幼なじみたち

次の日 学校にて

登下校中

周りは僕や乱馬くんの許嫁の話で盛り上がっていた

黽馬『どうしましょう……僕そもそも許嫁とか考えてなかったし』

乱馬『姉ちゃんも少しは俺の気持ちがわかったか?』

黽馬『……痛いほど』

あかね『黽馬ちゃんには好きな人がいるのにね』

黽馬『本当に……困りました』

『おい乱馬、上手くやりやがって』

『1人よこせ』

乱馬くんの友達が乱馬くんにそう声をかけた

乱馬『身が持たねーよ。かわいくねー許嫁1人でも持て余してんのに』

あかね『ほー……じゃーかわいー方に乗り換えたら!!』

あかねさんは乱馬くんをカバンで殴ろうとした

当然乱馬くんはそれを避ける

だが避けた先にいきなりたぬきの置物を投げつけられた

誰がやったのかと相手を見るとそこには方向音痴の良牙くんがいた

黽馬『良牙くん。今日も迷ってたんですか?』

僕の質問に答える前に良牙くんはこちらに近づき僕の肩を掴む

良牙『黽馬、噂は聞いたぞ』

黽馬『噂……あぁ、許嫁の…』

良牙『乱馬の方も当然聞いたが……お前は納得してるのか?』

黽馬『いや納得はしてませんけど…』

あかねさんの方を気にすると思ったから意外だな…

良牙『お前の許嫁がどんなやつか知らんが、俺は認めんぞ!どこのどいつなんだ!?』

黽馬『え…』

良牙『いやならいやでしっかり断ってこい!』

乱馬『珍しいじゃねぇか良牙。姉ちゃんの方を気にするなんて』

良牙『乱馬!貴様の方もそうだ!貴様の許嫁が土偶だろうが牛だろうが……二股かけるなどあかねさんに対する重大な侮辱だ!!』

良牙くんはそのまま乱馬くんを蹴ろうとする

乱馬くんはかわした

乱馬『何が悲しゅうて俺が土偶や動物と婚約せにゃならんのだ!!』

そのまま乱馬くんは良牙くんを蹴り飛ばした

その蹴り飛ばした先には複数のヘラが飛んできた

良牙くんはそれを避けた

右京『黙って聞いとれば人の縁談にぐちゃぐちゃ文句抜かしおって!』

いちご『ほんとほんと!関係ない人は黙っててよね!!』

2人もちょうど登校していたみたいだ

いちご『うっちゃんやっちゃってよ!』

右京『当たり前や!ヤキ入れたる!』

うっちゃんは巨大ヘラで良牙くんを叩こうとする

しかし良牙くんも弱くは無い

それは簡単に避けられた

良牙『……お前が黽馬の許嫁か?』

良牙くんはうっちゃんを男と勘違いしている

右京『はぁ?』

良牙『んで、そっちの女が乱馬のもう1人の許嫁か』

いちご『ん?』

実はその逆なんですよね

良牙『お前のことはよく知らねぇが……黽馬の嫌がることをする野郎は生かしちゃおかねぇ!!』

良牙くんはそのままうっちゃんに対して攻撃態勢をとる

あかね『良牙くんやめて!その子女の子なのよ!!』

良牙くんは攻撃を止める

良牙『え……女?』

良牙くんはうっちゃんをよく見る

良牙『ふっ……やっぱり男じゃねぇか!』

番傘を使いうっちゃんに攻撃する良牙くん

右京『誰が男やねん!メリケン粉爆弾!!』

うっちゃんは粉をまき良牙くんの視界を塞ぐ

右京『もろた!!』

しかし良牙くんはうっちゃんの攻撃を避け上から番傘を投げた

そのせいでうっちゃんの上着はボタンがはだけ晒しで巻いてはいるが胸が見える状態となってしまった

僕はうっちゃんの前に行き良牙くんの攻撃を刀で受け止める

やっぱり前よりパワーが強くなってるから受け止め続けるのはきつい…

良牙『黽馬!なぜ邪魔をするんだ!』

黽馬『良牙くん話を聞いて…』

良牙『そんなにそいつのことが好きなのか!!』

黽馬『違う!!』

そこに乱馬くんが来てうっちゃんの胸を良牙くんに見せた

乱馬『よく見ろうっちゃんは女だ!』

それを見た良牙くんは相変わらず女耐性がなく固まる

乱馬『スキあり!!』

その隙に乱馬くんが良牙くんを蹴飛ばした

黽馬『乱馬くんありがとう』

乱馬『おう!』

しかし次の瞬間乱馬くんはうっちゃんに殴られた

乱馬『助けてやったんじゃねーか』

右京『許嫁の胸よその男にさらしくさって』

いちご『乱ちゃん女心わかってないよね~』

乱馬『てめぇは男だろーが!!』

黽馬『良牙くん大丈夫かな』

どうやら気絶しているらしく動かない

そのままにする訳にもいかないので保健室に運んで手当した
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