格闘新体操

天道道場にて

あかね『乱馬大人しく練習台になりなさい』

乱馬『いや~すげぇ上達ぶり偉い』

黽馬『乱馬くんそれで誤魔化すのは無理があると思いますよ』

乱馬くんはあかねさんの練習台にならず逃げている

あかね『言っとくけどね乱馬!あんたのために闘うんじゃないのよ!』

乱馬『んな事はわかってるよ』

あかね『とにかく格闘新体操なんだから相手がいなくちゃ練習にならないわよ』

黽馬『良牙くん2、3日行方不明ですからね』

良牙『プギッ!』

子豚の声が聞こえた方を見るとそこにはPちゃんもとい良牙くんがいた

背中にはお土産を背負っている

あかね『あらPちゃん、あんたもここん所いなかったわね』

黽馬『もみじ饅頭に生八つ橋……広島と京都に行ったのかな?』

乱馬『Pちゃん本当はどこに行きたかったのかな?お前は方向音痴だからな』

あかね『方向音痴って良牙くんじゃあるまいし』

いや……良牙くんですけどね

黽馬『とりあえずあかねさん、練習台なら僕がなりますよ』

あかね『ほんと!?なら早速お願い!』

僕やあかねさんは新体操の道具を取り互いに構える

僕はリボンを構えてあかねさんに攻撃する

あかねさんは避けるために後ろに下がった

しかしそれが悪く足元にあったボールであかねさんは転んでしまった



あかねさんの部屋にて

今はあかねさんの足を冷やしている

かすみ『はいあかね、いいわよ』

なびき『マヌケねぇ。自分で転ぶなんて』

黽馬『あかねさんすみません』

あかね『黽馬ちゃんのせいじゃないわよ』

黽馬『けどこの状態……明日の試合は危険するしか』

あかね『出るわよ。あんな女に負けてたまるものですか!』

あかねさんは立とうとするが痛くてその場にしゃがむ

かすみ『やっぱり代理をたてるしか』

あかね『簡単に言わないでよ。第一身軽でスタイルが良くて格闘のできる女の子なんて…』

あかねさんがそうつぶやくとみんな僕を見る

黽馬『え?……え、僕ですか!?』

あかね『黽馬ちゃんならさっきリボンさばきもうまかったしお願いできない?』

黽馬『で、でもレオタードはちょっと……』

あかね『お願い!』

乱馬『それぐらい着てやれよ姉ちゃん』

黽馬『うっ……』

すると後ろから誰かに肩を叩かれた

振り返るとそこには元の姿に戻った良牙くんがいた

良牙『徹夜で特訓だな』

どうやら諦めるしかなさそうだ


天道道場にて

僕はレオタードに着替えて練習に来た

は、恥ずかしい…

乱馬くんやあかねさんも見に来ています

良牙『格闘新体操は素手の攻撃が禁止されている……まぁ格闘に詳しいお前ならこれぐらい知ってるよな』

黽馬『知ってます。刀もありですよね?』

良牙『ありだろうな。とりあえず実践あるのみ。覚悟はいいか黽馬』

黽馬『問題ないです!』

良牙『どこからでもかかってこい!』

僕はクラブを拾うとそれを良牙くんに投げつける

そしてすぐに隙をつきリボンで攻撃する

相手が良牙くんなだけあってやはり強い

あかね『やっぱり黽馬ちゃん上手いわね』

乱馬『1週間も見学してればこんなもんだろ』

あかね『もう特訓の必要ないんじゃない?』

黽馬『いえ、まだ基礎ができてるだけですから。あかねさんや乱馬くんは先に寝ていいですよ』

あかね『そんな訳には……』

黽馬『あ、良牙くんならちゃんと休ませますから』

乱馬『いや姉ちゃんの心配もしてんだぞ』

黽馬『え?僕は大丈夫ですよこれぐらい』

良牙『そうだ。あかねさんは安心して休んでくれ』

乱馬『おい、俺はどうした俺は』

良牙『貴様は知らん』

あかね『そう?なら休むわね』

あかねさんは自分の部屋に戻った

乱馬『んじゃ俺も寝るわ。姉ちゃんなら大丈夫だろうし』

黽馬『はい!任せてください!乱馬くんおやすみなさい』

乱馬『おやすみ』

乱馬くんも部屋に戻った


今この場には良牙くんしかいない

良牙『黽馬、小耳に挟んだんだが明日の試合負けたら乱馬は黒バラの小太刀とかいう女と交際する約束をしたらしいな』

黽馬『はい。だからこの試合負ける訳には……』

良牙『すなわち、あかねさんと乱馬の縁はきれるわけだな』

黽馬『そうなりますかね』

なんでこんなこと聞くのかな?

良牙『親友であるお前には悪いが明日の試合負けてもらう!』

良牙くんはリボンを構えた

黽馬『もしかして僕をコーチしてくれるのは僕を邪魔するため!?』

良牙『本当に悪いがその通りだ』

黽馬『ダメですよ!乱馬くんをあの変な女の人には嫁がせません!』

良牙『ならば今力づくでお前を倒してやる!』

黽馬『やれるもんならやってみて下さい!』

こうして僕達は格闘新体操をしながら朝を迎えた

朝には良牙くんをボコボコにしていた

黽馬『僕に勝てると思わないで下さいよ!同級生時代だって1度も勝ったことないくせに!』

良牙『うるせぇ!まだまだ!』

そうこうしているとあかねさんと乱馬くんが来た

あかね『あんたたちまさか徹夜したんじゃ…』

黽馬『あ、あかねさんおはようございます。この後朝ごはんづくりの手伝いしますね』

乱馬『姉ちゃん試合大丈夫なのか?』

黽馬『大丈夫ですこれぐらい……』

そのあと寝ぼけた行動を何回かした僕でした
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