恋ってやつは…(前半)
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夕方には船が港へ入り、それぞれが自由に出かけて行った。
今回のメンテナンスは10日程かかるとの事で、宿泊先も決まり
ナギとヒロインも荷物を部屋へ入れると
早速街へ出かけて行った。
シンはひとりで行動するといい、ソウシとトワは一緒に出かけて行ったようだ。
リュウガとハヤテは、ハヤテの希望通り
街一番の綺麗どころが揃った娼館へ来ていた。
女
「リュウガぁ、久しぶりじゃないのさぁ」
女2
「ホントよ 黙っていなくなっちゃってぇ」
ロビーの所では、かなりきわどい衣装をまとった娼婦が、リュウガの膝の上に乗ったり
横に座り、肌蹴たリュウガのシャツから手を滑り込ませたりしている。
もちろんハヤテの横にも綺麗なお姉さんがすり寄る。
娼館へ来たのは初めてではないものの、今回は性欲処理の為に立ち寄ったのではないと思うと、
なんだか複雑な思いだった。
女3
「へぇハヤテくんって言うの?
リュウガの子分にしては、イケメンね!」
リュウガ
「がはは!そうだろ!
ま、オレよりは劣るが若いからなぁ!」
ハヤテはモヤモヤした思いを振り切り、目の前の事だけ考えようと努力した。
ハヤテ
「やっぱ女はこうじゃなくちゃなー!
んーお姉さんいい匂い♪ おいしそう!」
女3
「やぁだぁー、もぉ」
女の手がハヤテの胸を押す。
そうだよ!これが女だって!
胸だってデカイし、綺麗で色気があって…。
ハヤテ
「お姉さんのホッペいただき♡」
ハヤテがチュッと女の頬へキスをすると、
女は喜んだように笑顔を向け、ハヤテの膝を手でさすった。
女3
「ねぇハヤテくん、今夜私とどう?」
・・・・・・・・・・・
ヒロイン
「ナーギー!待ってってばぁ!!!」
夕暮れの市場で、どんな食材があるのかとナギとヒロインは買い物をしていた。
もちろん船に乗る訳ではないので、自分たちの欲しいフルーツや、
食べたい物だけを買ったり、見たりしていた。
ヒロイン
「はぁ…やっと追い付いたぁ!」
ナギ
「あっ悪い」
ヒロイン
「クスクス、やっぱり食材見てると夢中だね」
そういうと少し照れ臭そうに、「別にいいだろ」と言うと、
ナギはしっかり手を繋いでくれた。
ヒロインは嬉しくてギュッとナギの手を握り返した。
恥ずかしがり屋のナギは、普段みんなの前で
手を繋いだり、抱きしめたりはしない。
だからたまにこういう事をされると、
堪らなく嬉しくなってしまうのだった。
ヒロイン
「あっ!これなぁに?初めて見る。」
ナギ
「これはこの国で一番よく採れるフルーツだ。
甘くてうまいぞ。 買うか?」
ヒロイン
「うん!」
こうして恋人としてナギの横にいると、
この人が懸賞金の懸っている海賊という事を忘れてしまう。
こんなに優しい海賊なのに…ナギ以外のメンバーの事も考えると
クスリと笑ってしまった。
追われている身である事を忘れてはいけないが、
こんな時間を過ごせる事の方が、
何よりも嬉しくて、ずっとそばにいたい…そう思った。
ナギ
「…オイ!ヒロイン!!」
ヒロイン
「えっ?」
ナギ
「ふ、お前もどっか違う世界行ってたか?
何度も呼んだぞ?」
ヒロイン
「ほ、本当?ごめっ…」
ナギ
「人の事言えねぇな…
ホラこれ食ってみろ!」
ヒロイン
「これってさっきの?」
ヒロインが考え事をしている間に、ナギはお店の人に頼んでフルーツを切っていてくれた。
ヒロイン
「うわぁ!おいし~~!!
なんかオレンジみたい!!」
ナギは満足そうにヒロインの顔を見ると、お店の人に声を掛け
フルーツを袋に包んでもらった。
ナギ
「お前絶対好きだと思った。
これジャムと、パウンドケーキにしたらどう思う?」
ナギの質問に、ヒロインは味を想像して
キラキラとした目でナギを見つめた。
ヒロイン
「ねぇナギって、やっぱりお料理の天才だよ!
そんなのおいしいに決まってる!!
私…明日作ってい?」
興奮気味にナギのシャツを掴み話しをするヒロイン。
ナギはその姿に笑わずにはいられなかった。
ナギ
「ぷ、ふはっ! お前は必死過ぎだろ!?
やーっぱお前には敵わないな…」
ポンと頭に手を置かれ、笑い掛ける。
ヒロイン
「…なんかスゴイ、子供扱いされてる気がする。。」
ナギは少し拗ねたヒロインの横顔を見て、かわいくて抱きしめたくなった。
でもここは街中だし…手を繋ぐのが精一杯だ。
そんな事を考えながら歩いていると、
ヒロイン
「ナギ!あそこのお店寄ってもい?…ナギ?」
返事のないナギの横顔を見上げる。
ナギ
「…ハヤテか…?」
ナギの視線を追って路地を見ると、しゃがみ込んでいるハヤテを見つけた。
ヒロイン
「あっ!本当だ!!どうしたのかな…?」
ナギとヒロインは、ハヤテのいる路地へ向かった。
・・・・・・・・・・・
ナギ
「ハヤテ…どうした?」
一瞬ハヤテの背中がピクリッと反応し、ゆっくりと顔を上げるハヤテ。
その顔は今にも泣きそうな、悲しそうな…
いつものハヤテからは考えつかない様な表情だった。
ヒロイン
「ハ、ハヤテさん!?」
ハヤテ
「------!!」
その表情に驚き、声を掛けたヒロイン。
ハヤテにはヒロインがいた事が分かっていなかった様で、
きまり悪そうに立ち上がると、何も言わず走り去ってしまった。
ヒロイン
「ハヤテさん!! ナギっハヤテさん…
追わなくていいの?」
あたふたと慌てるヒロイン。
今にもハヤテを追い掛けようと、ハヤテの去った方を見つめる。
ナギはグッとヒロインの手を引いた。
ナギ
「…ほっとけ…」
ヒロイン
「でも!」
ナギ
「ハヤテも子供じゃないんだから大丈夫だ。
少しそっとしておいてやれ。」
ヒロイン
「…うん…」
ただならぬハヤテの行動にヒロインは、心配の色を隠せない。
娼館へ行くと言っていたハヤテが、こんな所にいる意味と
あの表情を考えると、ナギはタメ息がこぼれる。
今回のメンテナンスは10日程かかるとの事で、宿泊先も決まり
ナギとヒロインも荷物を部屋へ入れると
早速街へ出かけて行った。
シンはひとりで行動するといい、ソウシとトワは一緒に出かけて行ったようだ。
リュウガとハヤテは、ハヤテの希望通り
街一番の綺麗どころが揃った娼館へ来ていた。
女
「リュウガぁ、久しぶりじゃないのさぁ」
女2
「ホントよ 黙っていなくなっちゃってぇ」
ロビーの所では、かなりきわどい衣装をまとった娼婦が、リュウガの膝の上に乗ったり
横に座り、肌蹴たリュウガのシャツから手を滑り込ませたりしている。
もちろんハヤテの横にも綺麗なお姉さんがすり寄る。
娼館へ来たのは初めてではないものの、今回は性欲処理の為に立ち寄ったのではないと思うと、
なんだか複雑な思いだった。
女3
「へぇハヤテくんって言うの?
リュウガの子分にしては、イケメンね!」
リュウガ
「がはは!そうだろ!
ま、オレよりは劣るが若いからなぁ!」
ハヤテはモヤモヤした思いを振り切り、目の前の事だけ考えようと努力した。
ハヤテ
「やっぱ女はこうじゃなくちゃなー!
んーお姉さんいい匂い♪ おいしそう!」
女3
「やぁだぁー、もぉ」
女の手がハヤテの胸を押す。
そうだよ!これが女だって!
胸だってデカイし、綺麗で色気があって…。
ハヤテ
「お姉さんのホッペいただき♡」
ハヤテがチュッと女の頬へキスをすると、
女は喜んだように笑顔を向け、ハヤテの膝を手でさすった。
女3
「ねぇハヤテくん、今夜私とどう?」
・・・・・・・・・・・
ヒロイン
「ナーギー!待ってってばぁ!!!」
夕暮れの市場で、どんな食材があるのかとナギとヒロインは買い物をしていた。
もちろん船に乗る訳ではないので、自分たちの欲しいフルーツや、
食べたい物だけを買ったり、見たりしていた。
ヒロイン
「はぁ…やっと追い付いたぁ!」
ナギ
「あっ悪い」
ヒロイン
「クスクス、やっぱり食材見てると夢中だね」
そういうと少し照れ臭そうに、「別にいいだろ」と言うと、
ナギはしっかり手を繋いでくれた。
ヒロインは嬉しくてギュッとナギの手を握り返した。
恥ずかしがり屋のナギは、普段みんなの前で
手を繋いだり、抱きしめたりはしない。
だからたまにこういう事をされると、
堪らなく嬉しくなってしまうのだった。
ヒロイン
「あっ!これなぁに?初めて見る。」
ナギ
「これはこの国で一番よく採れるフルーツだ。
甘くてうまいぞ。 買うか?」
ヒロイン
「うん!」
こうして恋人としてナギの横にいると、
この人が懸賞金の懸っている海賊という事を忘れてしまう。
こんなに優しい海賊なのに…ナギ以外のメンバーの事も考えると
クスリと笑ってしまった。
追われている身である事を忘れてはいけないが、
こんな時間を過ごせる事の方が、
何よりも嬉しくて、ずっとそばにいたい…そう思った。
ナギ
「…オイ!ヒロイン!!」
ヒロイン
「えっ?」
ナギ
「ふ、お前もどっか違う世界行ってたか?
何度も呼んだぞ?」
ヒロイン
「ほ、本当?ごめっ…」
ナギ
「人の事言えねぇな…
ホラこれ食ってみろ!」
ヒロイン
「これってさっきの?」
ヒロインが考え事をしている間に、ナギはお店の人に頼んでフルーツを切っていてくれた。
ヒロイン
「うわぁ!おいし~~!!
なんかオレンジみたい!!」
ナギは満足そうにヒロインの顔を見ると、お店の人に声を掛け
フルーツを袋に包んでもらった。
ナギ
「お前絶対好きだと思った。
これジャムと、パウンドケーキにしたらどう思う?」
ナギの質問に、ヒロインは味を想像して
キラキラとした目でナギを見つめた。
ヒロイン
「ねぇナギって、やっぱりお料理の天才だよ!
そんなのおいしいに決まってる!!
私…明日作ってい?」
興奮気味にナギのシャツを掴み話しをするヒロイン。
ナギはその姿に笑わずにはいられなかった。
ナギ
「ぷ、ふはっ! お前は必死過ぎだろ!?
やーっぱお前には敵わないな…」
ポンと頭に手を置かれ、笑い掛ける。
ヒロイン
「…なんかスゴイ、子供扱いされてる気がする。。」
ナギは少し拗ねたヒロインの横顔を見て、かわいくて抱きしめたくなった。
でもここは街中だし…手を繋ぐのが精一杯だ。
そんな事を考えながら歩いていると、
ヒロイン
「ナギ!あそこのお店寄ってもい?…ナギ?」
返事のないナギの横顔を見上げる。
ナギ
「…ハヤテか…?」
ナギの視線を追って路地を見ると、しゃがみ込んでいるハヤテを見つけた。
ヒロイン
「あっ!本当だ!!どうしたのかな…?」
ナギとヒロインは、ハヤテのいる路地へ向かった。
・・・・・・・・・・・
ナギ
「ハヤテ…どうした?」
一瞬ハヤテの背中がピクリッと反応し、ゆっくりと顔を上げるハヤテ。
その顔は今にも泣きそうな、悲しそうな…
いつものハヤテからは考えつかない様な表情だった。
ヒロイン
「ハ、ハヤテさん!?」
ハヤテ
「------!!」
その表情に驚き、声を掛けたヒロイン。
ハヤテにはヒロインがいた事が分かっていなかった様で、
きまり悪そうに立ち上がると、何も言わず走り去ってしまった。
ヒロイン
「ハヤテさん!! ナギっハヤテさん…
追わなくていいの?」
あたふたと慌てるヒロイン。
今にもハヤテを追い掛けようと、ハヤテの去った方を見つめる。
ナギはグッとヒロインの手を引いた。
ナギ
「…ほっとけ…」
ヒロイン
「でも!」
ナギ
「ハヤテも子供じゃないんだから大丈夫だ。
少しそっとしておいてやれ。」
ヒロイン
「…うん…」
ただならぬハヤテの行動にヒロインは、心配の色を隠せない。
娼館へ行くと言っていたハヤテが、こんな所にいる意味と
あの表情を考えると、ナギはタメ息がこぼれる。