石鹸騒動

良牙目線

俺はまた舞い戻ってしまった

愛しいあかねさんや俺を想ってくれている黽馬のいる街に……

いつものささやかな幸福を求めて(子豚の姿になってあかねさんと一緒にいること)

しかし……いつまでもペットの座に甘んじていていいのか?

そもそも俺は黽馬のことだって最近は女の子として見ているし……

返事はまだいいと言われたがこのままでいいわけがない

黽馬の気持ちが可哀想だ

良牙『男として、あかねさん一筋に気持ちを切り替えはっきり伝えるべきだ!!』

だがやはり黽馬も捨て難い

そもそも体質のことを受け入れてくれるかと言われれば圧倒的に黽馬の方がいい

あかねさんには言えていないしその点黽馬ならフォローもしてくれる

なんなら同じ体質もちとして支え合える場面もあるだろう

良牙『……やはり黽馬にするべきか??』

『緑色のインクでラブレターを書けばよろしいのよ』

なにぃ!?

声のした方を見ると女の子2人が会話をしていた

『絶対両思いになれますわ。このおまじないは確実ですのよ』

……なんでい。女の子のまじないか

くだらねぇ……

そう考えながら俺は文房具屋に入った

良牙『緑色のインクください』

『あいよー』




夜 銭湯にて

途中水に濡れてしまってラブレターだけを口にくわえてここまでたどり着いた

銭湯だしお湯に浸かろうと思ったが石鹸で足を滑らせそのままお湯に落ちた

乱馬『ん?天道あかね様、なんだこりゃ。こっちは早乙女黽馬様…へぇー姉ちゃんにもあるの珍しいな』

良牙『返せ!貴様!!』

俺は人間に戻り手紙をとった乱馬を殴った

どうやら俺の足元に石鹸を置いたのもこいつのようだ

乱馬『あかねさん僕は以前から君のことを…』

乱馬はそのまま手紙の内容を音読し始める

良牙『読むんじゃねぇ!!』

乱馬『待て待て!わかった!なら姉ちゃんの方読ませろよ!』

良牙『誰が読ませるか!!』

再度乱馬を殴りつけた
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