幼なじみたち

学校にて

『というわけで転校生を紹介する』

そこには何故かお好み焼きを焼いている男子生徒とツインテールの可愛い女子生徒がいる

右京『久遠寺右京!趣味はお好み焼きや!!』

いちご『初めまして~甘色いちごです~趣味はお菓子作りだよ~』

ん?右京にいちご?

あかね『あいつだわ!』

右京『乱馬!黽馬!久しぶりやのぅ!』

いちご『2人とも久しぶり~』

右京さんは僕らにお好み焼きを投げた

そのお好み焼きには顔が書かれている

乱馬『こ、このお好み焼き!』

黽馬『も、もしかして…』

右京『10年間探したで乱馬!黽馬!』

いちご『見つかって良かったよね~』

乱馬『お好み焼き屋のうっちゃんじゃねぇか!!』

黽馬『それにスイーツ屋のいっちゃん!』

あかね『幼なじみなの?』

乱馬『あぁ、短い間だったけどな』

黽馬『懐かしいです』


回想

あれは旅の途中の出来事でした

子どもの頃

乱馬『うっちゃーん!いっちゃーん!』

黽馬『乱馬くん迷惑かけたらダメですからね』

右京『おのれまたタダ食いに来よったな!』

いちご『ど、どうしよううっちゃん…』

右京『そんなん決まっとる!追っ払うんや!』

乱馬『行くよー!』

いっちゃん『ひっ!!』

右京『しっかりせいいっちゃん!今日こそは負けへんど!』

乱馬くんが勝つ度にうっちゃんはお好み焼きをいっちゃんはプリンを僕たちにくれました

回想終わり

あかね『それ略奪じゃないの?』

黽馬『僕も最初はそう思いましたが違うんです』

乱馬『これを見ろ。うっちゃんはソースで絵を描いて俺たちのために用意してくれていたんだ』

黽馬『いっちゃんも毎回自分で作ったプリンをくれていたんです。だからこそお別れの時は悲しくて…』

右京『ようもぬけぬけと!!』

うっちゃんはヘラで殴ろうとした

乱馬『何怒ってんだ?』

いちご『2人とも、お別れのシーンをよく思い出してみて欲しいの』

黽馬『お別れの時?』

僕や乱馬くんは思い出してみる

乱馬『確かうっちゃんやいっちゃんは泣きながら手を振ってくれて…』


回想

乱馬『うっちゃん、いっちゃん。さようなら~』

黽馬『さようなら~』

右京『アホー!!連れてってくれるゆうたやないかー!!』

いちご『うわぁぁぁん!2人の嘘つき!!』

その時はガラガラと音が聞こえたような…

その音をよく思い出してみるとお父さんがうっちゃん家の屋台を盗んでいた

回想終わり

黽馬『え……なんで僕たちうっちゃん家の屋台に乗って…』

乱馬『なんでだっけ?』

あかね『ドロボーじゃないの!!』

玄馬『ちがーう!右京の親父にもらったんだ!』

急にお父さんが現れた

玄馬『ついでに右京といちごももらっていく約束だったのだが…』

黽馬『ど、どういうこと?』

いちご『ま、おじさま約束破りましたけども』

右京『そや!あっさり捨てていきくさって…』

あかね『だけどあなたお父さんいたんでしょ?』

黽馬『いっちゃんも親いましたよね?』

乱馬『そうだぜ。なんで親父について来たがったんだ?』

右京『乱馬に黽馬。お前ら理由を知らんのか?』

いちご『あらら、それは想定外』

乱馬『とにかく、置き去りにされたくらいで大騒ぎすんなよ!いっちゃんはともかくうっちゃんは男なんだしさ!』

右京『お前の気持ちは……よう分かったわ!』

うっちゃんはお好み焼きを乱馬くんの顔面に投げつけた

右京『乱馬!まずはお前からや!お前は特にスペシャルモダンメニューでヤキ入れたる!首を洗って待っとれよ!』

いちご『そういう事だから乱ちゃん頑張ってね~黽ちゃんまた後でね~』

そういい2人は教室から去っていった

乱馬くんに投げつけられたお好み焼きには【放課後体育館裏に来られたし】と書いてある

あかね『果たし状だわ』

黽馬『いっちゃんはそうでも無いですけど、うっちゃんものすごく怒ってますね』

乱馬『全く、なんで俺まで恨まれなきゃいけねーんだか』
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