シリウス敗北!?(前編)
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ロクスタート卿
「ふふっ…安心し切った顔をして…
今からその顔を火照らせてやるからな?」
ヒロイン
「……ん…ぅ…」
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(…朝…?)
窓から差し込む日差しに起こされた。
何だかいつもより沢山寝たように感じるのは気のせいだろうか?
久しぶりに寄った港の酒場で、シリウス海賊団は
豪快に飲んで食って騒いでいた。
珍しくヒロインも、記憶が飛ぶくらい飲んでしまった。
モソッとベッドの中で寝返りを打つと
体がいやに重く、怠かった。
(…あんま覚えてないけど…ナギ…昨日も抱いてくれた…♡)
隣で眠る愛しい彼の胸に、そっと顔を埋めた。
ヒロイン
「……?」
だが、何故か違和感を覚えた。
ナギはこんなに華奢だっただろうか?
こんな香水もつけていない…
朝の寝ぼけた思考が段々とハッキリしだし、
ヒロインは青い顔をしながら顔を上げた。
見上げた先には、見た事もない男が寝ていた。
ヒロイン
「っっっ!!!」
バッと布団を捲り上げ、ヒロインはベッドから飛び起きた。
男
「ん…」
ヒロイン
「っ!」
一瞬男が顔をしかめたが、起きる気配はなさそうだ。
ホッとしたものの、よく見たらここはシリウス号の中ではない。
ヒロインは顔を蒼白させながら、ふと視線を下に向けると
衣服を何も纏っていなかった。
ヒロイン
「!!!!!」
もう何が起きているか訳が分からない。
パニックを起こしながらも、部屋の中をウロウロと歩き
見つけ出した自分の下着と服を身に着けた。
(わ、私…この人…???)
何度男の顔を見ても、思い出せない。
ただ体は妙にダルイ。
もしこの男と体を結んだとしたら、もうナギと会う事なんて出来ない。
体がガタガタと震え、
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