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八宝斎参上

ある日の帰り道

あかねさんと一緒に帰っているとうちの生徒が騒いでいます

あかね『何してるのみんな?』

黽馬『問題でもあったんですか?』

『あ、あかねに黽馬ちゃん』

八宝斎『おーおー!あかね!わしじゃよ!』

すると小さいおじいさんがあかねさんに飛びついた

僕は思わずあかねさんの前に出てそのおじいさんを受け止めた

黽馬『あ、危ないですよ』

すると受け止めたおじいさんがそのまま僕に抱きついた

八宝斎『あかね!』

黽馬『ひぃ!せ、セクハラです!』

僕は思わず投げてしまった

あかね『黽馬ちゃん大丈夫!?』

黽馬『あ…はい。一応……この人あかねさんの知り合いですか?』

あかね『いや知らないけど……』

八宝斎『覚えておらんのか?』

おじいさんはショックだったのか泣き始めた

あかね『待って、思い出すから』

八宝斎『いーんじゃいーんじゃ。無理せんでも。ただ……』

おじいさんはあかねさんを見るとまたも飛びつく

八宝斎『その胸の中で思いっきり泣かせてくれれば!』

あかね『きゃっ!』

しかし女の子になった乱馬くんがそのおじいさんを止めた

乱馬『なんなんだこいつは』

黽馬『それが僕達にもよくわからなくて……』

八宝斎『あ……あかね!』

そのおじいさんは懲りないのか今度は乱馬くんに抱きついた

乱馬『のわァァァァ!』

さすがに嫌だったのか乱馬くんはおじいさんの頭を何度も殴った

数分後

八宝斎『お、覚えておらんのも無理はない。あったことがないんじゃからな』

乱馬『この痴漢ジジイ』

八宝斎『さすが天道早雲の娘じゃ。気が強い』

あかね『お父さんを知ってるの?』

八宝斎『なんじゃ、本当に早雲の娘か?』

黽馬『………この人どういうつもりで抱きついてきたんですか…』

少し呆れながらもそのおじいさんを天道家に案内しました



天道家

あかね『ただいま~』

玄関に着くと早雲さんとお父さんがいましたがそのおじいさんの姿を見ると青ざめた顔をしていた

八宝斎『よう、早雲。久しぶりじゃのう』

早雲『お、お師匠様!ご無事でしたか!』

そういうと早雲さんはその人を抱きしめた

八宝斎『ワッハッハーこのとおりピンピンしとる』

黽馬『え、お師匠さんなんですか?』

早雲さんは何も言わずいきなりおじいさんにトドメをさそうとした

しかしおじいさんが反撃し早雲さんを投げ飛ばした

黽馬『つ、強い……』

おじいさんは今度はパンダになっているお父さんの方に歩き出す

八宝斎『よっ早乙女玄馬』

玄馬【わたしはただのパンダだよーん】

八宝斎『若い頃から変わっとらんのうお前は』

早雲『早乙女くん、1人だけ逃げようたってそうはいかないよ』

あかね『一体むかし……』

乱馬『何があったんだ?』

話を聞くとこの人は八宝斎さんという人で、十数年前早雲さんやお父さんの師匠だったらしい

しかしやっていることは食い逃げをして逃げた師匠の分働いたり、村から物を盗んだりでまともではなかった

そんな環境が嫌だったのか早雲さんやお父さんは八宝斎さんを封じ込めたらしい

八宝斎『わははは!懐かしいのう!あの時トドメをささなかったのがお前らの甘さじゃ』

早雲『確かに…』

玄馬『でもまぁ……』

早雲&玄馬『今からでも遅くは…』

そういうと2人は八宝斎さんに殴り掛かるがすぐ負けた

早雲『やだなぁ~冗談ですよ~』

八宝斎『なんじゃ、そうじゃったのか。安心せい。仕返ししに来たわけではない』

早雲『え』

八宝斎『わしももう歳じゃ。2人のどちらかを元祖無差別格闘流の真の跡継ぎとして鍛えようと』

すると早雲さんやお父さんは荷物をまとめ出ていこうとする

黽馬『お二人共どこに行くんですか』

早雲『急に引っ越すことに……』

玄馬『わしも旅に…』

乱馬『たくっ情けねぇな。こんなじじいにおたおたしやがって』

お父さんは僕や乱馬くんを引っ張っては八宝斎さんの前に出した

玄馬『実はこいつらに跡目を譲りましてな』

乱馬『おい』

黽馬『お父さん、現実逃避は良くないです』

八宝斎さんは僕達を見ては僕や乱馬くんに抱きつき胸を触りだした

八宝斎『女の子を鍛えるなんてわしにはできん!』

黽馬『い、いやぁぁぁ!変態!離れて下さい!』

乱馬『うわわわぁぁ!』

お父さんは乱馬くんにお湯をかけた

玄馬『ご安心ください。ご覧の通り1人は頑丈な息子なので』

乱馬くんは八宝斎さんを殴った

乱馬『こ、こ、この……エロじじい!姉ちゃんにもセクハラしやがって!』

乱馬くんは八宝斎さんに掴みかかった

しかし八宝斎さんは乱馬くんが男だとわかると簡単に上に投げ飛ばした

八宝斎『男とわかれば手加減無用。とりあえず跡取り候補として育ててみるか』

投げ飛ばされた乱馬くんはその後30分動けなかったらしいです
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