怖がり少女が奇妙な冒険に巻き込まれた日

ひとまず病院から逃げホテルの近くまで移動した僕ら

だがホテルの周りには既にたくさんの警官さんがいた

縁『ぼ、僕じゃあなく承太郎さんとか花京院さん、ポルナレフさんが付き添っていればこんなことにならなかったのに……』

エンプレス『きゃははは!もうホテルには戻れないわね!これで邪魔が入らない。あんたらを殺せるようになったわけさ!』

ジョセフ『こ、このクソアマ……叩き潰してくれる!』

ジョセフさんはエンプレスを叩き潰そうとするが手が生えてきたエンプレスは潰されなかった

エンプレス『ヘイ!自分の腕なんだよ?大切に扱いなよクソじじい!』

縁『ジョセフさんにクソじじいとか言わないでください!』

けどこのスタンド……腕が生えてきてるってことは成長してるんですよね

僕にもっとスタンド知識があれば……

戦闘力があれば……

エンプレスは鉄格子を掴んだ

ジョセフ『おい!何を掴んでおる!離さんかい!』

エンプレス『嫌だわよ。お巡りさぁぁん!犯人はここよ!』

ジョセフ『げっ!』

縁『やばい…』

警察官はこちらを見た

警察『止まれ!何をしている!』

警察官は銃を構えている

銃弾ぐらいならトリック・バルーンでも止めれるけど……一般市民に跳ね返すのはまずいよね

ジョセフさんは警察の方は見ずに呼吸を整えていた

しかしその後すぐに手をエンプレスに向け何かをする

ジョセフ『波紋疾走!!』

あの技確か花京院さんの肉の芽の時にも使ってた

スタンドとは違うものなんでしょうか

しかしエンプレスには効いていない様子

エンプレス『トンチキ~自分の腕なんだよ?自分の肉体に自分の波紋が通じるか』

縁『波紋?』

警察『そこの2人組動くな!!』

ジョセフ『ならば、ハーミットパープル!』

ジョセフさんはハーミットパープルを使いエンプレスを縛り付ける

ジョセフ『ハーミットパープルにはこんな利用法もあるのじゃ!』

警察『動くなと言っているんだ!』

縁『ジョセフさん銃が!』

ジョセフ『ガードはせず避けてくれ縁ちゃん!』

警察は発砲した

縁『ひぃィィ!!』

僕はその場にしゃがむ

銃弾はエンプレスに当たったが特に変わりようはない

ジョセフ『まずい!逃げるぞ!』

縁『は、はいぃ!!』

僕らは警察のいない方に逃げる

ジョセフ『クソ!なんてこった!』

ジョセフさんはエンプレスを手で抑えながら逃げる

縁『ジョセフさんこれ!僕のリストバンド使ってください。大きめなので隠せるかと!』

僕はリストバンドの片方をジョセフさんに渡す

ジョセフ『しかしこれは縁ちゃんのお気に入りのリストバンドでは』

縁『今は逃げるのが先です。それは隠しましょう!』

ジョセフ『わかった。ありがと』

ジョセフさんはリストバンドをエンプレスを隠すように身につける

僕らは無我夢中で走っているためホテルとは逆方向に来てしまった

縁『それにしても、こんな外国で人殺しと間違われ逃げる羽目になるとは思いませんでした!』

ジョセフ『わしもじゃ!』

縁『僕が行くところにスタンド使いがよく来る気がするんですよね……やっぱり承太郎さんを連れてくるべきでした…すみません疫病神で…』

ジョセフ『それは違うぞ。縁ちゃんだけでもいてくれて正直心強いわい!わしのスタンドではどうにも攻撃出来んからな!』

縁『ジョセフさん…』

ジョセフ『どうにか策を考えるからもう少し頑張っておくれ』

縁『はい!僕頑張ります!』

そしてそのまま走り出す

するとジョセフさんの腕にいるエンプレスから音が聞こえる

そこからりんごのしんなどの食べ物が出てきた

ジョセフ『な、何をしておる!?』

エンプレス『ちゅみみーん。食ってるんだよ大きくなるためにね』

縁『市場で盗みましたねこの泥棒!!』

しかしエンプレスのところからニワトリの頭も落ちてきた

縁『ひゃぁ!!』

ジョセフさんはリストバンドをとった

するとエンプレスはジョセフさんの顔面を殴り飛ばす

縁『ジョセフさん!?』

エンプレス『ちゅみみーん、こんなに大きくなったわよ。親のスネかじり…いや腕かじりと呼んでパパ』

ジョセフ『このブスアマが!!ジョセフ・ジョースターが戦いにおいて、貴様なんかとは年季が違うことをこれから思い知らせてやる!!ハーミットパープル!』

ジョセフさんはハーミットパープルでまたエンプレスを縛り上げる

エンプレス『お父様、ここまで育てていただいてありがとう。でもこんなに自分の子供をきつく縛ったらダメじゃないの』

縁『あなたはジョセフさんの子供じゃあありません!』

エンプレス『クソガキがうるさいのよ!』

エンプレスは僕の腕に噛み付いた

縁『いったぁ!!』

ジョセフ『縁ちゃん!』

縁『く、大丈夫です……とにかくここではダメです。周りの人を巻き込んでしまいます。移動しましょう』

ジョセフ『分かっとる!』

僕らはまたも移動する

しかし移動してる間にもエンプレスは成長している

エンプレス『もう完璧にあんたらをぶち殺せるようになったわ。だってほらあんたの首に手が届くもん』

縁『もうそんなに!』

エンプレスはジョセフさんの首の頸動脈を切ろうとする

ジョセフさんは義手の方で防ぐ

しかしダメージが大きすぎてジョセフさんは攻撃を食らってしまう

その勢いでジョセフさんは後ろに飛ばされた

縁『ジョセフさん!!』

ジョセフさんが突っ込んだところには灰が散らばった

エンプレスは攻撃をやめない

だがこのままだと一般市民を巻き込んでしまう

ジョセフさんもそれがわかっているのかエンプレスを再び義手で押さえつけ移動する

縁『せめてスタンド使いの本体を見つけられたら……カメラさえあれば念写できるのに!』

僕たちは裏路地にまで移動した

ここなら人はいないけども…

早く倒さないとジョセフさんの体力が持たない

エンプレス『ヘイジョセフ・ジョースター、桜縁。このままだとどんどん承太郎達から離れていくよ』

ジョセフ『このワシがただ闇雲に疲れるために走り回っとると思うのか!貴様の息の根を止めるために走ってたんだよ!』

ジョセフさんはあるところに一直線に走り出す

ジョセフ『貴様をこれに突っ込むために走り回ってたんだよ!』

そしてジョセフさんはエンプレスをドラム缶の中につける

縁『ジョセフさん、一体何を』

ジョセフ『見ておれよ』

エンプレスは黒い液体につけられた

だがすぐに顔を出しジョセフさんを釘で攻撃する

エンプレス『ボケ老人が!』

縁『いつの間に釘を!?』

エンプレス『さっき拾っておいたのさ。これであんたの頸動脈を掻っ切ってやるためにね』

エンプレスは釘を使いジョセフさんの喉を切ろうとする

僕はジョセフさんの喉が切られないように少しでもエンプレスを押し返そうとした

けどダメだ。学校にいた女医を思い出すけどそれなみの力だ

僕じゃあ推し返せない

ジョセフさんが……

エンプレス『ヘイあんた、さっき戦いの年季がどうとか言っていたわね。あんたはただの老いぼれじじいだろうが』

そう思っていたが途端にエンプレスの動きが遅くなる

ジョセフ『え?なんじゃと?歳をとって耳が遠くなったかの?なんて言ったのかもう一度言ってくれ』

縁『固まった……まさかこのドラム缶の中身は……コールタール!?』

エンプレスはそれにつけられたので固まった

縁『けどなんでここにコールタールがあるとわかったんですか!?』

エンプレス『そうさ!一体どうやって…』

ジョセフ『ギッヒッヒッヒ、我がスタンドハーミットパープルの能力は』

エンプレス『はっ!お前道路に舞った灰で念写したな!?』

灰でも念写できるの!?

ジョセフ『ま、これで戦いの年季とやらがよーくわかったじゃろ?相手が勝ち誇った時そいつは既に敗北しておる』

縁『ジョセフさんすごい!!』

ジョセフ『ギヒヒ、これがジョセフ・ジョースターの戦い方。老いてもますます健在というところかな?そしてスタンドはスタンドで引き離せる!』

ジョセフさんはハーミットパープルでエンプレスを柵のところに固定した

ジョセフ『ここならお前さんでもスタンドで攻撃可能じゃろ?任せたぞ!』

確かにこの位置なら大丈夫そう!

縁『はい!』

僕はトリック・バルーン出しハンマーみたいな形にした

そしてエンプレスに近寄る

ジョセフ『お前は【やめて、それだけは!】という』

エンプレス『やめて…やめてそれだけは!……あ!』

縁『ダメです。ジョセフさんだって痛かったんですから』

ジョセフ『そうじゃ。子供というのは親のスネをかじってちゃいかん!大きくなったら独り立ちせんとな!』

縁『シャボン・ハンマー!!』

僕はハンマーの形になったシャボン玉でエンプレスを叩きつけた

エンプレス『ぎゃあああ!!』

縁『や、やりました!ジョセフさん!』

ジョセフ『よく頑張ったのう』

縁『ジョセフさんの方がですよ!』

ジョセフ『それにしてもやはりお前さんはあいつに似ておるな』

縁『?』

ジョセフ『いやこっちの話じゃ』

縁『あ、ジョセフさん!さっき使ってた波紋とか言うのってなんなんですか?かっこよかったです!』

ジョセフ『あれは……話しが長くなるからまた今度な』

縁『えぇ……あ、なら今度波紋の使い方とか教えて欲しいです!使いたい!』

ジョセフ『……まぁ考えておいてやるわい。さてとスタンド本体を探しに行くとするか』

そして僕たちはエンプレスの本体を探しに向かった

本体らしき人がいるところに移動するとそこにはポルナレフさんとネーナさんがいた

スタンドに攻撃したのでそのフィードバックでボロボロになっているネーナさんがいる

ジョセフ『そいつが女帝のスタンド使いか』

ポルナレフ『え?えぇぇ!?』

縁『で、でも顔違くないですか?』

見た目はさっきあったネーナさんと違いぽっちゃりの女性だ

ジョセフ『人面瘡をつけたんじゃろ。美人にカモフラージュしていたわけじゃ』

縁『あらら……まんまと騙されていたんですねポルナレフさん』

ポルナレフ『オ、オェェ』

こうして女帝は僕やジョセフさんで倒すことに成功した

だが僕やジョセフさんは警察に追われる身になってしまったので急いで承太郎さんや花京院さんと合流しベナレスの街を離れることにした

夜 車の前にて

花京院『久しぶりにベットで寝れると思ったんだがね』

承太郎『じじいと縁がドジ踏んじまったからな』

縁『本当に申し訳ないと思っております土下座します』

花京院『いや、縁さんを責めているわけじゃあ…』

ジョセフ『話をつけてきたぞ。この車で移動する。ポルナレフ、運転を頼む』

ジョセフさんは鍵を渡す

縁『ポルナレフさんどうしたんですか?』

ジョセフ『まだ落ち込んどるのか?スタンドに襲われたのはわしらじゃぞ』

ポルナレフ『そっちの方が良かったぜ』

ポルナレフさんは落ち込みながらも僕らは車に乗り移動することにした
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