シャンプー再び

数日後

早雲『みんな支度はできたか?』

僕達はお祭りに行くため着物を着ていた

あかね『お父さんいいわよ』

かすみ『乱馬くんは?』

黽馬『すみません。また庭で焦げているかもです』

庭を見に行くと乱馬くんはまだ火中天津甘栗拳を練習していた

コロン『婿殿、火中天津甘栗拳は会得したか?』

乱馬『ばばあ…』

コロン『ほれほれ、男に戻れる不死鳥丸じゃぞ』

コロンさんは不死鳥丸を乱馬くんに見せる

乱馬くんはそれを取ろうとするがダメだった

コロン『まだまだ手が遅い』

そういうとコロンさんは火中天津甘栗拳をする

早雲『おお、火中の栗を……』

なびき『すごーいおばあさん』

黽馬『いつ見ても素早い動きですね』

コロン『また会おう!』

コロンさんは去っていった

早雲『乱馬くん、えらいばあさんと関わってしまったな』

乱馬『男に戻るにはどうしても火中天津甘栗拳のスピードを身に付けなくちゃいけない』

あかね『無理よ。ただでさえ総身猫舌のツボで熱さに弱くなってるのに』

乱馬『うぅ~熱いよ熱いよ』

黽馬『よしよし乱馬くん。頑張りましょうね』

乱馬『子供扱いはやめろよ姉ちゃん!』

黽馬『ごめんなさい』

乱馬『ちくしょう!どうすればいいんだ!』

早雲『乱馬くん元気を出すんだ』

乱馬『おじさん』

早雲『夜店にいけばなんとかなる』

乱馬『え?』

早雲『だからさ、嫌なこと全部忘れられるし』

黽馬『忘れたらダメじゃないですか?』

夜店にて

結局乱馬くんにも着物を着せてお祭りに来ました

乱馬『たくっ』

あかね『いいじゃないのちょっとぐらい』

黽馬『今日は楽しみましょう』

乱馬『俺はこんなことして浮かれてる場合じゃ……』

しかし乱馬くんは射的をしたり食べ物を買ったりとはしゃいでいた

かすみ『乱馬くん精一杯浮かれてるフリして……』

黽馬『あ、あれは本当に浮かれてます』

『はいはい、金魚すくい1回100円だよ。ただし全部すくいとったらタダね』

あかね『あたしやる!』

あかねさんは金魚すくいにチャレンジするが水につけただけで破れた

あかね『おかしいな~水につけただけなのに……もう1回!』

しかし何回やってもあかねさんは水につけただけで破れた

あかね『不良品じゃないの?』

黽馬『あかねさん、水につける時に力を入れすぎだと思いますよ』

乱馬『そうそう、お前が不器用すぎんだよ。俺もやってみるぜ』

乱馬くんが挑戦すると金魚を軽々とすくいあげる

あかね『全部救えばタダよ!』

黽馬『さすが乱馬くんです!』

『もうひと勝負!』

そこで金魚すくいのおじさんはピラニアを出てきた

『全部取れなかったら金魚返しな』

あかね『ずるい!ずるい!』

乱馬『おもしれぇじゃねぇか』

黽馬『さすがにピラニアは危ないですよ…』

乱馬『噛まれる前にとりゃいいんだろ。要はスピード……』

そこで乱馬くんは何かを閃いた

乱馬『そ、そうだ!これは火中天津甘栗拳と同じ原理!ピラニアの攻撃を避けながら掴み取るスピードを身につければ!』

あかね『火中天津甘栗拳を会得したと同じね!』

黽馬『ということはこれで特訓すれば!』

乱馬『いける!』

そこで乱馬くんは特訓しついにピラニアを全部すくいとった

乱馬くんは喜ぶとすぐにコロンさん達を探しに行った

僕達もピラニアの入った水槽を持って乱馬くんの後を追いかけた


僕達が追いついた時乱馬くんはお湯に使っており熱がっていた

乱馬『あちぃ!あちぃ!』

あかね『乱馬!』

黽馬『ピラニア入ってますけど水です!』

僕はピラニア入り水を乱馬くんにかけた

コロン『万が一を考えて中身をすり替えておいたが……ついに火中天津甘栗拳を会得しおったか。さすが婿殿』

シャンプー『これみな乱馬がとったのか。驚異的ね』

あかね『持ってきて良かったわね』

黽馬『乱馬くん……ピラニアに噛まれてますけど大丈夫ですか?』

乱馬『………』

乱馬くんは無になっていました

不死鳥丸までまだ先は長そうです
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