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響良牙の家

良牙の部屋にて

あかね『へぇ~良牙くんの部屋って…もっと武道家っぽいと思ってた』

良牙くんの部屋にはたくさんのお土産ものが飾られている

黽馬『良牙くんは僕やあかねさんみたいに武道家の家系ではないですからね』

あかね『そうなの?』

良牙『あ、はい』

黽馬『今でこそ強いから忘れちゃいますけど良牙くん一般家庭ですから』

あかね『なるほどね』

良牙『うちには土産を置きに帰るだけだからな』

あかね『旅ばっかりしてて…お父さんやお母さん心配するんじゃない?』

黽馬『それがそうでも無いんですよ』

あかね『え、なんで?』

良牙『おやじもおふくろも……方向音痴なんだ』

あかね『え……それじゃあうちに帰っても…』

良牙『ひとりぼっちさ』

黽馬『僕も良牙くんの親にはほとんど会ったことないですからね。相当な方向音痴ですよ』

あかね『そうなのね。良牙くん寂しくない?』

良牙『もう慣れたよ』

黽馬『あ、でも今は妹さんがいるから一人ではないですよね』

良牙『え…』

良い子『そうよ!お兄ちゃんには私がいるわ!』

そこにすかさず部屋に入ってくる良い子さん

良牙くんはそのまま無言で良い子さんを部屋から放り出した

黽馬『良牙くん妹さんを放り出すなんて酷いですよ!』

良牙『いいんだよ。悪いね。妹が』

あかね『ううん。妹さんあんまり良牙くんに似てないのね。どちらかと言うと黽馬ちゃんに似てる気が…』

黽馬『え?僕ですか?』

良い子『失礼ね!このキバが兄妹の証よ!』

良い子さんはまたもや部屋に入り良牙の八重歯と自分の八重歯を見せた

黽馬『あら、本当ですね。そっくりです!』

良い子『でしょでしょ!!』

可愛い妹さん。僕も妹がいたら乱馬くん以上に可愛がったかも

良牙くんはまたもや良い子さんを部屋から出した

黽馬『良い子さんほっといていいんですか?』

良牙『いい。それよりシロクロの子犬の頃のビデオ見る?』

黽馬『見たいです!』

あかね『見せて見せて!』

僕は良牙くんが用意していたせんべいを食べようと取ろうとした

良い子『きゃー!私のせんべいよ!私のせんべいよ!』

シロクロ『あううあ!』

良牙くんは良い子さんに押されて後ろに倒れていた

急に現れてあかねさんはびっくりしていた

黽馬『あらあら。良い子さんせんべい欲しかったんですね。はいどうぞ』

僕はせんべいを取り良い子さんの口に入れた

良い子『ん……ありがとお姉さん!』

やっぱり妹さんは可愛いですね

良牙くんは慌てて良い子さんを抱えて部屋を出ていってしまった

あかね『ねぇ、黽馬ちゃん。あの子乱馬じゃないかしら?』

黽馬『え?どうしてですか?』

あかね『だって全然似てないのよ?しかも黽馬ちゃんに似てるじゃない』

黽馬『うーん、でも良牙くんが妹の存在を認めてますし他人の空似じゃないですかね?』

あかね『そうだといいけど』

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