怖がり少女が奇妙な冒険に巻き込まれた日

花京院さんはポルナレフさんの背中に刺さったナイフを素早く抜いた

縁『ほ、本物はどこに…』

Jガイル『ここだ!』

声のする方を見るとそこには両手とも右腕の男がいた

Jガイル『バカめ!俺がJガイルだ!』

ポルナレフ『テメー』

Jガイル『その男はたまたまこの村にいた流れ者だよ!俺と同じところに傷を入れておいたのさ』

無関係な人を!なんて人なのJガイル…

Jガイル『まんまと引っかかったな。俺の顔を知らないのに不用心に近づいて』

僕や花京院さんは傷ついたポルナレフさんを守るように前に出た

僕もトリック・バルーンを構える

花京院『貴様!喰らえ僕のエメラルド…』

Jガイル『待ちな!周りをよーく見ろ!』

僕は周りを見た

そこには村の人がたくさんいる

Jガイル『おーい!集まれ!このお方達がみんなにお金を恵んでくださるとよ!』

花京院『な、なに』

その言葉を聞いた村の人たちは僕らを取り囲む

男『おぉーありがてぇ』

男『恵んでくだせぇ』

Jガイル『これがどういうことか理解したか?』

村人が僕らの周りにいる

あ、瞳が……映るものに囲まれた!

Jガイル『俺のスタンドの軌道を見切っただと?バカめ!俺は自分のスタンドの弱点に気づいていたわ!』

ハングドマンはまたもポルナレフさんを傷つける

Jガイル『映るものを多くし軌道を分からなくなればもはや弱点ではない!』

その間に僕や花京院さんにも攻撃してくる

縁『っ………腕が…』

痛みのせいで泣きそうになるも涙を抑えた

花京院『縁さん大丈夫か!』

縁『腕だけなのでまだ……花京院さんは』

花京院『僕も腕はやられたがまだやれる』

僕や花京院さんは腕に傷をつけられた

ポルナレフ『見つめるな。俺たちを見つめるな!』

Jガイル『もう逃れられん!一度に全員を爆破でもしない限り』

ハングドマンはポルナレフさんに大ダメージを与える

瞳がこちらをむく限りハングドマンは僕らに攻撃してくる

せめてポルナレフさんが軌道がわかる位置に動かせたら……

Jガイル『青春を犠牲にして俺を追い続けたのに、あーあー途中で挫折するとはなんとつまらない寂しい人生よ』

ハングドマンの攻撃は止まらない

Jガイル『そしてこのJガイル様はお前の妹のように可愛い女の子をはべらして楽しく暮らすかな!そうだな~そこの女もお前の妹みたいで可愛いよなポルナレフ!お前の妹と同じで泣きわめくのがうまそうだ』

Jガイルは僕の方を見る

ポルナレフさんはJガイルを睨んでいる

妹さんのことを馬鹿にされて怒らない人はいない

しかしハングドマンの軌道が読めないと……

瞳に映る……瞳……あ!全員上を向かせれば!

ポルナレフ『やろう…』

花京院『ポルナレフ、そのセリフは違うぞ』

縁『そうですよ。あだを討つ時はやろうなんてセリフをはいたらダメです』

花京院『そうだ、こう言うんだ。我が名は花京院典明』

縁『そして我が名は桜縁』

花京院『我が友人アブドゥルの無念のために』

縁『隣にいる友人ポルナレフさんの妹さんの魂の安らぎのために!』

花京院さんはコインを取り出した

花京院&縁『死をもって償わせてやる』

花京院『縁さんこのコインを上に浮かせられますか?』

縁『できなくてもやってやります!』

僕は花京院さんの持っていたコインをトリック・バルーンのシャボン玉で包み真上に浮かせた

花京院『あのコインを1番最初にとれたものにやるぞ!顔が映るほどピカピカの金貨だ!』

ポルナレフ『なーるほど』

縁『これなら皆さんの目線が上に集まりますね!』

ポルナレフ『あぁ!』

花京院『ハングドマンが移動しないといけない軌道はわかった!』

ポルナレフ『メルシー花京院、縁!』

ポルナレフさんは周りにいた村人たちの顔に先程と同じように砂をかけた

ハングドマンが映っていた村人も目を閉じハングドマンは上に移動するしかない

ポルナレフさんはチャリオッツでハングドマンを切った

Jガイルは大ダメージを追うが逃げようとした

花京院『待て!』

僕らは当然それを追いかける

Jガイルは門が閉まっており外に出れない

ポルナレフ『泣きわめくのがうめーのは縁じゃあなくテメーのようだなJガイル』

縁『僕泣きわめきません!』

ポルナレフ『おっと確かにそうだ。さてと、テメーは今から泣きわめきながら地獄に落ちる訳だが、ひとつだけ地獄の番人には任せられないことがある』

ポルナレフさんはチャリオッツを出す

ポルナレフ『それは!針串刺しの刑だ!!』

チャリオッツはJガイルを切り刻む

ポルナレフ『この時を長年待ったぜ!』

そしてチャリオッツはJガイルの舌を刺しそのまま上に投げ門の鉄格子に針串刺しにした

うっグロい

けどこれでポルナレフさんは妹さんの仇をやっととれたんだ

ポルナレフ『あとは閻魔さまに任せたぜ』

花京院『これがほんとの吊られた男か』

縁『本当に最低野郎のクズ男ですよこの人!』

花京院『優しい縁さんにここまで言われたらおしまいだな』

ポルナレフ『仇はとったぜ』

そして僕達はその場を少し離れた

承太郎さんたちの元に移動し続けていると後ろから声が聞こえた

ホル・ホース『待ちな!』

後ろを振り返ると確かホル・ホースという人がいた

ホル・ホース『追ってきたぜ』

ホル・ホースは銃のスタンドを取り出す

ホル・ホース『おっと、お嬢ちゃんには怪我させたくねぇからそこから離れてな』

さっきから思っていたけどこの人女性には甘いのかな

花京院さんやポルナレフさんは気にせず歩き出す

ホル・ホース『なにタラタラ歩いてんだ。逃げるんなら必死に逃げんかい。必死によぉ。なぁJガイルの旦那』

ホル・ホースは銃でガラスを割る

ホル・ホース『今度は観念しな。お嬢ちゃんは見逃してやるがそこの男二人の人生の最後だ。最後らしく俺たちにかかって来いよ!なぁJガイルの旦那!』

ホル・ホースはひたすらガラスを割るがJガイルは来ない

縁『ホル・ホースさん……でいいんですよね?Jガイルならもう来ませんよ』

ホル・ホース『ははは!この状況で冗談が言えるなんて嬢ちゃんは意外とおちゃめだな!』

ポルナレフ『縁の言う通りあいつは聞いてねぇと思うぜ』

ホル・ホース『あ?』

ポルナレフ『奴はとっても忙しいんだ。地獄で刑罰を受けているからな』

ホル・ホース『おいおいおいおいおいおい!デマ言うんじゃねぇぜ。この俺にハッタリは通じねぇよ。テメーに倒せるわけねぇだろ!』

ポルナレフ『向こうにクズ野郎の死体がある。見てくるか?』

ホル・ホース『………よっしゃ見てくる!』

ホル・ホースさんは死体とは真逆の方に走り出す

縁『あっ!逃げた!!』

僕らは急いで追いかける

しかしホル・ホースさんの逃げた先にはジョセフさんや承太郎さんが構えていた

花京院『ジョースターさん!承太郎!』

ジョセフ『……アブドゥルのことは既に知っている。彼の遺体は簡素ではあるが埋葬してきたよ』

それを聞いて僕たちは悲しくなった

アブドゥルさん……本当に死んでしまったんですね

花京院『卑怯にもアブドゥルさんを刺したのは両右手の男だが直接の原因はホル・ホースの弾丸だ』

縁『どうしますか』

ポルナレフ『俺が判決を下す。死刑!』

ポルナレフさんがチャリオッツで刺そうとすると突然女性がポルナレフさんを抑えた

ネーナ『お逃げくださいホル・ホース様!』

ポルナレフ『なんだこの女は!?』

ネーナ『わたくしには事情がよく分かりませぬが貴方の身をいつも案じております!それがわたくしの生きがい!』

ポルナレフ『このアマ離せ!何考えてんだ!承太郎!花京院!ホル・ホースを逃がすなよ!』

承太郎『もう遅い』

ホル・ホースさんを見ると既に馬に乗っており今にも逃げようとしていた

ホル・ホース『よく言ってくれたベイビー!お前の気持ちありがたく受け取って生き延びるぜ!逃げるのはお前を愛しているからだぜベイビー!』

そのままホル・ホースさんは逃げ出した

縁『………あの人女たらしですね』

ポルナレフ『やろう!待ちやがれ』

ポルナレフさんは女性を引きづったまま歩く

女性は引きづられ怪我をする

ジョセフ『ポルナレフ、その女性も利用されている1人に過ぎん。それにやつも戦う意思がなかった。構っている暇はない』

ジョセフさんは女性に近寄りその人を手当する

ジョセフ『アブドゥルはもういない。しかし先を急がねばならない。既に日本を出て15日が過ぎている』

もうそれだけ経ったのか

早くDIOを倒さないとホリィさんが

あ……でもポルナレフさんは仇を討ったわけだからもうこの旅に同行する必要も……

ポルナレフ『……たくっ、まぁしょうがねぇ。さぁ、エジプトへの旅を再開しようぜ!いいか?DIOを倒すには皆の心を1つにするんだぜ。1人でも勝手なことをするとよ奴らはそこに漬け込んでくるからよ』

どうやらポルナレフさんは一緒に戦ってくれるみたいだ

心強いな

ポルナレフ『先を急ごうぜ!』

承太郎『やれやれだぜ』

こうして僕たちは吊られた男を倒しエジプトに向けて再び出発するのだった
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