爆砕点穴

数日後

僕は山にいます

良牙くんの修行に付き添っています

まぁ半分猫飯店のバイトにされているのでそれも兼ねて

僕はお昼ご飯を作りながら良牙くんの修行を見守っている

コロン『それでは手始めにこの岩を砕いてみい』

コロンさんの言う岩を見るとすごく大きい

良牙『なんだと?くだらねぇ。どんなすげぇ修行するのかと思えば…』

コロン『ほー頼もしいのう』

良牙くんは岩を殴る

その岩は見事割れた

黽馬『確かに割れてるけど砕くとは違うのかな?』

良牙『なに?』

コロン『黽馬の言う通りじゃ。見とれ』

コロンさんはその岩を指でつついた

するとその岩は見事に砕けていった

僕や良牙くんはあまりの凄さにそのまま固まっていた

コロン『どうじゃ?この技を覚えてみるか?』

良牙『すげぇのは顔だけじゃねぇんだなばあさん』

黽馬『女性に対して失礼すぎますよ良牙くん』

夕方

僕は夕食の準備をしていた

うーんカレーとかが無難かな?

そう思っているとあかねさんが良牙くんを連れてきた

黽馬『あれ?あかねさん?どうしてここに』

あかね『あたしは乱馬に着いてきたのよ。黽馬ちゃんが山にこもることは聞いていたけど良牙くんといたのね』

黽馬『はい、それはそうと良牙くんどうしたんですか?』

あかね『あはは……ちょっとね』

良牙『ん……ここは?』

あかね『あ、気がついた?』

良牙『あ、あかねさん!?』

黽馬『良牙くん頭にコブができてますけど大丈夫ですか?手当しますよ』

良牙『……頼む』

あかね『あ、黽馬ちゃん夕食の準備ってもう終わってる?』

黽馬『え?まだですけど……』

あかね『それならちょっと待ってて!あたしカレー作りすぎちゃって。良かったら食べてくれない?』

良牙『あかねさんの手料理!』

黽馬『それならお願いしてもいいですか?その間に良牙くんの手当はしておきますので』

あかね『任せて!』

そう言ってあかねさんはカレーを取りに行った

黽馬『良かったですね良牙くん。あかねさんの手料理ですよ』

良牙くんは感動しているのか人の話を聞いていない

もう……まぁいいけど

僕はそのまま良牙くんの手当をした

数分後

あかねさんがカレーを持って戻ってきた

その場でカレーを温める

あかね『少しは美味しくなったかな?はい、2人ともどうぞ。味には自信ないけど』

渡されたカレーを僕は受け取る

少し変わった匂いがするけど隠し味的なものかな?

黽馬『ありがとうございますあかねさん。いただきますね』

良牙『絶対美味いに決まってる。いただきます』

僕らはカレーを口に入れた

しかしそのカレーは正直に……いやかなり不味い

思わず僕はその場にたおれた

あかね『え!?黽馬ちゃん大丈夫!?』

黽馬『あ……いや違うんです……あまりにも美味しすぎて……』

あかね『顔真っ青だけど本当?』

黽馬『はい……本当ですよ』

咄嗟に僕は誤魔化してしまった

あかねさんを傷つけると思うと言えなかった

良牙くんの方を見てみるとやっぱりまずかったのかスプーンを曲げていた

あかね『良牙くんはどう?』

良牙『こ、こんな美味いもの食ったのは生まれて初めてだぜ!!』

顔を見ればわかる

まずかったけど僕と同じで言えなかったんでしょうね

あかね『良かった!やっぱり砂糖とマヨネーズ入れてよかった!』

なんてものを入れてるんですか…

よく見るとあかねさんの後ろにはカレーを食べてたおれた乱馬くんがいる

いつの間に……

あかね『なによ乱馬、勝手に食べないでよ!』

乱馬『お前なぁ……味見してんのか?』

あかね『してないわよ』

乱馬『しろよ味見くらい!頼むから!』

あかね『なによ、まずいって言うの?』

乱馬『だから食ってみろって!』

その言葉に良牙くんは乱馬くんにスプーンを投げた

良牙『それ以上言ったら俺が許さん』

乱馬『やるって言うのか?それにだいたい本当のことだし、お前のそばで姉ちゃん苦しんでるのが証拠だろ』

黽馬『い、いや僕は大丈夫……あ、三途の川だ』

良牙『おい!黽馬戻ってこい!』

黽馬『はっ!僕生きてる……』

あかね『もういいわよ。2人が美味しいって言ってくれたんだもの。あたし傷ついてなんか……』

乱馬『俺も弱いものイジメなんかしたくねぇんだよ』

良牙『弱いもの……貴様!』

良牙くんは乱馬くんに殴りかかろうとした

しかしそこでコロンさんが来て良牙くんを気絶させた

乱馬『ばばあ』

コロン『勝負は1週間じゃ。こいつは強くなるぞ。楽しみに待っとれよ婿殿』

僕の良牙くんを背負って場所を移動しようとした

あかね『あたしも良牙くんの世話しに行こ』

乱馬『え、おいあかね』

あかね『あたしの料理なんて不味くて食えないんでしょ!』

乱馬くんにそう言い切るとあかねさんはこちらに来た

あかね『黽馬ちゃんあたしも手伝うわ』

黽馬『あ、あかねさん。良かったんですか?』

あかね『いいのよ。それとも黽馬ちゃんは弟の乱馬が心配?』

黽馬『いえ、乱馬くんなら大丈夫だと思っています』

こうして僕たちは良牙くんを連れて歩いた



次の日

良牙くんは木にぶら下げられている

右手以外は使えないように縄で縛っている

修行内容は良牙くんに大きな岩をぶつける

良牙くんはその岩を割るのが目的

僕は修行を見守っている

料理はあかねさんに任せている

また不味い料理ができないといいけど……

コロン『何度言ったらわかるんじゃ。ツボをつくんじゃよ』

そう言って割れなかった岩はコロンさんが割る

もちろん良牙くんの目の前の岩を砕いているので良牙くんにも砕けた岩が当たる

それを何回も繰り返すと良牙くんは気絶する

コロン『黽馬、こいつを連れておくれ』

黽馬『あ、はい』

僕はまた良牙くんを背負った

あかねさんのところに戻ると乱馬くんがいた

コロン『なんじゃ婿殿、偵察に来ておったか?』

黽馬『乱馬くん……またつまみ食いしたんじゃないんですか?』

あかね『良牙くん!大丈夫なの!?』

黽馬『とりあえず気絶してるだけなのでこのまま手当しておきます』

あかねさんは心配そうに良牙くんを見る

コロン『わはははは!ふられたふられた!』

コロンさんは乱馬くんにそう言い放つ

乱馬『わはははは!!……帰ろ』

コロン『ん?いいのか?』

黽馬『乱馬くん本当は許嫁のあかねさんを迎えに来たんですよね?』

乱馬『ちょっと心配だっただけだよ』

あかね『え…』

乱馬『あかね……くれぐれも食あたりさせんなよ?勝負の日は近いんだ。姉ちゃんも体壊さないように気をつけろよ』

あかね『なんの心配をしとるんだお前は!』

そのままあかねさんは乱馬くんを蹴り飛ばした

コロン『いってしまったのう。薄情な婿殿じゃ。どうじゃ?この際良牙に乗り換えてみては』

黽馬『え!?』

僕は不安そうにあかねさんを見る

あかね『大丈夫よ黽馬ちゃん』

僕はそこでほっとした

良牙『余計なこと言うんじゃねぇよばあさん』

黽馬『あ、良牙くん気が付きましたか?』

良牙『いいか、ばあさん。俺はな、乱馬を倒すことしか考えてねぇんだよ!』

良牙くん必死だな

でも多分良牙くん修行中に雑念が入ってると思う

あまり集中出来てないから





また修行をしています

良牙くんはツボをつきますがそれは砕けない

黽馬『良牙くん、今のままだとツボすらまともにつけないと思いますよ』

コロン『黽馬の言う通りじゃ』

良牙『なんだと!』

黽馬『雑念があったまま岩のツボを見切るなんて無理です!』

良牙『俺のどこに雑念があるんだ!』

良牙くんは気づいていないので僕は岩を見せた

そこにはツボをついてるつもりかもしれないがつけていない岩

そしてあかねさんと書いてある

黽馬『これのどこに雑念がないと言えますか?』

良牙『うっ……』

黽馬『やるからには死ぬ気で特訓してください!』

コロン『黽馬の方が燃えとるのう…』

良牙『わ、わかった』

そしてそのまま修行を繰り返した
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