幼なじみたち

保健室にて

現在良牙くんは気絶しておりベットに寝かせている

僕とあかねさん……あと何故か足元に女になった乱馬くんが待機している

カーテンの向こう側には上着のボタンを縫い直しているうっちゃんとそれを眺めているいっちゃんがいる

良牙『……ん』

黽馬『あ、良牙くん大丈夫ですか?』

あかね『心配したのよ』

黽馬『なんかすみません。僕やあかねさんの問題に巻き込んでしまったばっかりに…』

あかね『本当にごめんね』

良牙『べ、別に…俺が勝手に……』

あかね『でもありがと』

ふと下を見ると女乱馬くんが良牙くんの手を繋いだ

良牙『あ、あかねさん!!』

良牙くんはまたも勘違いしたのか起き上がり繋がれた手をぎゅっとした

乱馬『わはは!』

繋いでいた相手が乱馬くんだとわかると良牙くんはすごく驚いた

黽馬『乱馬くん!話の邪魔しないの!』

僕は乱馬くんにお湯をかけカーテンの向こう側に投げた

黽馬『いっちゃん、乱馬くんがこっち来ないよう見張っといてください』

いちご『え~いち、か弱いから乱ちゃん止めれないんだけど~』

とりあえず乱馬くんはいっちゃんとうっちゃんが見てくれるはず

あかね『本当に何考えてるんだか』

黽馬『うちの弟がすみません』

あかね『とにかく、良牙くん。あたしたちのことは心配しないで。大丈夫だから』

良牙『そ……そぉ…』

振り向いて貰えない良牙くんは落ち込んでいる様子

あかね『けど黽馬ちゃんの方はお願いしてもいいかしら?』

黽馬『え…』

あかね『それじゃあたしは乱馬連れていくわね。良牙くんまたね』

そういうとあかねさんは乱馬くんを連れ去っていった

黽馬『えーと……』

き、気まずい

良牙『………そういえば、あやふやになっていたがさっきいたあの女がおまえの許嫁なのか?』

黽馬『あ、はい。そうです』

良牙『おまえ……女が好きだったのか?』

黽馬『はい!?いやなんのことですか!?』

良牙『だってあの子女だろ!?それなのに許嫁って……』

黽馬『ま、待って待って良牙くん!女の子の格好をしていますがいっちゃんは男ですよ!』

良牙『はぁ!?男!?』

黽馬『はい』

僕も最近知りましたけど

良牙『あの女みたいなのが男……尚更認めんぞ!!』

黽馬『それ……さっきも思ったんですけど良牙くんから見たら僕が誰と結婚しても関係ないんじゃ…』

良牙『……いや、それは……そうだが……』

良牙くんは何故か視線が合わない

良牙『何故か……お前がほかの男と付き合うって考えたら……いや…だった……』

黽馬『良牙くん……それって……』

いちご『ふーん、もしかしてお前黽ちゃんのこと好きなわけ?』

カーテンの向こうからいっちゃんが声をかけてきた

良牙『ち、違うに決まってんだろ!俺はあかねさん一筋だ!!』

は、はっきり言われると傷つくな

いちご『なら、俺と黽ちゃんが許嫁でも関係ないよね~?ねぇ~黽ちゃん?』

いっちゃんは煽っているのか僕にくっつく

良牙『やめろ黽馬から離れろ』

いちご『わぁ~ヤキモチ?男のヤキモチはモテないよ~?』

でも確かに今日の良牙くんどうしたんだろ

僕のこと親友にしか思ってないはずなのに

良牙『なんだと!!』

右京『その辺にしとき』

黽馬『うっちゃん』

右京『あんたはあかねが好きなんやろ?』

良牙『そうだと言ってる!』

右京『安心し、うちはあんたの味方や。改めて挨拶しとこ。うちはお好み焼きの右京。乱ちゃんのかわいー許嫁や』

いっちゃんは自己紹介することなくムスッとしている

右京『あんたも挨拶せぇ!』

うっちゃんはいっちゃんの頭を叩いた

いちご『………甘色いちご。黽ちゃんの可愛い許嫁で幼なじみ。いち、この人嫌い』

いっちゃんは良牙くんを指さす

黽馬『いっちゃん…』

良牙『……響良牙だ。黽馬の同級生兼親友だ。あと俺もお前のことなんか嫌いだ』

良牙くんもいっちゃんに向かって話す

黽馬『良牙くんまで…』

嫌々ながら自己紹介した2人

右京『まぁまぁ、とりあえずここで話すのもなんやしうちの店行こか?』
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