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和風男溺泉

ある日の帰り道

女乱馬くんと一緒に帰っていると目の前に僕の想い人

そう良牙くんがいた

こっちに帰ってきてたんだ

何故か塀を壊しているけども

乱馬『あいつ来てたのか。あ、そうだ。姉ちゃん、ちょっと俺の前に立っててくれよ』

黽馬『ん?いいですけど……何するんですか?』

乱馬『ナイショ』

まぁ別にいいんですけど……

乱馬『良牙くん!』

何故か乱馬くんは僕の声色みたいに話し出す

良牙『黽馬か?』

良牙くんは振り向かずそう聞く

乱馬『疲れてるでしょ?僕キスしてあげますよ?』

はぁ!???

僕は思わず乱馬くんを見た

な、なんてことを言うんですか!?

良牙『え!?な、何を言ってるんだ黽馬!??お、俺達そんな関係じゃ……い、いやお前のことが嫌なわけじゃないけど……そ、その……』

良牙くんはその言葉に照れているのか顔を赤くしながら塀に穴を開けていく

女の子関係になるとウブになるその姿が可愛いけど正直僕が恥ずかしい!!

乱馬『良かったな姉ちゃん。この様子だと脈アリだぞ』

黽馬『乱馬くん!!!!』

乱馬『やべっ』

良牙『え……乱馬?』

良牙くんはやっとこちらを振り向き僕や乱馬くんの顔を見た

そして乱馬くんにイタズラされたのだと察したら乱馬くんをボコり出した

乱馬『いってぇ!!』

良牙『すまん黽馬。勘違いして……』

黽馬『いや……あの……気にしないで…あながち間違いでも…』

良牙『ん?顔が赤いが大丈夫か?熱でもあるのか?』

良牙くんがこちらの顔をよく見るために近づいた

黽馬『いやなんでも!なんでもないです!!』

良牙『そ、そうか?それならいいが……』

か、かっこよくて困る……

乱馬『乱暴なやつだな。久しぶりにあったのに…』

良牙『やかましいオカマ野郎』

乱馬『姉ちゃんには優しいのに』

良牙『お前と黽馬じゃそもそも仲の良さが違うんだよ。黽馬と俺は親友だしな』

乱馬『さっき俺と姉ちゃんを間違えたくせに…』

良牙『うるせぇ!!』

黽馬『親友……』

再び僕は落ち込んだ

乱馬『ほら見ろ!お前のせいで姉ちゃん落ち込んだだろ』

良牙『嫌なことでもあったのか黽馬?』

黽馬『いえ…特に……えぇ、特にないです』

良牙『??』

乱馬『あーあ、Pちゃんが姉ちゃんいじめた』

良牙『いじめとらん!それにな乱馬。もうすぐPちゃんとはお別れなんだ』

乱馬『ん?』

黽馬『え?』

どういうことなんだろう?

良牙『そのわけは……これだ!』

良牙くんは1枚の紙を取り出した

乱馬くんはそれを素早く奪い取って見た

乱馬『なんだこの地図?』

良牙『で!?』

乱馬『宝の地図か?』

良牙『ばっばか!返せ!黽馬!あの紙を取り返すの手伝ってくれ!!』

ものすごく慌てている良牙くん

余程大事なものなんですね

黽馬『いいですよ。ほら乱馬くん。とったもの返しなさい』

乱馬『別に見るぐらいいいだろ。あっ…』

乱馬くんが持っていた紙は風に飛ばされ水に落ちそうになっていた

良牙『げっ!!和風男溺泉が!!』

良牙くんは水だと分かりつつもその紙をとるため飛び出した

乱馬『ん?和風男溺泉だと!?』

乱馬くんは急いでその紙を再びとった

僕は落ちかけていた良牙くんを掴み水に落ちるのを阻止した

良牙『す、すまん黽馬』

黽馬『いえいえ、それにしても和風男溺泉ってなんですか?』

とりあえず良牙くんを安全な位置に下ろした

良牙『あぁ、それはだな…』

説明を聞くとそれはある泉が湧きそれに浸かった狐がみんな男になるという話らしい

乱馬『間違いねぇ。そりゃ男溺泉だ』

良牙『というわけだ。俺は行くぜ』

乱馬『待て待て良牙!そういうことなら協力するぜ!』

良牙『協力するだと?ふざけるな』

乱馬『俺が連れてってやるって!』

良牙『余計なお世話だ。俺は地図を持ってるんだぜ』

黽馬『良牙くん、余計なお世話かもしれませんが地図があっても良牙くんの方向音痴は治りませんよ』

良牙『ぐっ…お前までそんなこと言うのか?』

うっ……そんな悲しそうな顔しないでください

良牙『それなら黽馬、関係ないお前には悪いがこの地図の場所まで案内してくれないか?』

黽馬『え』

乱馬『だから俺が案内してやるって』

良牙『お前には頼んどらん!黽馬、頼む!』

黽馬『ぼ、僕で良ければ…』

良牙『本当か!?ありがとな黽馬!』

笑顔でお礼を言う良牙くんが可愛い…

乱馬『おい姉ちゃん!俺も勝手について行くからな!』

こうして3人で和風男溺泉を探すことになった
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