怖がり少女が奇妙な冒険に巻き込まれた日

東京、香港、シンガポールを抜けいよいよインドを横断するところまで来た僕達

ジョセフ『その~少し心配なんだが、インドという国はカレーばかり食べていて病気にすぐにでもかかりそうなイメージがある』

縁『あー確かにカレーはよく食べてそうですよね』

ジョセフ『じゃろ?縁ちゃんもそう思うじゃろ?』

縁『はい』

ポルナレフ『俺カルチャーギャップで体調崩さねぇか心配だわ』

アブドゥル『ふふ、それは歪んだ情報です。心配しなくても素朴な国民のいい国です。私が保証しますよ』

アブドゥルさんがこういうなら安心ですね

アブドゥル『さぁカルカッタです。出発しましょう』

僕達は乗っていた船を降りた

するとすぐに僕達は大勢の人に囲まれた

子供『ねぇチップくれよ』

男『荷物運ぶよ!』

商人『毒消しいらない?お腹壊さないよ!』

子供『バクシーシ!』

ポルナレフ『うぇ~牛のうんちを踏んずけちまった!』

ジョセフ『間に合ってますから』

花京院『僕はもう財布をスられてしまった』

縁『すみません、僕はよく分からないものを売りつけられて……勢い強すぎて色々買ってしまいました…人怖い』

承太郎さんは子供にまとわりつかれている

子供『チップくれなきゃ天国行けないぞ!』

ポルナレフ『こら!鼻をつけるな!鼻を!』

ジョセフ『アブドゥル!これがインドか!?』

アブドゥル『ね?いい国でしょ?あはは、これだからいいんですよ。これが』

アブドゥルさんはこの様子が気に入ってるんだなぁ…すごい

僕達は人混みをどうにか通り抜け街のレストランにたどり着いた

アブドゥル『あはは、さぁこれを。チャーイです。美味しいですよ』

縁『わぁ~美味しそう!』

ジョセフさんも勢いよくチャーイを飲み干した

ジョセフ『ぷはぁ~やっと落ち着いたわい』

アブドゥル『要は慣れですよ。慣れればこの国の懐の良さに気に入ります』

承太郎『なかなか気に入った。いいところだぜ』

縁『え!承太郎さんああいうのうっとおしいとか言いそうなのに!?意外です…』

ジョセフ『まじか!?まじに言ってんのお前!?』

これには思わずジョセフさんもびっくり

ポルナレフ『ふ~驚くべきカルチャーショック。慣れれば好きになる…か。ま、人間は環境に慣れるって言うからな』

ポルナレフさんは荷物を持ち立ち上がる

ポルナレフ『手洗いは?』

店員『あちらでございます』

ポルナレフさんはそのままトイレに行こうとする

縁『あ、ポルナレフさん。注文はどうします?』

ポルナレフ『任せる。とびっきりのを頼むぜ。フランス人の俺に合うゴージャスな料理をよ』

そう言い残しトイレに向かったポルナレフさん

縁『僕にフランス人の口に合う料理選べるかな…』

花京院『ポルナレフのことだから縁さんが選べばなんでも食べると思いますけどね』

縁『そんなポルナレフさんが女性が選んだものならなんでも喜ぶみたいな……』

花京院『ま、気にしなくていいと思いますよ。すみません』

花京院さんは店員さんを呼び料理を注文した

まぁ外国の料理なら口に合わないものもありますし慣れですよね慣れ

そうして僕達は料理が来るまで待った

店員『おまたせしました』

待っていると料理が届いた

まだポルナレフさんが戻ってきていないので冷めないといいですけど…

他の皆さんが料理を食べようとするとポルナレフさんが走って戻ってくる

しかしこちらの席に戻ってくる訳では無く辺りをキョロキョロしてはそのままお店を出た

僕達はその様子が気になり全員でポルナレフさんの元に行く

ジョセフ『どうしたポルナレフ』

アブドゥル『何事だ?』

ポルナレフ『……今のが、今のがスタンドだとしたら……ついに、ついにやつが来たぜ。承太郎、縁。お前らが言っていた鏡のスタンドが来た!』

鏡のスタンド!ということはポルナレフさんの妹さんの仇!

ポルナレフ『俺の妹を殺したドブ野郎…』

ジョセフ『お前の仇がここに…』

ポルナレフ『ジョースターさん。俺はここであんた達とは別行動をとらせてもらうぜ。妹の仇が近くにいるとわかった以上、もう待ちはしないぜ。敵の攻撃を受けるのは不利だし俺の性にあわねぇ。見つけ出してぶっ殺す』

花京院『相手の顔もスタンドもよく分からないのにか』

縁『そ、そうです。何も分からないで特攻するなんて無茶ですよ』

ポルナレフ『両腕とも右手とわかっていれば充分。それにやつも俺が追っているのを知ってる。俺に寝首をかかれねーか心配のはずだぜ。じゃあな』

ポルナレフさんはそのまま僕らから去ろうとした

アブドゥル『こいつはミイラ取りがミイラになるな』

ポルナレフ『……どういう意味だ』

アブドゥル『今言った通りだ』

ポルナレフ『おめー俺が負けるとでも?』

アブドゥル『あぁ、敵は今お前を1人にするためにわざと攻撃してきたのが分からないのか!別行動は許さないぞポルナレフ!』

ポルナレフ『いいか?ここではっきりさせておく。俺は元々DIOなんてどうでもいいのさ!香港で俺は復讐のために同行すると断ったはずだぜ!』

確かにポルナレフさんにとってDIOは関係ないことですよね

ポルナレフ『ジョースターさんや承太郎だって承知のはずだぜ!俺は最初から1人さ!1人で戦っていたのさ!』

アブドゥル『勝手な男だ!DIOに洗脳されたのを忘れたのか!DIOが全ての元凶だと忘れたのか!!』

ポルナレフ『テメーに妹を殺された俺の気持ちがわかってたまるか!以前DIOに出会った時恐ろしくて逃げ出したそうだな!?そんな腰抜けに俺の気持ちはわからねぇだろうがよ!!』

アブドゥル『なんだと…』

縁『ポルナレフさん!言い過ぎです!!』

ポルナレフ『縁には関係ないだろ!黙ってな!!だいたい香港で偶然俺に勝ったってだけで説教してくるアブドゥルの方が悪いだろ』

アブドゥル『貴様……』

ポルナレフ『ほぉ~プッツン来るかい?だが今の俺はテメー以上にプッツンしてるんだ。あんたはいつも通り大人らしくドンと構えとけアブドゥル』

アブドゥル『こいつ!!』

アブドゥルさんはポルナレフさんを殴ろうとした

だがその拳はジョセフさんによって止められた

ジョセフ『もういい。行かせてやろう。もうこうなっては誰も彼を止めることは出来ん』

アブドゥル『………いえ、彼に幻滅しただけです。こんな男だとは思わなかった。確かに私は恐怖して逃げた。しかしだからこそ勝てると信じるしお前は負けると断言出来る』

ポルナレフ『はぁ?なら俺も断言するぜ。テメーの占いは外れるってな』

そしてポルナレフさんはその場を去った

僕達は戻ってくるかもしれないと思い待ったが結局ポルナレフさんがその日戻ることはなかった
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