格闘対決の日々

ある日の道にて

あかねさんと一緒に買い物に行っている

ところ馬に乗せられ連れていかれる乱馬くんを見た

黽馬『ちょっと!うちの弟をどうする気ですか!』

僕は咄嗟に持っている傘を投げたがその傘は破られこちらになにか飛んできた

その飛んできたものは僕の服に刺さり後ろの電柱に止められる形になった

あかね『黽馬ちゃん大丈夫!?』

黽馬『は、はい……僕は大丈夫です。けどなんで乱馬くんが…』

あかねさんは僕に刺さったものをとってくれた

あかね『これは茶杓?』

黽馬『一体何者なんでしょう』

とにかく僕達は乱馬くんを探すことにした




次の日

乱馬くんがいると思われる場所に着いた

けどなんかお金持ちの家って感じがします

あかね『とりあえず強行突破よ』

黽馬『わ、わかりました』

僕らは無理やりその屋敷に入った

あかね『乱馬!ここにいるのはわかってるのよ!』

黽馬『乱馬くん!いたら返事してください!』

するとある部屋から乱馬くんが顔を覗き込む

乱馬『あかね、姉ちゃん』

しかし乱馬くんが来る前に別な男性が僕らに近づいた

煎太郎『こ、これは僕がなくした茶杓…』

黽馬『なくした……にしてはダイナミックに投げましたよね?』

煎太郎『そうどすか。わざわざこれを届けに……おおきにどした!』

その人はいきなり僕とあかねさんを抱きしめた

すかさず乱馬くんがその人に蹴りを入れたのですぐ解放されましたが

事情を聞くと煎太郎さんは跡取り相続のことでお見合いすることになった

しかしその相手が気に入らず破談にするために格闘茶道で戦わせる

そのために乱馬くんを連れ去ったが乱馬くんは男だった

ということらしい

それで………

あかね『あたしか黽馬ちゃんが代わりに出て欲しいのね』

黽馬『うーん、格闘茶道ですか』

あかね『まぁ茶道の心得ならあるけど』

乱馬『嘘つけ』

煎太郎『そうどすか。心得があるんどすか』

乱馬『姉ちゃんはともかくこの女にあるわけねぇだろ』

あかね『何よ失礼ね』

黽馬『そう言って貰えるのは嬉しいですが僕は心得ないです』

あかね『あら、意外ね』

黽馬『長年格闘家の旅しかしてこなかったもので……あかねさんに任せてもいいですか?』

あかね『任せてよ!かすみお姉ちゃんに習ったんだから!』

乱馬『おもしれーやってみな』

あかねさんは茶道をやってみるが思ったより酷かった

乱馬『サイテーだろ?これなら初心者の姉ちゃんの方がマシだぜ?』

煎太郎『ううっ……可愛いのに…可愛いのに……』

黽馬『やっぱりここは乱馬くんに任せた方がいいのでは?』

乱馬『まぁ姉ちゃんがそういうなら俺が出るか』

煎太郎『え?』

黽馬『煎太郎さんすみません。でも今から試合の日までにあかねさんや僕を鍛えるのは難しいかと』

煎太郎『た、たしかに。やむを得ず乱馬はんに試合してもらいます。結婚だけはお断りしますどす』

黽馬『うちの弟はやりませんよ!!』

数分後

煎太郎『格闘茶道の基本は正座どす』

乱馬『正座ねぇ』

乱馬くんは女の子の格好をして着物を着ている

煎太郎『全ての戦いは正座の姿勢で行います』

黽馬『なんだか動きにくそうですね』

乱馬『ま、どうにかなるだろ』

それにしても長い廊下だな

煎太郎『僕の後に着いてきなはれ』

そういうと煎太郎さんは手も使わず正座のまま前に進む

しかも早い

一方乱馬くんは手を使ってずっている

煎太郎『手でずってどーするんどす』

乱馬『うるせぇ!ついていきゃいいんだろ!』

煎太郎『それはそうどすが、いざという時手が使えないと苦労しますよ』

煎太郎さんは茶道道具で乱馬くんを叩いた

手の空いてなかった乱馬くんはもちろん防げなかった

乱馬『てめぇ何を!』

乱馬くんは思わず立ち上がる

煎太郎『正座しなはれ!』

煎太郎さんは乱馬くんを無理やり正座させた

『ほほほほほ!無作法者が正座もようでけんのかいな!』

黽馬『誰ですか!?』

僕は声のした方を見た

そこは天井に正座で張り付くおばあさんがいた

煎太郎『おばあさま!』

『そないザマで明日の茶月はんとの試合に勝てますのか』

煎太郎『明日!?』

『先方から試合は明日と通告ありましたどす』

黽馬『いきなり明日なんですか…』

『茶月はんは相当な茶道格闘の使い手だそうや。その馬の骨娘がどこまでやれるか、あても楽しみに見してもらいますわ』

そのままおばあさんは去っていった

煎太郎『と、特訓じゃあ!地獄の特訓じゃあ!!』

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