怖がり少女が奇妙な冒険に巻き込まれた日

無事にシンガポールに着いた僕たち

早速約束の眼鏡を買いにジョセフさんと花京院さんと共にお店に来たわけなんですが…

ジョセフ『絶対こっちの方がいいじゃろ!』

縁『嫌です!』

ジョセフ『眼鏡はスタンド攻撃を受けた時に落としてしまう可能性が高い。ならコンタクトにするべきじゃ』

縁『コンタクトなんて恐ろしいです!』

ジョセフ『何も恐ろしいことなんてないぞ!?』

縁『だって目ですよ!目に入れるんですよ!頭おかしい!!』

ジョセフ『何もおかしくないじゃろ!花京院も言ってやってくれ!』

花京院『まぁまぁ……でもやっぱりなにかあった時に視力が落ちて縁さんの身が危険になるのは僕的にも不安ではあります』

縁『うっ……でも目に入れるのは怖くて……』

花京院『それに……眼鏡がない方が更に可愛らしいですよ』

!?!?!?

き、急にそういうこと言います!?

その言葉に思わず真っ赤になってしまう僕

この女たらし!!

その光景を見ていたジョセフさんはニヤニヤしていた

ジョセフ『それじゃああとは若いお二人さんに任せるかのう』

縁『いやちが!僕達そういう関係じゃあ!』

話を聞かずにお店を出ていくジョセフさん

花京院『それで…どうします?もちろん縁さんがどうしても嫌なら僕も無理強いはしませんが』

縁『うぅ……せめてコンタクトを入れる練習の時そばにいてください…』

花京院『ふふっ…分かりました』

こうしてコンタクトを購入し入れる練習をしてから承太郎さん達の元に戻った

承太郎さん達と合流後

コンタクトにした僕の姿にそれぞれ驚いていました

まぁポルナレフさんだけめっちゃ褒めていましたけど

というか褒めすぎて逆に怪しい…

縁『とりあえずこの後どうします?』

ジョセフ『流石に今夜はホテルに泊まることにしよう』

ポルナレフ『やっとゆっくり休めるぜ』

ポルナレフさんは自分の荷物をその場に置いた

するとそこに警官がやってきた

警官『貴様!ゴミを捨てたな!罰金500シンガポールドルを課す!』

ポルナレフ『あぁ?』

花京院『500シンガポールドル?』

縁『えっと…日本だといくらなんですか?』

ジョセフ『大体4万円程だな』

アヴドゥル『ゴミ?』

アヴドゥルさんが疑問形にそう言ってしまうのも分かります

だって僕たちの周りにはゴミは落ちておらず強いて言うならポルナレフさんの荷物ぐらいしかありません

警官『わかったかね?』

ポルナレフ『なんの事だがさっぱり…』

警官さんはそのままポルナレフさんの荷物を指さした

ポルナレフさんもどれがゴミと言われているのか気づいた様子

アヴドゥル『ぶふっ…』

その様子に思わずアヴドゥルさん笑いを耐えれなかった

いやまぁ気持ちは分かります

ポルナレフ『……俺には自分の荷物以外なんにも見えねぇけど??ゴミってどれか教えてもらえませんかね?』

ポルナレフさんはすごい剣幕で警官さんに詰め寄り始めた

縁『ポ、ポルナレフさん落ち着いてください!警官さんも悪気があったわけじゃあ…』

ポルナレフ『それじゃあなにか!?俺の荷物はゴミに見えるってか!?』

縁『そこまで言ってませんよ!?』

警官『し、失礼した!』

アン『あはは!あっ……フン』

警官『そ、それじゃあ私はこれで…』

そのまま警官さんは去っていた

ポルナレフ『なんだあのガキ、まだくっついてくるぜ?』

ジョセフ『おい、親父さんに会いに行くんじゃあないのか?』

ポルナレフ『俺たちにくっついてないで早く行けば?』

アン『フン、5日後落ち合うんだよ。どこ歩こうがアタイの勝手だろ。てめぇらには関係ねぇよ』

しかしアンちゃんは不安そうに僕や承太郎さんをチラ見している

アヴドゥル『あの子我々といると危険だぞ』

縁『でもあの子をそのままにするのも安全とは言えませんよ』

花京院『お金が無いんじゃあないですか?』

ジョセフ『……しょうがない。ホテル代を面倒見てやるか。縁ちゃん、すまないが彼女のプライドを傷つけないよう連れてきてくれ』

縁『あ、はい。分かりました』

僕はそのままアンちゃんの前に行き目線を合わせるように座り込んだ

縁『アンちゃんお願いがあるんですけど、聞いてもらえます?』

アン『どうしたのお姉ちゃん』

縁『実は僕、海外に旅行に行くのにあまり慣れてなくて……ほら周りも男の人ばかりですし、だから同じ女の子のアンちゃんがそばにいたら心強いんです』

アンちゃんはそのまま黙って聞いてくれてる

縁『だからアンちゃんさえ良ければ数日の間一緒のホテルに止まってくれませんか?お金は払いますから』

プライドを傷つけない感じってこれでいいのかな

アン『……しょうがないな~縁お姉ちゃんがそんなに不安なら泊まってあげる!』

縁『ありがとうございますアンちゃん!』


遠目から見てる男性陣

ジョセフ『さすがじゃな』

アヴドゥル『こういう時女性がいるのは心強いな』

花京院『えぇ、とても助かります』

こうして僕たちはホテルに向かった
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