怖がり少女が奇妙な冒険に巻き込まれた日

タイガーバームガーデンにて

僕達はポルナレフさんの案内によって場所を移動した

ジョセフ『なんじゃここは!?』

縁『ま、周りにあるオブジェクトがちょっと不気味…ですね』

花京院『ここはタイガーバームガーデンですよ』

縁『なるほど…香港にこんなところが…』

ポルナレフ『ここで予言をしてやる。まずアブドゥル、貴様は貴様のスタンド能力で滅びるだろう』

ポルナレフさんは銀の戦車をだした

承太郎『アブドゥル』
アブドゥル『承太郎、手を出さなくてもいいぞ。これだけ広ければスタンドを思いっきり使える』

そしてアブドゥルさんも魔術師の赤をだした

お互いが睨み合い攻撃が始まる

魔術師の赤は銀の戦車の攻撃を避けるのみ

銀の戦車はそのまま素早い突きを繰り出した

魔術師の赤も炎を出し攻撃したが銀の戦車がその炎を弾く

弾いた先にあった物にぶつかるがその物は魔術師の赤の銅像になっていた

ジョセフ『や、野郎、コケにしている!突きながら魔術師の赤の像を掘ってやがった!』

縁『き、器用に掘ってますね。それだけ正確な動きを……』

ポルナレフ『なかなか……この庭園にマッチしてるぞ魔術師の赤』

アブドゥルさんは構える

ジョセフ『おい!何かに隠れろ!アブドゥルのあれが来る!』

承太郎『あれだと?』

何かは分からないが戦っていない僕達は物に隠れることにした

アブドゥル『クロスファイアーハリケーン!』

魔術師の赤は大きな炎をだした

ポルナレフ『これしきの威力しかないのか!俺の銀の戦車は空と空の間に溝を作って炎を弾き飛ばすといっただろうが!』
そして言葉の通りポルナレフさんはその技をはじき飛ばした

その炎は魔術師の赤に当たる

スタンドが燃えている影響でアブドゥルさんにも同じ被害がある

ポルナレフ『予言通りだな。自分のスタンドによって燃えている』

この人……強い

魔術師の赤はもう一度ポルナレフさんのところに攻撃しに行った

ポルナレフさんはそれすらも攻撃した

だが切断された魔術師の赤の体内から炎は飛び出しポルナレフさんに火が飛んだ

ポルナレフ『馬鹿な!切断したところから炎が出るなんて!?』

縁『も、もしかしてアブドゥルさん、さっきポルナレフさんが掘った魔術師の赤の像を使ったんですか!?』

アブドゥル『縁さんの言う通りだ。炎に目が眩んだな』

アブドゥルさんは自分自身の炎を消していた

アブドゥル『私は自在に炎が扱えると行っただろ?お前が打ち返した火炎が人形の関節をドロドロにし、動かしていたのだ』

ポルナレフさんは驚いた顔をしている

アブドゥル『自分のスタンドに殺られたのはお前の方だったな!そして改めて喰らえ!クロスファイアーハリケーン!』

その攻撃はポルナレフさんに命中した

アブドゥル『占い師の私に予言するには10年早いんじゃあないかな』

ジョセフ『恐ろしい威力。まともにくらったあいつのスタンドは溶解している』

承太郎『酷いやけどだな。これは死んだな。運が良くて重症……いや悪くてだな』

縁『可哀想ですけども……先を急ぐためには仕方ないことですよね』

花京院『まぁあの状態ならスタンドもズタボロで戦闘は不可能』

アブドゥル『さぁジョースターさん、エジプトの旅を急ぎましょう』

ジョセフ『うむ』

しかし突然銀の戦車の甲冑が砕けていった

縁『ひぇ!?い、一体何が…』

ジョセフ『やつのスタンドがバラバラになったぞ!』

ポルナレフさんは寝たまま上空に飛んだ

ポルナレフ『ブラボー!おー!ブラボー!』

ジョセフ『こ、こいつは!?』

アブドゥル『信じられん!』

花京院『ピンピンしている』

縁『攻撃は確実に当たっていたのに!』

承太郎『だがしかし……なぜやつの体が中に浮くんだ??』

ポルナレフ『感覚の目でよく見ろ』

周りを見ていると細くなった銀の戦車がいた

ポルナレフさんはそのまま着地する

ポルナレフ『そう!これが甲冑を外した銀の戦車!』

縁『甲冑を外した…?』

ポルナレフ『呆気にとられていたようだが、私の能力を知らずに貴様を始末するのは騎士道に反するし闇討ちにも等しい行為』

相変わらず騎士道精神が強いひとですねこの人

ポルナレフ『どういうことか説明する時間をいただいても?』

アブドゥル『……恐れ入る。説明していただこう』
ポルナレフ『私のスタンドは攻撃されて消えたわけではない。銀の戦車には防御甲冑がついていた。脱ぎ捨てたのはそれだ。君に燃やされた部分は甲冑の部分』

縁『だから怪我も重症じゃないんだ…』

ポルナレフ『その通り。そして甲冑を脱ぎ捨てた銀の戦車は身軽になった。私を持ち上げたスタンドの動きが見えたかね?』

正直見えなかった

アブドゥル『なるほど、さっきのは甲冑の重さゆえ私のクロスファイアーハリケーンを食らったということか。しかし逆に言えば今は裸!プロテクターがないということは次は命がないということ!』

た、確かに……

ポルナレフ『ウィ、ごもっとも。だが……無理だね』

アブドゥル『無理……だと?試してみたいな』

ポルナレフ『なぜなら君にゾッとするものを見せるからだ』

アブドゥル『ほお?どうぞ』

アブドゥルさんがそういうとポルナレフさんはあることをした

それは銀の戦車を大量に増やすということ

ジョセフ『なんじゃ!?やつのスタンドが6体……いや!7体に増えたぞ!』

花京院『馬鹿な!スタンドは基本1人1体のはず!』

しかし確かに僕の目にも7体見える

縁『も、もしかして……残像とか……それだけの速さで動いているんじゃ…』

ポルナレフ『そこのレディの言う通り。これは残像だ。今度の剣さばきはどうだ!!』

7体に見える銀の戦車はそのままアブドゥルさんを攻撃した

スピードは早いが魔術師の赤は何とかかわす

アブドゥル『レッドバインド!』

魔術師の赤も攻撃はするが動きについていけていない

そのまま手当り次第に攻撃をしている

花京院『あのままでは体力を消耗のみ』

縁『あんなのどうやって倒すんですか!?』

アブドゥル『クロスファイアーハリケーン!』

アブドゥルさんは技を放つが銀の戦車に当たらない

そしてアブドゥルさんは銀の戦車の攻撃を受ける

承太郎『アブドゥル!』

アブドゥル『な、なんという正確さ。これは……相当訓練されたスタンド能力』

初心者の僕とは大違いなわけだ

ポルナレフ『理由あって10年近く訓練した。さぁ、いざ参られ。次の攻撃で貴様を倒す』

アブドゥル『騎士道精神で能力を明かしてからの攻撃。ならば私も攻撃方法を教えてから使おう』

ポルナレフ『ほお?』

アブドゥル『私のクロスファイアーハリケーンにはバリエーションがある。アンクの形の攻撃だが分裂させて飛ばすことが可能』

そしてアブドゥルさんはクロスファイアーハリケーンをまたも繰り出した

ポルナレフ『くだらんアブドゥル!』
ジョセフ『円陣を組んだ!』

ポルナレフさんの周りには銀の戦車がかこんでいた

そしてポルナレフさんが攻撃しようとした瞬間地面からもクロスファイアーハリケーンが飛び出してきた

そのクロスファイアーハリケーンは銀の戦車に命中しポルナレフさんも影響でぶっ飛んだ

ジョセフ『あれは……さっき炎で焼けた…そうか!さっきの一撃目の攻撃はトンネルを掘るためだったのか!そしてそこからクロスファイアーハリケーンを』

縁『そんな作戦が!アブドゥルさんすごい!』

アブドゥル『言っただろう。私のクロスファイアーハリケーンは何体にも分裂でき飛ばせると』
ポルナレフさんはそのまま燃えている

アブドゥルさんは短剣をポルナレフさんに投げた

アブドゥル『炎に焼かれ続けて死ぬのは苦しかろう。その短剣で自害するといい』

アブドゥルさんはそのまま背中を見せた

僕はポルナレフさんの様子を見ていた

ポルナレフさんは短剣を取るとそれをアブドゥルさんに投げようとした

しかし、投げることをやめ今度は自害しようとする

だが……それすらもやめ短剣を捨てた

ポルナレフ『自惚れていた。炎なんかに私の剣さばきが負けるわけないと……やはりこのまま潔く焼かれるとしよう。それが君との戦いに敗れた……君の能力への礼儀。自害するのは無礼だな』

ポルナレフさんはそのまま気絶した

な、なんて騎士道精神!

縁『アブドゥルさん!火を消してください!この人、悪い人じゃないかもしれません!』

僕の声が届いたのかアブドゥルさんは炎を消してくれた

僕は急いでポルナレフさんにかけよる

縁『DIOに従っていたのにこの人は自分の騎士道を貫いたんです。もしかしたら……』

急いでポルナレフさんの額を調べるとやはりそこには肉の芽があった

縁『やっぱり!皆さん、この人には肉の芽がついてます!』

ほかの皆さんも駆け寄ってきてくれた

縁『承太郎さん!お願いしてもいいですか…?』

承太郎『任せな』

そして承太郎さんはポルナレフさんの肉の芽を引っ張る

ジョセフ『ひっ…この触手が気持ち悪いんじゃよな!承太郎早くしてくれ!』

承太郎『うるさいぞジジイ。縁、そこのジジイを黙らせろ』

縁『え!?僕がですか!?えっと……ジョセフさんあっち向いてましょうね』

ジョセフ『子供扱いするんじゃない!』

承太郎さんは無事ポルナレフさんから肉の芽をとった

ジョセフ『これで肉の芽がなくなって憎めないやつになったんじゃな』

承太郎『花京院、縁。おめーら、こういうダジャレって無性にムカついてこねぇか?』

花京院『ふっ…』

縁『ま、まぁまぁ……怒るほどでもないですし』

こうして僕達はポルナレフさんとの戦いが終わった




数時間後

僕達は港に来ていた

ジョセフ『SPW財団に頼んでおいた船が港に入っているはずじゃ』

縁『お、お金持ちってやっぱりすごい…』

すると目の前に先程まで気絶していたポルナレフさんがあらわれた

アブドゥル『どうした?まだ何か?』

ポルナレフ『まだDIOの呪縛から解いてもらった礼を言っていない』

アブドゥル『それなら私ではなく、承太郎や縁さんに言うんだな』

承太郎『いらないな』

縁『僕は何もしていないので……』

アブドゥル『せっかくだが受け取り手がいないらしいな』

ポルナレフ『……わかった。口説いのは俺も嫌いだからな。もう1つだけ……ムッシュージョースター。奇妙な質問をさせていただきたい』

ジョセフ『奇妙な質問?』

ポルナレフ『詮索するようだが、あなたは食事中も手袋を外さない。まさかその左腕は右腕ではないだろうな』

ジョセフ『左腕が右腕?確かに奇妙な質問じゃな?理由を聞いても?』

ポルナレフさんの話を聞くとどうやら妹さんの敵を探しているみたいだ

顔は分からないがその人は両腕とも右腕らしい
ジョセフさんは事情を聞くと手袋を外して見せた

その手は義手だった

ジョセフ『50年前の戦いによる名誉の負傷じゃ』

ジョセフさんにも昔色々あったんだな

ポルナレフ『……失礼な詮索であった。許してくれ』

縁『あの……ポルナレフさんさえ良ければもう少し詳しく聞いても?』

ポルナレフ『………もう3年になる』

ポルナレフさんの妹さんは雨の日クラスメイト1人と帰っていた

そこに一人の男がいた
その男の周りはドーム上になっていて雨に当たっていなかった

そしてクラスメイトはかまいたちに殺られたのかのように攻撃され倒れ妹さんは辱めを受け殺されたらしい

クラスメイトは生き延びたらしいが両腕とも右腕だったと言う証言があった

ポルナレフ『誰も信じなかったが俺にはすぐわかった。俺が誰にも言わなかった能力をその男も持っていると思ったんだ!』

ジョセフ『明らかにスタンド能力者だ』

ポルナレフ『俺は誓った!我が妹シェリーの尊厳と安らぎはそいつの死を持って償わせないといけないと!』

ポルナレフさんにそんな過去が……

ポルナレフ『そして1年前、俺はDIOと出会った!』

その話も詳しく聞くとDIOが両腕とも右腕の男を探してくれると

そして条件としてDIOの手伝いをして欲しいとのこと

そのまま肉の芽を埋め込まれ僕達一行を殺せと命令されたらしい

それが正しいことと信じて

アブドゥル『肉の芽のせいもあるが人の心に入り込むのが上手いな』

縁『自分にとっていい条件を出されたら手伝いたくもなります!』

花京院『しかし、その話だと多分DIOはその両腕とも右腕の男も仲間にしているな』
縁『そっか…DIOにとっては力のあるスタンド使いは仲間にしておきたいですもんね』

ポルナレフ『……俺はあんたたちと共にエジプトに向かう!DIOを目指していけばきっと妹の敵とも出会える!』

花京院『どうします?』

アブドゥル『私はいいと思います』

縁『僕も!僕も賛成です!銀の戦車のスピードは戦力になると思いますし!』

ジョセフ『どうせ断っても着いてくるだろうしな』

ポルナレフ『よろしく頼むぜ』

承太郎『はぁ、やれやれだz』

女性1『すみません』
承太郎さんが話終える前に2人組の女性が声をかけてきた

女性2『すみません。カメラのシャッターを教えもらえませんか?』

女性1(素敵!きっかけ作っちゃお♪︎)

女性2『お願いします!海を背にしたいんです』

承太郎『やかましい!!他のやつにいえ!!』

縁『ひぃぃ!じ、承太郎さん…大声怖いので急に大きな声出さないでくださいィ…』

承太郎『お前も静かにしろ!』

縁『ご、ごめんなさい!』

ポルナレフ『まぁまぁ、カメラなら私が撮ったあげよう。君ら綺麗な足しているから全身入れようね』

ポルナレフさんはそのまま女性達を連れていくとカメラを構えた

しかしカメラはどう見ても女性の足しか撮っていない

ポルナレフ『いいね~もう1枚行くよ!トレビアーン!シャッターボタンのように君とのハートも押して押して押しまくりたいなぁ♡』

その様子を見ていた一行は

アブドゥル『なんか……わからん性格のようだな』

花京院『随分気分の転換が早いな』

縁『さ、さっきまでの騎士道精神はどこに……』

ジョセフ『というか頭と下半身がはっきり別れているというか』

承太郎『……はぁ、やれやれだぜ』

こうして僕達の旅にポルナレフさんが加わった
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