怖がり少女が奇妙な冒険に巻き込まれた日
医務室にて
縁『あの~先生いますか?』
先生『いらっしゃい。あら桜さん、頬を怪我してるわね?転んだの?』
縁『あ、はい……そんな感じ…ですね』
不良1『お、また人が来たな』
不良2『結構可愛い子じゃん?』
縁『ひぇ…』
先生『こらあなた達!桜さんを怖がらせないの!』
不良2人『ちぇ』
先生『桜さん、手当するからそこで待っててね』
縁『はい』
僕は座って待つことにした
するとそこにさらに人が来た
承太郎『誰かいるか?』
げっ……空条さん!
目合わせないようにしとこう…
承太郎『ん?……お前さっきの』
空条さんはこちらに近づいてきた
縁『ひ、人違いです』
承太郎『なわけねぇだろ。ここにいるってことはお前も怪我したのか?』
縁『……頬の所を少し』
承太郎『そうか。悪かったな』
縁『い、いえ!そんな……空条さんは悪くないですし…』
承太郎『俺の名前知ってんのか?』
縁『そ、そうですよね……僕一応空条さんと同じクラスですけど、覚えてるわけないですよね……』
承太郎『い、いやそんなつもりじゃ……』
先生『JOJO!あなたまた喧嘩したの?』
そこに先生が戻ってきた
先生『桜さん、今手当するわね』
縁『あ、ありがとうございます』
先生『JOJOは帽子を取りなさい。態度悪いわよ』
しかし空条さんはやはり帽子を取らない
や、やっぱり怖い
不良1『先生、喧嘩してJOJOが怪我したことある?そんなことないでしょ!』
不良2『そうそう』
やっぱり不良なんだ空条さん
先生『それもそうね』
先生は納得し僕の手当てを済ませると次はハサミを持って空条さんに近づいた
承太郎『おいまちな!何をする気だ』
先生『ズボンを切るのよ』
承太郎『冗談じゃねぇ』
先生『治療しにくいじゃない』
承太郎『脱ぐよもったいない』
縁『い、意外と制服にこだわりあったんだ…』
承太郎『なんか言ったか?』
縁『い、いえ、何も……』
先生『さてと、JOJOがズボンを脱ぐ間に君たちの体温を測って仮病だってこと証明してあげるわ』
不良1『風邪ですよ~』
不良2『そうそう。早退きさせて下さいよ~』
先生『だーめ』
先生はそういうとなにか棒のようなものを降り始めた
体温計降ってるのかな?
そう思いそれを見た
だが何故か黒い液体が飛んでくる
縁『せ、先生……それ本当に体温計なんですか?』
先生『当たり前じゃない』
縁『で、でもそれって……万年筆じゃ……』
先生『万年筆?万年筆ですって!?』
先生の顔を見ると正気の顔とは思えない表情をしていた
しかも泡を吐いている
不良達も怖くなったのか医務室から逃げ出した
縁『せ、先生……こ、怖いです』
先生『これが万年筆に見えるの!?なんて!頭の悪い子でしょう!!視力がさらに落ちたんじゃないの!!』
縁『な、なんでそんなに怒って……』
先生の様子がおかしいと思い下を見ると
そこには緑色のなにかが先生の中に入り込んでいた
縁『ひぃ!足元に緑のが!なにあれ!』
承太郎『お前やっぱりスタンドが見えるのか!』
縁『ス、スタンド??』
先生『桜さん!これが万年筆かどうかよく見てみなさい!!』
先生は万年筆を僕の目目掛けて刺してこようとした
だけど僕の方が早く気づき先生の腕を両手を使って止めた
縁『め、目の前に万年筆が……先生!やめてください!』
しかし両手を掴んでいるはずなのに片腕だけの先生の方が力が強い
女子でもここまでの力はないよ!
縁『うぅ……力が強すぎる……このままじゃ……』
怖くて思わず泣いてしまった
先生の力が強いのもさっきの緑色のやつのせいなのか
承太郎『おいやめろ!』
するとそこに空条さんが先生を止めてくれた
先生『JOJO、あなたはこれが万年筆に見えるだなんて……言わないわよね!!』
標的が変わったのか今度は空条さんに万年筆を向ける先生
空条さんは先生の手を掴んで止めるが押されている
承太郎『何だこの力は!女の力じゃねぇ!』
縁『く、空条さん!気をつけてください!さっき緑のなんだろう……よく分からないのが先生の中に入って!』
僕は先生を後ろから引き剥がそうとするがやはり力が叶わない
承太郎『くそっ!スタンドか!ということはさっき石段で足を切ったのも花京院典明か!』
縁『さっきも言ってましたけどスタンドって??それに花京院典明って…』
花京院『それは私のことだ』
声のした方を見ると窓の台に乗りかかっている男の人がいた
手にはマリオネットみたいなものを持っている
承太郎『てめぇは!』
花京院『やぁ、さっきぶり。そこの君ははじめまして』
縁『は、はじめまして……』
花京院『その女医には私のスタンドが取り付いている。私のスタンドを攻撃することはその女医を傷つけることだぞ』
スタンドを傷つける?
花京院『そこの君は分からない顔をしているが、見えているのだろう?スタンドが』
縁『え、あ…はい。え、これ普通は見えないものなんですか?』
花京院『あぁ』
見えないもの……もしかしてトリック・バルーンと同じ?
いやトリック・バルーン自体がスタンドなのかな
承太郎『てめぇ何者だ!』
花京院『言っただろう。花京院典明。スタンドの名は法皇の緑。私は人間だがあの方に忠誠を誓った』
縁『忠誠?あの方??』
花京院『巻き込まれた君は残念だが、スタンドが見えているから始末するしかないな』
縁『ひぇ!』
花京院『貴様らを殺す!』
その言葉と同時に先生はさらに暴れ始める
先生『あぁぁぁぁぁ!!』
空条さんは先生の攻撃を避けると何かを見つけたのか先生を引っ張った
そしてそのまま先生にキスをした
縁『えぇぇ!?な、なんでキス!?』
そう思っていた僕だったがすぐになぜそうしたのか理解した
空条さんは自分のスタンド?を使って花京院さんのスタンドを先生の口から引っ張りあげていた
承太郎『先生を傷つけはしないさ』
空条さんのスタンドはそのまま花京院のスタンドの頭を強く噛んでいる
承太郎『なるほど、こうやって引っ張りあげれば、他人に取り付くしか芸がなさそうなゲス野郎だぜ』
縁『これが花京院さんのスタンド…』
花京院『ぐぅ…』
あ、スタンドは一心同体なんだっけ
だから今花京院さん苦しそうに…
空条『これがてめぇのスタンドか。緑色で筋があって……まるで光ったメロンだな!』
た、確かにそう見えなくもない
花京院『くっ……引きずり出したことを…後悔することになるぞJOJO』
空条『強がるな。額に指の後がくっきり着いてるぜ。このまま貴様のスタンドをメロンのように潰せば貴様の頭も潰れるようだな』
縁『つ、潰す!?』
すごく物騒!!え、殺すの?殺すんですか!?
しかし空条さんは殺さずスタンドで締め付けるだけ
承太郎『このままてめぇをジジイの所に連れていく。お前にとても会いてぇだろよ。俺もDIOっていうやつが気になるしな』
縁『DIO??』
人の名前かな
承太郎『後お前……そういえば名前聞いてねぇな』
縁『…………あ!僕ですか!?す、すみません名乗ってませんでした!!桜縁です!』
承太郎『縁、てめぇもうちに来い。スタンドに着いて教えてやる』
縁『え、あはい!わかりました!』
教えてくれるんだ…
すると突然窓のドアが閉まった
ふと花京院さんのスタンドを見ると手から緑色の液体を出していた
花京院『言ったはずだJOJO。後悔することなると。くらえ!我がスタンド法皇の緑』
承太郎『妙な動きをするんじゃねぇ!』
法皇の緑は攻撃の構えをした
花京院『エメラルドスプラッシュ!』
花京院さんがそう叫ぶと緑の石みたいなのがあちこちに飛んできた
承太郎『縁!そこから離れろ!』
縁『ひっ!』
空条さんは助けようとしてくれていたが自分の守りのため動けず
攻撃が怖かった僕は…
縁『と、トリック・バルーン!』
つい自分のスタンド(今日初めて知ったけど)を出した
花京院『なっ!こいつもスタンド使いだと!?』
縁『シャボンバリア!!』
自分の前に大きなシャボン玉を出せばゴム製に変え攻撃を防いだ
しかしそこまで使ったことも無く攻撃はかすり程度だが僕に当たっていた
縁『はっ!空条さん!ごめんなさい!大丈夫ですか!?』
空条さんはぶっ飛ばされていて怪我もしている
承太郎『ぐっ……』
縁『あぁ……すごい怪我……ど、どうしよう!』
花京院『1人殺れなかったがまぁいい。次で殺ればいいだけだからな』
縁『ひぃ…』
気づけば花京院さんは僕達に近づいていた
花京院『どうだね?我がスタンド法皇の緑のエメラルドスプラッシュは。液体のようなものは破壊のエネルギーのビジョン』
ビジョン?どういうことなのかやっぱり分からない
花京院『今の攻撃でJOJOの胸を貫いた。よってそいつの内蔵はズタボロよ』
縁『そ、そんな!』
花京院『そしてその女医も』
先生を見ると苦しそうにしながら血を吹き出した
縁『ひゃぁ……な、なんで…』
承太郎『確かにスタンドは除いた……はずだ』
花京院『言ったはずだ。私の法皇の緑に攻撃を仕掛けることはその女医を傷つけることになると。私のスタンドは貴様らより遠くに行けるが広いところが嫌いでね。必ず何かの中に潜みたがるんだ』
縁『き、寄生虫みたい…』
花京院『引きずり出すと怒ってしまう。だから喉内部当たりを出る時傷をつけてやったんだ』
縁『やっぱり寄生虫』
花京院『少し黙ってもらおうか』
縁『は、はい!すみませんすみません!』
花京院『JOJO!これはお前が悪いんだ!お前がやったんだ!最初から殺されていればこの女医は無傷で済んだものを…』
すると空条さんは怒った表情をしながら立ち上がった
花京院『立ち上がる気か?だが悲しいかな。例えるならボクサーの前のサンドバッグ。ただ打たれるのみ立ち上がったのだ』
縁『空条さん!大丈夫ですか!?』
承太郎『あぁ…問題ねぇ。この空条承太郎はいわゆる不良のレッテルを貼られている。喧嘩の相手を必要以上にぶちのめし未だ病院から出てこれねぇ奴もいる』
え、やっぱり不良怖い
病院送ってまだ出てきてないの??
承太郎『威張るだけで能無しな教師は気合いを入れてやっただけでもう二度と学校に来ねぇ』
そういえば戻ってこなかった先生もいたなぁ
あれ空条さんの仕業だったのか……
承太郎『料金以下のまずい飯を食わせるレストランには代金を払わねぇなんてしょっちゅうだ』
えぇぇ……お金払わないの……
いやでも態度とか悪かったら払いたくはないかも
承太郎『だがこの俺にも!吐き気のする悪はわかる!悪とはてめぇ自身のためだけに弱者を利用し、踏みつけるやつのことだ!ましてや女を!』
縁『空条さん……』
意外と女性のこと大事にしてるんだ
承太郎『貴様のやった事はそれだ!あぁ?てめぇのスタンドは被害者自身にも見えねぇし分からねぇ。だから!俺が裁く!』
花京院『悪?それは違うな。悪とは敗者のこと、正義とは勝者のこと。生き残ったもののことだ!過程は問題じゃない!』
すると法皇の緑はこちらに攻撃を仕掛けてきた
承太郎『縁、てめぇは下がってろ。もしくは自分のスタンドで守れ』
空条さんは攻撃を避けた
縁『りょ、了解です!』
僕はそこから少し離れ念の為シャボンバリアも作った
花京院『負けたヤツが悪なのだ。トドメをくらえ!』
承太郎『なに?敗者が悪?』
花京院『エメラルドスプラッシュ!』
承太郎『それじゃあやっぱり!』
空条さんのスタンドはエメラルドスプラッシュをはじき飛ばした
承太郎『てめぇの事じゃねぇか!!』
そしてそのままスタンドを使い法皇の緑の首元をつかみ振り回した
その影響か。一心同体である花京院さんにもダメージを受けている
空条さんのスタンドはそのまま法皇の緑を殴りまくった
承太郎『裁くのは!俺のスタンドだァ!!』
その勢いで校舎はものすごい勢いで破壊された
花京院『なんてパワーのスタンドだ……』
そして花京院さんも法皇の緑が再起不能にされ血を出しながら倒れた
承太郎『さっきは不意をくらってちょいと胸を傷つけただけだ』
縁『全然ちょっとじゃないと思いますが……』
承太郎『俺からしたらちょっとなんだよ。はぁ、やわなスタンドじゃなくて良かったが、ますます凶暴になっていく気がするぜ』
僕は先生が気になり近づいて調べてみた
縁『あ、…手当すれば先生は大丈夫そう……』
承太郎『そうか』
すると騒ぎを聞きつけたのか他の人達がこちらに来るみたいだ
承太郎『あとは任せるか。今日は学校をふけるぜ。こいつにはDIOについて色々話してもらわねぇといけないからな』
縁『こ、これ僕ここにいたら色々やばいのでは……』
承太郎『だからてめぇも来るんだよ』
縁『あ、そっか……空条さんにスタンドについて教えてもらわないと……』
承太郎『あとその苗字呼びやめろ』
縁『えぇぇ!?そんなおこがましいことできない』
承太郎『ややこしいから名前で呼べ』
縁『うっ……はい、わかりました承太郎さん』
承太郎さんは花京院さんを抱えると歩き出した
僕もそれについて行った
縁『あの~先生いますか?』
先生『いらっしゃい。あら桜さん、頬を怪我してるわね?転んだの?』
縁『あ、はい……そんな感じ…ですね』
不良1『お、また人が来たな』
不良2『結構可愛い子じゃん?』
縁『ひぇ…』
先生『こらあなた達!桜さんを怖がらせないの!』
不良2人『ちぇ』
先生『桜さん、手当するからそこで待っててね』
縁『はい』
僕は座って待つことにした
するとそこにさらに人が来た
承太郎『誰かいるか?』
げっ……空条さん!
目合わせないようにしとこう…
承太郎『ん?……お前さっきの』
空条さんはこちらに近づいてきた
縁『ひ、人違いです』
承太郎『なわけねぇだろ。ここにいるってことはお前も怪我したのか?』
縁『……頬の所を少し』
承太郎『そうか。悪かったな』
縁『い、いえ!そんな……空条さんは悪くないですし…』
承太郎『俺の名前知ってんのか?』
縁『そ、そうですよね……僕一応空条さんと同じクラスですけど、覚えてるわけないですよね……』
承太郎『い、いやそんなつもりじゃ……』
先生『JOJO!あなたまた喧嘩したの?』
そこに先生が戻ってきた
先生『桜さん、今手当するわね』
縁『あ、ありがとうございます』
先生『JOJOは帽子を取りなさい。態度悪いわよ』
しかし空条さんはやはり帽子を取らない
や、やっぱり怖い
不良1『先生、喧嘩してJOJOが怪我したことある?そんなことないでしょ!』
不良2『そうそう』
やっぱり不良なんだ空条さん
先生『それもそうね』
先生は納得し僕の手当てを済ませると次はハサミを持って空条さんに近づいた
承太郎『おいまちな!何をする気だ』
先生『ズボンを切るのよ』
承太郎『冗談じゃねぇ』
先生『治療しにくいじゃない』
承太郎『脱ぐよもったいない』
縁『い、意外と制服にこだわりあったんだ…』
承太郎『なんか言ったか?』
縁『い、いえ、何も……』
先生『さてと、JOJOがズボンを脱ぐ間に君たちの体温を測って仮病だってこと証明してあげるわ』
不良1『風邪ですよ~』
不良2『そうそう。早退きさせて下さいよ~』
先生『だーめ』
先生はそういうとなにか棒のようなものを降り始めた
体温計降ってるのかな?
そう思いそれを見た
だが何故か黒い液体が飛んでくる
縁『せ、先生……それ本当に体温計なんですか?』
先生『当たり前じゃない』
縁『で、でもそれって……万年筆じゃ……』
先生『万年筆?万年筆ですって!?』
先生の顔を見ると正気の顔とは思えない表情をしていた
しかも泡を吐いている
不良達も怖くなったのか医務室から逃げ出した
縁『せ、先生……こ、怖いです』
先生『これが万年筆に見えるの!?なんて!頭の悪い子でしょう!!視力がさらに落ちたんじゃないの!!』
縁『な、なんでそんなに怒って……』
先生の様子がおかしいと思い下を見ると
そこには緑色のなにかが先生の中に入り込んでいた
縁『ひぃ!足元に緑のが!なにあれ!』
承太郎『お前やっぱりスタンドが見えるのか!』
縁『ス、スタンド??』
先生『桜さん!これが万年筆かどうかよく見てみなさい!!』
先生は万年筆を僕の目目掛けて刺してこようとした
だけど僕の方が早く気づき先生の腕を両手を使って止めた
縁『め、目の前に万年筆が……先生!やめてください!』
しかし両手を掴んでいるはずなのに片腕だけの先生の方が力が強い
女子でもここまでの力はないよ!
縁『うぅ……力が強すぎる……このままじゃ……』
怖くて思わず泣いてしまった
先生の力が強いのもさっきの緑色のやつのせいなのか
承太郎『おいやめろ!』
するとそこに空条さんが先生を止めてくれた
先生『JOJO、あなたはこれが万年筆に見えるだなんて……言わないわよね!!』
標的が変わったのか今度は空条さんに万年筆を向ける先生
空条さんは先生の手を掴んで止めるが押されている
承太郎『何だこの力は!女の力じゃねぇ!』
縁『く、空条さん!気をつけてください!さっき緑のなんだろう……よく分からないのが先生の中に入って!』
僕は先生を後ろから引き剥がそうとするがやはり力が叶わない
承太郎『くそっ!スタンドか!ということはさっき石段で足を切ったのも花京院典明か!』
縁『さっきも言ってましたけどスタンドって??それに花京院典明って…』
花京院『それは私のことだ』
声のした方を見ると窓の台に乗りかかっている男の人がいた
手にはマリオネットみたいなものを持っている
承太郎『てめぇは!』
花京院『やぁ、さっきぶり。そこの君ははじめまして』
縁『は、はじめまして……』
花京院『その女医には私のスタンドが取り付いている。私のスタンドを攻撃することはその女医を傷つけることだぞ』
スタンドを傷つける?
花京院『そこの君は分からない顔をしているが、見えているのだろう?スタンドが』
縁『え、あ…はい。え、これ普通は見えないものなんですか?』
花京院『あぁ』
見えないもの……もしかしてトリック・バルーンと同じ?
いやトリック・バルーン自体がスタンドなのかな
承太郎『てめぇ何者だ!』
花京院『言っただろう。花京院典明。スタンドの名は法皇の緑。私は人間だがあの方に忠誠を誓った』
縁『忠誠?あの方??』
花京院『巻き込まれた君は残念だが、スタンドが見えているから始末するしかないな』
縁『ひぇ!』
花京院『貴様らを殺す!』
その言葉と同時に先生はさらに暴れ始める
先生『あぁぁぁぁぁ!!』
空条さんは先生の攻撃を避けると何かを見つけたのか先生を引っ張った
そしてそのまま先生にキスをした
縁『えぇぇ!?な、なんでキス!?』
そう思っていた僕だったがすぐになぜそうしたのか理解した
空条さんは自分のスタンド?を使って花京院さんのスタンドを先生の口から引っ張りあげていた
承太郎『先生を傷つけはしないさ』
空条さんのスタンドはそのまま花京院のスタンドの頭を強く噛んでいる
承太郎『なるほど、こうやって引っ張りあげれば、他人に取り付くしか芸がなさそうなゲス野郎だぜ』
縁『これが花京院さんのスタンド…』
花京院『ぐぅ…』
あ、スタンドは一心同体なんだっけ
だから今花京院さん苦しそうに…
空条『これがてめぇのスタンドか。緑色で筋があって……まるで光ったメロンだな!』
た、確かにそう見えなくもない
花京院『くっ……引きずり出したことを…後悔することになるぞJOJO』
空条『強がるな。額に指の後がくっきり着いてるぜ。このまま貴様のスタンドをメロンのように潰せば貴様の頭も潰れるようだな』
縁『つ、潰す!?』
すごく物騒!!え、殺すの?殺すんですか!?
しかし空条さんは殺さずスタンドで締め付けるだけ
承太郎『このままてめぇをジジイの所に連れていく。お前にとても会いてぇだろよ。俺もDIOっていうやつが気になるしな』
縁『DIO??』
人の名前かな
承太郎『後お前……そういえば名前聞いてねぇな』
縁『…………あ!僕ですか!?す、すみません名乗ってませんでした!!桜縁です!』
承太郎『縁、てめぇもうちに来い。スタンドに着いて教えてやる』
縁『え、あはい!わかりました!』
教えてくれるんだ…
すると突然窓のドアが閉まった
ふと花京院さんのスタンドを見ると手から緑色の液体を出していた
花京院『言ったはずだJOJO。後悔することなると。くらえ!我がスタンド法皇の緑』
承太郎『妙な動きをするんじゃねぇ!』
法皇の緑は攻撃の構えをした
花京院『エメラルドスプラッシュ!』
花京院さんがそう叫ぶと緑の石みたいなのがあちこちに飛んできた
承太郎『縁!そこから離れろ!』
縁『ひっ!』
空条さんは助けようとしてくれていたが自分の守りのため動けず
攻撃が怖かった僕は…
縁『と、トリック・バルーン!』
つい自分のスタンド(今日初めて知ったけど)を出した
花京院『なっ!こいつもスタンド使いだと!?』
縁『シャボンバリア!!』
自分の前に大きなシャボン玉を出せばゴム製に変え攻撃を防いだ
しかしそこまで使ったことも無く攻撃はかすり程度だが僕に当たっていた
縁『はっ!空条さん!ごめんなさい!大丈夫ですか!?』
空条さんはぶっ飛ばされていて怪我もしている
承太郎『ぐっ……』
縁『あぁ……すごい怪我……ど、どうしよう!』
花京院『1人殺れなかったがまぁいい。次で殺ればいいだけだからな』
縁『ひぃ…』
気づけば花京院さんは僕達に近づいていた
花京院『どうだね?我がスタンド法皇の緑のエメラルドスプラッシュは。液体のようなものは破壊のエネルギーのビジョン』
ビジョン?どういうことなのかやっぱり分からない
花京院『今の攻撃でJOJOの胸を貫いた。よってそいつの内蔵はズタボロよ』
縁『そ、そんな!』
花京院『そしてその女医も』
先生を見ると苦しそうにしながら血を吹き出した
縁『ひゃぁ……な、なんで…』
承太郎『確かにスタンドは除いた……はずだ』
花京院『言ったはずだ。私の法皇の緑に攻撃を仕掛けることはその女医を傷つけることになると。私のスタンドは貴様らより遠くに行けるが広いところが嫌いでね。必ず何かの中に潜みたがるんだ』
縁『き、寄生虫みたい…』
花京院『引きずり出すと怒ってしまう。だから喉内部当たりを出る時傷をつけてやったんだ』
縁『やっぱり寄生虫』
花京院『少し黙ってもらおうか』
縁『は、はい!すみませんすみません!』
花京院『JOJO!これはお前が悪いんだ!お前がやったんだ!最初から殺されていればこの女医は無傷で済んだものを…』
すると空条さんは怒った表情をしながら立ち上がった
花京院『立ち上がる気か?だが悲しいかな。例えるならボクサーの前のサンドバッグ。ただ打たれるのみ立ち上がったのだ』
縁『空条さん!大丈夫ですか!?』
承太郎『あぁ…問題ねぇ。この空条承太郎はいわゆる不良のレッテルを貼られている。喧嘩の相手を必要以上にぶちのめし未だ病院から出てこれねぇ奴もいる』
え、やっぱり不良怖い
病院送ってまだ出てきてないの??
承太郎『威張るだけで能無しな教師は気合いを入れてやっただけでもう二度と学校に来ねぇ』
そういえば戻ってこなかった先生もいたなぁ
あれ空条さんの仕業だったのか……
承太郎『料金以下のまずい飯を食わせるレストランには代金を払わねぇなんてしょっちゅうだ』
えぇぇ……お金払わないの……
いやでも態度とか悪かったら払いたくはないかも
承太郎『だがこの俺にも!吐き気のする悪はわかる!悪とはてめぇ自身のためだけに弱者を利用し、踏みつけるやつのことだ!ましてや女を!』
縁『空条さん……』
意外と女性のこと大事にしてるんだ
承太郎『貴様のやった事はそれだ!あぁ?てめぇのスタンドは被害者自身にも見えねぇし分からねぇ。だから!俺が裁く!』
花京院『悪?それは違うな。悪とは敗者のこと、正義とは勝者のこと。生き残ったもののことだ!過程は問題じゃない!』
すると法皇の緑はこちらに攻撃を仕掛けてきた
承太郎『縁、てめぇは下がってろ。もしくは自分のスタンドで守れ』
空条さんは攻撃を避けた
縁『りょ、了解です!』
僕はそこから少し離れ念の為シャボンバリアも作った
花京院『負けたヤツが悪なのだ。トドメをくらえ!』
承太郎『なに?敗者が悪?』
花京院『エメラルドスプラッシュ!』
承太郎『それじゃあやっぱり!』
空条さんのスタンドはエメラルドスプラッシュをはじき飛ばした
承太郎『てめぇの事じゃねぇか!!』
そしてそのままスタンドを使い法皇の緑の首元をつかみ振り回した
その影響か。一心同体である花京院さんにもダメージを受けている
空条さんのスタンドはそのまま法皇の緑を殴りまくった
承太郎『裁くのは!俺のスタンドだァ!!』
その勢いで校舎はものすごい勢いで破壊された
花京院『なんてパワーのスタンドだ……』
そして花京院さんも法皇の緑が再起不能にされ血を出しながら倒れた
承太郎『さっきは不意をくらってちょいと胸を傷つけただけだ』
縁『全然ちょっとじゃないと思いますが……』
承太郎『俺からしたらちょっとなんだよ。はぁ、やわなスタンドじゃなくて良かったが、ますます凶暴になっていく気がするぜ』
僕は先生が気になり近づいて調べてみた
縁『あ、…手当すれば先生は大丈夫そう……』
承太郎『そうか』
すると騒ぎを聞きつけたのか他の人達がこちらに来るみたいだ
承太郎『あとは任せるか。今日は学校をふけるぜ。こいつにはDIOについて色々話してもらわねぇといけないからな』
縁『こ、これ僕ここにいたら色々やばいのでは……』
承太郎『だからてめぇも来るんだよ』
縁『あ、そっか……空条さんにスタンドについて教えてもらわないと……』
承太郎『あとその苗字呼びやめろ』
縁『えぇぇ!?そんなおこがましいことできない』
承太郎『ややこしいから名前で呼べ』
縁『うっ……はい、わかりました承太郎さん』
承太郎さんは花京院さんを抱えると歩き出した
僕もそれについて行った