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八宝斎参上

居間にて

八宝斎さんは壁に手跡や落書きなど陰湿な落書きをしています

かすみ『本当に恐ろしい仕返しするのねえ』

なびき『低俗すぎて怒る気力も失せるとこがミソだわね』

黽馬『でもこのままにするわけにもいきませんよね…』

早雲『くっ、たとえ師匠といえど数々の悪逆非道のふるまい……我慢にも限界があるわ!!』

早雲さんとパンダのお父さんは八宝斎さんの前に立ちはだかる

八宝斎『やるか』

しかしお父さん達はそのまま土下座した

あかね『お父さん!!』

なびき『手っ取り早い解決法ね』

八宝斎『ん~?それだけか?黽馬ちゃんはともかく、もう1人土下座するやつがおるんじゃないか~?』

八宝斎さんはそう言うと乱馬くんをみた

お父さんは乱馬くんを無理やりつかみ土下座させようとする

玄馬【ウソでもいいから頭を下げろ】

乱馬『俺は絶対あやまらねぇ!!』

乱馬くんはそのままお父さんを殴り飛ばす

当然八宝斎さんの怒りは収まらずこのままではまずいということで外で野宿することにした






空き地にて

乱馬『なんで俺が追い出されにゃならんのだ…』

黽馬『まぁまぁ……乱馬くんが悪いわけではないですが、あのままだと八宝斎さんが何するか分かりませんし』

乱馬『だいたい姉ちゃんだって俺に付き添わなくても良かったんだぜ?』

黽馬『やだなー弟を守るのもまた姉の役目ですよ!それに野宿は慣れてますから。』

乱馬『姉っつってもちょっと早く生まれただけで同い年だろ』

黽馬『それでも姉です』

僕たちが話しているとあかねさんが来た

あかね『お茶と肉まん持ってきたわよ』

乱馬『あかね…』

黽馬『ありがとうございますあかねさん』

乱馬『すまねぇな』

珍しく素直な乱馬くん

あかね『まさか泣き寝入りするんじゃないでしょーね』

乱馬『バカ抜かせ。もう攻略法は考えてあるんだ』

黽馬『なんでも今回の攻略法にはあかねさんの協力が必要らしいんです』

あかね『私の?』

乱馬くんはあるものを取り出す

乱馬『これは俺が中国の薬局で買った薬香だ。こっそりじじいの服に縫い付けとけ』

黽馬『いつの間に…』

あかね『女嫌香?』

乱馬『そ、人肌であっためると何故か女が寄り付かなくなるっつー漢方薬』

黽馬『八宝斎さんに効果ありそうな薬香ですね』

これで少しは八宝斎さんの怒りが収まるといいですけど…

次の日

僕や乱馬くんは女嫌香を縫い付けられた八宝斎さんの様子を見ていました

女嫌香の効果で八宝斎さんが近づいた女の方は嫌がって逃げていきます

ちなみに僕も女なので効果を受けないようガスマスクをしています

それにしてもすごい効果ですね

八宝斎さんは何故女が逃げていくのか分からない様子

乱馬『よーじじい。女嫌香の効き目はどーだ?』

八宝斎『女嫌香?』

乱馬『女にしか聞かねー催涙ガスみたいなもんだよ~ん。ほれ、姉ちゃん見てみろよ』

八宝斎『め、黽馬ちゃん!?何故そんな離れたところに!!』

黽馬『今近づいたら僕も他の女性と同じことになりますからね』

八宝斎『お、おのれ乱馬…きさまワシになんの怨みが!』

乱馬くんはそのまま屋根まで移動し八宝斎さんを誘導した

そして攻撃してきた八宝斎さんをそのまま投げ飛ばした

今まで八宝斎さんがやっていたような戦法だ

乱馬『やった!ざまぁみやがれくそじじい!』

黽馬『やりましたね乱馬くん!』

玄馬『甘~~~~~~~い!!』

僕はお父さんの大きな声に驚き思わずお父さんを刀で叩きつけた

玄馬『黽馬いきなり何をする!?』

黽馬『すみません、お父さんの声に驚いてつい手が……』

早雲『先程の戦法…お師匠様の得意技をそのまま使っただけにすぎん』

早雲さんも来ては乱馬くんに忠告をする

早雲『相手を怒らせ闇雲に打って出るその力を巻き込んで投げ技に持ち込む。まんまとお師匠様を怒らせたつもりだろうが…』

玄馬『しかし元々お師匠様の戦法』

早雲『さよう。達人というものは』

玄馬『技を編み出すと同時にそれを破る技も編み出しているのだ』

黽馬『た、確かに』

玄馬『あのお師匠様のことだ。乱馬の浅知恵などお見通しで……と思ったんだがなぁ』

つい先程投げ飛ばされた八宝斎さんが乱馬くんの頭に激突した

早雲『あっさり気絶しておられる』

黽馬『今のやり取りの意味!』

玄馬『この妖怪じじい!』

早雲『わしらがトドメをさしてくれるわ!!』

お父さんや早雲さんは八宝斎さんが倒れているのをいいことに殴る蹴るを繰り出す

八宝斎『わははは!もっとやれもっとやれ!』

振り向くと八宝斎さんがそこにいた

さっきまで八宝斎さんがいた場所には乱馬くんがおりお父さんたちに殴られたあとがある

黽馬『乱馬くん!?大丈夫ですか!?』

玄馬『お師匠様ご無事で良かった』

黽馬『お父さんの裏切り者!』

玄馬『黙れ黽馬!』

八宝斎『さっきのお返しじゃい』

八宝斎さんは乱馬くんをハンマーで殴った

乱馬『この野郎!』

乱馬くんは八宝斎さんを殴ろうとするがその攻撃は避けられる

八宝斎さんはそのまま逃げていく

乱馬『待ちやがれ!』

玄馬『結局いつものパターンになっとるじゃないか』

黽馬『あのままじゃ乱馬くんやられちゃいますよ!』

八宝斎『ここまでおーいでじゃ~!!』

乱馬『くらえ!』

乱馬くんは八宝斎さんに蹴りを食らわせる

いつもだったら当たらないその攻撃は何故か八宝斎さんに当たった
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