『はははは!お前ら気に入ったぜ!今日のオレ様はすごく気分がいい!!お前ら4人は責任もって審査会場最寄りの港まで連れて行ってやらぁ!』

ゴン『あれでも試験は?』

船長『嬉しくて忘れちまったよ。それより舵取りの続きを教えてやる!』

ゴン『うん!!』

こうして私達はゴンくん、クラピカさん、レオリオさんの4人で無事港に連れて行ってもらえることになった
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