短編
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「さな」
甘い声がわたしの名前を呼ぶ。
胸の中で彼の声は暖かく響き、
何度も反射してきらきら眩しい。
「土方さん、お待ちしてましたよ」
最近仕事が忙しい彼だったが今日ようやく落ち着き、夜の食事をわたしの部屋でとる約束をしていた。
「近藤さんや沖田さんと一緒じゃなくて大丈夫なんですか?」
「ちゃんと言ってある。
それに2人だろ、敬語はやめろって」
彼はわたしの目を、いや、
もっとその奥を見つめて言った。
久しぶりの彼の視線にとてつもなく甘い目眩がする。
「わかってるけど、…恥ずかしいでしょ」
「それもかわいいけどな」
だめだ。
彼の、一言一言が、
とてつもなくわたしを包む。
そして、土方さんは、それをわかっている。
彼はそんなわたしの様子をみて、
まず手を握った。
わたしの手とは違う、明らかに男の人の、
土方さんの手がわたしを包む。
とても熱い。
土方さんの手がすごく熱かった。
土方さんは何も話さず、
もう片方の熱い手でわたしの頰に触れた。
「さな、今日も気持ちいいな」
すり、と頰を撫でる。
土方さんはわたしの頰を撫でるのが好きだ。
そしてわたしも、彼のその手が好きだ。
「さな…」
ぼぅっとしてるわたしに、
静かに顔を近づける。
お互いの唇が、柔らかく触れる。
土方さんの唇は、男の人なのに、なのに、
とても柔らかい。
そして暖かい。
わたしをキス1つで奪っていく。
瓶の中に自分を注ぎ込むような、土方さんのキス。
角度をかえて、土方さんはまたキスをする。
彼の手の力が強くなり、
頰にあった手は腰へまわる。
「…ぁっ」
「…さな…っ」
土方さんのお腹とわたしのお腹がくっつく。
だんだん激しくなるキスに目眩がとまらない。
溺れてしまいそうだ。
舌が入ってきた。
「…っ!
ひじかっ…んんっ」
土方さんはする前しか、舌を入れない。
口の中で彼の舌がわたしを責める。
彼の舌が熱い。
それどころか、彼の身体中、どこを触っても熱かった。
腰が抜けそうになったところで、土方さんは唇を離した。
「悪りぃ」
包み込むように抱きしめて、
わたしの頭を撫でる。
「久しぶりだったから?」
「それはさなもだろ」
彼と目線が交わる。
「当たり前でしょう」
へた、と2人で座り込む。
「まずは飯だな」
絶対に他の人には見せない微笑み。
「そうだね」
まだ彼の舌の味が、口の中に残っている。
「ご飯のあとにまた食べるだろ。…食べられるほうか」
「…破廉恥なんだから」
「期待はしてるだろ」
「…………冷めちゃうよ!!」
土方さんと食べるご飯は、
口の中で土方さんの味と混ざって特別な味がした。
甘い声がわたしの名前を呼ぶ。
胸の中で彼の声は暖かく響き、
何度も反射してきらきら眩しい。
「土方さん、お待ちしてましたよ」
最近仕事が忙しい彼だったが今日ようやく落ち着き、夜の食事をわたしの部屋でとる約束をしていた。
「近藤さんや沖田さんと一緒じゃなくて大丈夫なんですか?」
「ちゃんと言ってある。
それに2人だろ、敬語はやめろって」
彼はわたしの目を、いや、
もっとその奥を見つめて言った。
久しぶりの彼の視線にとてつもなく甘い目眩がする。
「わかってるけど、…恥ずかしいでしょ」
「それもかわいいけどな」
だめだ。
彼の、一言一言が、
とてつもなくわたしを包む。
そして、土方さんは、それをわかっている。
彼はそんなわたしの様子をみて、
まず手を握った。
わたしの手とは違う、明らかに男の人の、
土方さんの手がわたしを包む。
とても熱い。
土方さんの手がすごく熱かった。
土方さんは何も話さず、
もう片方の熱い手でわたしの頰に触れた。
「さな、今日も気持ちいいな」
すり、と頰を撫でる。
土方さんはわたしの頰を撫でるのが好きだ。
そしてわたしも、彼のその手が好きだ。
「さな…」
ぼぅっとしてるわたしに、
静かに顔を近づける。
お互いの唇が、柔らかく触れる。
土方さんの唇は、男の人なのに、なのに、
とても柔らかい。
そして暖かい。
わたしをキス1つで奪っていく。
瓶の中に自分を注ぎ込むような、土方さんのキス。
角度をかえて、土方さんはまたキスをする。
彼の手の力が強くなり、
頰にあった手は腰へまわる。
「…ぁっ」
「…さな…っ」
土方さんのお腹とわたしのお腹がくっつく。
だんだん激しくなるキスに目眩がとまらない。
溺れてしまいそうだ。
舌が入ってきた。
「…っ!
ひじかっ…んんっ」
土方さんはする前しか、舌を入れない。
口の中で彼の舌がわたしを責める。
彼の舌が熱い。
それどころか、彼の身体中、どこを触っても熱かった。
腰が抜けそうになったところで、土方さんは唇を離した。
「悪りぃ」
包み込むように抱きしめて、
わたしの頭を撫でる。
「久しぶりだったから?」
「それはさなもだろ」
彼と目線が交わる。
「当たり前でしょう」
へた、と2人で座り込む。
「まずは飯だな」
絶対に他の人には見せない微笑み。
「そうだね」
まだ彼の舌の味が、口の中に残っている。
「ご飯のあとにまた食べるだろ。…食べられるほうか」
「…破廉恥なんだから」
「期待はしてるだろ」
「…………冷めちゃうよ!!」
土方さんと食べるご飯は、
口の中で土方さんの味と混ざって特別な味がした。
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