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怖がり少女が奇妙な冒険に巻き込まれた日

次の日

縁『ん~良く寝た……』

色々なことがあったがとりあえず今日はゆっくり寝れました

親にも連絡してあるし学校は休みにしてもらってるから大丈夫だよね

ホリィさんにもお礼言わないと……

それにしてもスタンド……

トリック・バルーンもスタンドなら攻撃されたら僕も傷つくのかな

………それは嫌だなぁ……

でも不思議なことは嫌いじゃないしちょっとワクワクしてるのもある

あ、そういえば花京院さん大丈夫かな

ホリィさんのところに行く前に様子見てみよう



客室にて

縁『失礼します。花京院さん起きてます?』

花京院さんが泊まっている客室に声をかけてから入った

花京院『あぁ、君か。おはよう』

縁『おはようございます花京院さん』

正直まだこの人の事よくわかってないから少し怖いけど、多分悪い人じゃ……ないよね

縁『えっと……様子を見に来たんですけど、怪我は大丈夫そうですか?』

花京院『おかげさまで問題なさそうだよ』

縁『それなら良かったです』

花京院『……君は』

縁『え?』

花京院『君の方は大丈夫かい?』

縁『あ、僕ですか?僕の方はかすり傷程度なので大丈夫ですよ』

花京院『そうか……君を巻き込んでしまってすまなかった』

あ、気にしてくれてたんだ

縁『そ、そんな気にしないでください!とりあえず命は助かりましたし……お互い無事で良かったです』

花京院『それでも女の子相手に怪我までおわせてしまったから…』

意外と気にしてる…

縁『このぐらい大丈夫ですよ。すぐ消えますこんな傷!……多分』

花京院『……もし傷が残ってしまったら責任はとる』

縁『責任??』

責任って……まさかそういう??

縁『い、いや!いやいやいや!責任なんて取らなくていいですから!』

意味がわかった僕は思わず大きな声で否定した

花京院『そうかい?でもやはり私の気がすまない』

縁『そういうのはちゃんとお互いが同意するから意味があるんです!とにかくいらないですからね!?』

僕の慌てた様子を見ていた花京院さんはその反応が面白かったのか少し笑って『わかったわかった』と言った

やっぱり根はいい人なんですよね

縁『全く……それはそうとホリィさん来ないですね』

花京院『あぁ、そういえば』

縁『僕様子見てきます』

花京院『それなら私も行こう。もう動けそうだし』

縁『なら一緒行きますか』

こうして僕達は部屋を出た

ホリィさんを2人で探しているとある一室から声がした

縁『ジョセフさんたちかな。声をかけて…』

花京院『待ってくれ』

縁『え?』

花京院さんに引っ張られ僕達は部屋から見えない位置に移動した

縁『ど、どうしたんですか?』

花京院『少し静かに』

花京院さんはそう言うと聞き耳をたてる体制になった

僕もよくわからなかったけどとりあえず同じく聞き耳をした

そこの部屋にはジョセフさんたちみんながいるようだ

内容を聞くとホリィさんが高熱で倒れたらしい

しかもただの熱ではなくスタンドが影響しているらしい

スタンドによって体が蝕まれている

このままだとホリィさんは死ぬ

DIOを倒さない限り死んでしまうらしい

ジョセフさん達はDIOを探しているがジョセフさんのスタンドの力で念写しても見つからない

そこで承太郎さんが手がかりを見つけたのか部屋からアブドゥルさんが出ていきどこかに向かった

縁『ホリィさんが……』

花京院『……私たちもアブドゥルさんの所に向かってみよう』

縁『は、はい』

僕達は詳しく話を聞くためにアブドゥルさんを追いかけた

書庫にて

どうやらアブドゥルさんは書庫で調べ物をしているらしい

こっそりあとをつけていたのだがアブドゥルさんはこちらに気づいた

アブドゥル『もう体はいいようだな。悪いが今は取り込み中…』

花京院『自分のスタンドが害になって死ぬなど……有り得るのですか?』

アブドゥル『ある。私は過去そういう人間を何人か目撃している』

縁『ほ、本当に死んじゃうんだ……』

アブドゥル『今はまだ背中だけだが、そのうちシダ植物のようなあのスタンドはゆっくりとホリィさんの体を包み込むだろう。高熱や色々な病気を発症して苦しむ。二度と目覚めることなく死ぬ』

そ、そんな恐ろしいものだったなんて……

アブドゥル『一般の人間には見えず、医者にも治すことはできない。誰にも私にも君たちにもどうすることも出来ないのだ』

花京院さんも不安そうな顔をしていた

縁『ホリィさんが死ぬなんて嫌です』

アブドゥル『……まだ可能性はある』

縁『え』

アブドゥル『その症状になるまで50日かかるのだ。その前にDIOを見つけて倒す。そうすればDIOから発せられるスタンドを止められるのだ』

DIOを倒す

ホリィさんを助けるにはそれしか……

僕にもスタンドの能力があるなら……

それなら僕のやるべきことは決まってる

アブドゥルさんは手がかりを見つけたのかジョセフさんの所に戻った

残された花京院さんも何かを決めたのか歩き出す

多分目的は同じだと思ったので僕もそれについて行った

アブドゥルさんはホリィさんが寝ている部屋に行くとジョセフさんに説明していた

僕や花京院さんは外でその話を聞いている

どうやらDIOはエジプトにいるようだ

花京院『やはりエジプトか』

そのタイミングで花京院さんも入っていった

僕も後ろから一緒にいる

承太郎『花京院、それに縁』

ジョセフ『やはりじゃと?』

花京院『私が脳に肉の芽を植え込まれたのは3ヶ月前。家族とエジプト、ナイルに旅行している時にDIOとであった』

ジョセフ『お前もエジプトに…』

アブドゥル『DIOは何故かエジプトから動きたくないらしいな』

花京院『いつ出発する?私も同行する』

承太郎『同行するだと?なぜお前が?』

花京院『そこんところだが……なぜ同行したくなったのかは私にもよく分からないんだがね』

昨日やった承太郎さんとのやり取りの真似なのか花京院さんはそう言った

花京院『お前のおかげで目が覚めた。ただそれだけさ』

縁『あ、あの!僕も同行します!』

ジョセフ『なんじゃと!?』

アブドゥル『この旅は危険になるんだぞ』

縁『わ、わかってます!でもだからって見捨てることなんてできません!』

承太郎『どうなるかわかっているのにか?』

縁『た、確かに僕はスタンドもまだあまり使いこなせないし役に立てないかもしれない』

ジョセフ『なら』

縁『けど!このまま黙って日本に大人しくしているぐらいなら、ホリィさんを助けるために命をかけたい!お願いします!』

承太郎『……いいんじゃねぇか』

ジョセフ『承太郎!』

縁『承太郎さん』

花京院『きっと彼女も僕達の手伝いになってくれると思いますよ』

ジョセフ『………わかった。じゃが無理はするじゃないぞ』

縁『あ、ありがとうございます!』

ジョセフさんは気絶しているホリィさんに声をかけた

花京院『……JOJOのお母さん、ホリィさんという女性は人の心を和ませる人ですね。そばにいるとホッとする気持ちになる。こんなことを言うのもなんだが、恋をするならあんな気持ちの女性がいいと思います。守ってあげたいと思う、元気な暖かな笑顔を見たいと思う』

縁『……そうですね。そのためにも僕達が行かないと』

ジョセフ『うむ、時間が無い。すぐにも出発じゃ!』

アブドゥル『JOJO。出発の前に君のスタンドの名前を決めてやろう』

承太郎『名前?』

アブドゥル『このタロットカードでな』

承太郎さんが引いたタロットカードは星

そして名前はスタープラチナになった

ホリィさんはジョセフさんの知り合いに24時間見てもらうこととなり僕達はエジプトに向けて出発した
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