糸
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☆おまけ☆
ヒロイン
「皆さん、本当に本当にご迷惑をお掛けしました!!」
やっと朝食にありつけるメンバーの前で深々とお辞儀をしていた。
リュウガ
「いやぁ~毎度チビヒロインには癒されてるぞっ!
がっはっは!」
ソウシ
「元に戻ってよかったよ。
ふふっでもいつも急にいなくなっちゃうから
少し寂しいかな…」
今回はどんな失態をしたのかと、ヒロインは怖くて聞くことが出来ない。
トワ
「僕の事、とあにぃちゃって!
いつも本当に可愛いんです♪」
ヒロイン
「わ、私そんな感じなの?!」
ハヤテ
「そうそう!
オレなんか、はやてにぃちゃってスゲー懐いてたんだぜ?」
ヒロイン
「~~~~~」
聞けば聞くほど、赤面してしまう。
いくら子供になったとは言え、自分の知らないところで
そんな風に接しているなんて、恥ずかしくて仕方がない。
リュウガ
「オレなんかお前と海賊ごっこしたしな!」
ヒロイン
「えぇ!?」
ソウシ
「それを言うなら私は、ヒロインちゃんのお父さんだったら嬉しいって言われたよ?」
何だかチビヒロインにどれだけ気に入られていたかの自慢大会のような雰囲気になった。
シン
「フン、オレはお前にまたキスされたぞ?」
ヒロイン
「!!! シ、シンさんにですか?!」
シン
「大好きだとも言っていた」
さっきまで真っ赤になっていた顔が、みるみる蒼白していく。
あのシンにそんな事をしていたなんて…。
すると、今まで黙って話を聞いていたナギがバンッと食堂のテーブルにビンに入った塩を叩き付けた。
その音にビクッと肩が上がった。
ナギ
「…お前ら、飯食う気ないなら片付ける」
ナギのピリピリした空気に、メンバー全員が
何も言わず黙々と食事を続けた。
いくらチビヒロインの事だとはいえ、やはり気分が悪い。
ムスッとしていると、隣でヒロインが何か気づいたかのように
塩の瓶を手に取った。
ヒロイン
「この瓶…」
ヒロインはラベルをまじまじと見つめた。
トワ
「それ前にネパールって国で買ったんじゃなかったでしたっけ?」
ハヤテ
「ちげぇよ!
そこは海に面してないから、商人が港の方まで売りに来てただろ?」
シン
「で? その港はどこの国だ?」
ハヤテ
「うっ… …どっかだよ…」
強気でトワに言い放っていたハヤテは、シンの言葉に黙り込んでしまった。
それを見たシンは何とも意地の悪い笑みを浮かべている。
ソウシ
「そのラベルがどうかした?」
ヒロイン
「…ここに描いてあるのって、イエティですか?」
ラベルをメンバーの方に向け、そう問いかけた。
ハヤテ
「お前よく知ってるな?」
シン
「そういうモンスター系は苦手で知ろうともしなかったクセに…」
ヒロイン
「そうなんですけど…
何かコレだけは知っていたっていうか…」
ソウシ
「でもその瓶、結構前からあるし
何度もその絵を見てるだろうに… 一度もそんな事言って来なかったよね?」
ヒロイン
「…はい…
なんか今頭にパッと浮かんで…」
そのやり取りにナギは固まってしまった。
チビヒロインと風呂に入った時、一番気に入っていた水鉄砲。
「イエティ」と言えるまで、何度も何度も聞いてきた。
もしかして記憶が残っているのか?
そう考えると、昨日までのとんでもなく恥ずかしい行動がフラッシュバックした。
どこまで覚えてやがる。
ハヤテ
「そういえば、オレが買ったオモチャにイエティがいたぞ?」
リュウガ
「ん? なんだ?
っつーことは記憶があんのか?」
そのリュウガの言葉に、ナギの心臓はバクバクと音を立てた。
そしてヒロインの口から出る言葉を待つ間、ゴクリとノドが鳴った。
ヒロイン
「…ん~…ダメです…
全然思い出せないです…」
シン
「お前の脳みそじゃ、覚えようがないのかもな?」
ヒロイン
「! シンさんヒドイです!!!」
メンバーが楽し気に笑い声を上げている中、ナギはホッと胸を撫で下ろした。
そしてバチッとヒロインと目が合った。
ヒロイン
「私フレンチトースは、メープルシロップじゃなくて
ハチミツの方がいいな」
そう言ってナギの目の前にあるハチミツの瓶を取る。
ヒロイン
「? ナギ?」
硬直しているナギ。
チビヒロインに作ったフレンチトーストには、
メープルシロップをたくさんかけてやった。
ナギ
「…お前…」
ヒロイン
「ん~ナギのフレンチトースト最高♪」
嬉しそうに頬張るヒロインを、ナギはどんな顔で見つめただろうか…。
☆あとがき☆
最後までお読み頂き、ありがとうございます!
そしてそして!!
10万HIT、達成しました~~~!!!!
皆さん本当に本当にありがとうございます!
こんな数字を迎える日が来るなんて、夢のようです!(ノД`)・゜・。
今回は10万という大台に乗れた事。
感謝の気持ちを込めて、通常版で人気のあった『cookie』の続編という事で
『糸』を書いてみました。
本当はキリ番を踏んで頂く度に何かお礼作品をアップできればいいのですが
何しろ書くのが遅くて…。。
今回は『cookie』の要素も取り入れつつ書きましたが
同じような題材で、違うモノを書くのはとても難しく
チビヒロインの可愛さや、ナギの複雑な心境が上手く書けているか心配です。。
そしてチビヒロインちゃんが、ファジーから聞いた「いい事」は
『運命の赤い糸』の事でした(*^-^*)
シンさんがせっかく買ってあげた、赤い毛糸の手袋…。
ほどいてごめんなさい…と思いながらも、小さい子だったら
必死でそうしてしまうのではないかと思いました(^-^;
またこうして、何かの形で皆様に日頃のお礼をお届けできればいいなと思います。
こんな管理人ですが、これからもどうぞよろしくお願いします♪
たくさんの感謝の気持ちを込めて…☆ koma
ヒロイン
「皆さん、本当に本当にご迷惑をお掛けしました!!」
やっと朝食にありつけるメンバーの前で深々とお辞儀をしていた。
リュウガ
「いやぁ~毎度チビヒロインには癒されてるぞっ!
がっはっは!」
ソウシ
「元に戻ってよかったよ。
ふふっでもいつも急にいなくなっちゃうから
少し寂しいかな…」
今回はどんな失態をしたのかと、ヒロインは怖くて聞くことが出来ない。
トワ
「僕の事、とあにぃちゃって!
いつも本当に可愛いんです♪」
ヒロイン
「わ、私そんな感じなの?!」
ハヤテ
「そうそう!
オレなんか、はやてにぃちゃってスゲー懐いてたんだぜ?」
ヒロイン
「~~~~~」
聞けば聞くほど、赤面してしまう。
いくら子供になったとは言え、自分の知らないところで
そんな風に接しているなんて、恥ずかしくて仕方がない。
リュウガ
「オレなんかお前と海賊ごっこしたしな!」
ヒロイン
「えぇ!?」
ソウシ
「それを言うなら私は、ヒロインちゃんのお父さんだったら嬉しいって言われたよ?」
何だかチビヒロインにどれだけ気に入られていたかの自慢大会のような雰囲気になった。
シン
「フン、オレはお前にまたキスされたぞ?」
ヒロイン
「!!! シ、シンさんにですか?!」
シン
「大好きだとも言っていた」
さっきまで真っ赤になっていた顔が、みるみる蒼白していく。
あのシンにそんな事をしていたなんて…。
すると、今まで黙って話を聞いていたナギがバンッと食堂のテーブルにビンに入った塩を叩き付けた。
その音にビクッと肩が上がった。
ナギ
「…お前ら、飯食う気ないなら片付ける」
ナギのピリピリした空気に、メンバー全員が
何も言わず黙々と食事を続けた。
いくらチビヒロインの事だとはいえ、やはり気分が悪い。
ムスッとしていると、隣でヒロインが何か気づいたかのように
塩の瓶を手に取った。
ヒロイン
「この瓶…」
ヒロインはラベルをまじまじと見つめた。
トワ
「それ前にネパールって国で買ったんじゃなかったでしたっけ?」
ハヤテ
「ちげぇよ!
そこは海に面してないから、商人が港の方まで売りに来てただろ?」
シン
「で? その港はどこの国だ?」
ハヤテ
「うっ… …どっかだよ…」
強気でトワに言い放っていたハヤテは、シンの言葉に黙り込んでしまった。
それを見たシンは何とも意地の悪い笑みを浮かべている。
ソウシ
「そのラベルがどうかした?」
ヒロイン
「…ここに描いてあるのって、イエティですか?」
ラベルをメンバーの方に向け、そう問いかけた。
ハヤテ
「お前よく知ってるな?」
シン
「そういうモンスター系は苦手で知ろうともしなかったクセに…」
ヒロイン
「そうなんですけど…
何かコレだけは知っていたっていうか…」
ソウシ
「でもその瓶、結構前からあるし
何度もその絵を見てるだろうに… 一度もそんな事言って来なかったよね?」
ヒロイン
「…はい…
なんか今頭にパッと浮かんで…」
そのやり取りにナギは固まってしまった。
チビヒロインと風呂に入った時、一番気に入っていた水鉄砲。
「イエティ」と言えるまで、何度も何度も聞いてきた。
もしかして記憶が残っているのか?
そう考えると、昨日までのとんでもなく恥ずかしい行動がフラッシュバックした。
どこまで覚えてやがる。
ハヤテ
「そういえば、オレが買ったオモチャにイエティがいたぞ?」
リュウガ
「ん? なんだ?
っつーことは記憶があんのか?」
そのリュウガの言葉に、ナギの心臓はバクバクと音を立てた。
そしてヒロインの口から出る言葉を待つ間、ゴクリとノドが鳴った。
ヒロイン
「…ん~…ダメです…
全然思い出せないです…」
シン
「お前の脳みそじゃ、覚えようがないのかもな?」
ヒロイン
「! シンさんヒドイです!!!」
メンバーが楽し気に笑い声を上げている中、ナギはホッと胸を撫で下ろした。
そしてバチッとヒロインと目が合った。
ヒロイン
「私フレンチトースは、メープルシロップじゃなくて
ハチミツの方がいいな」
そう言ってナギの目の前にあるハチミツの瓶を取る。
ヒロイン
「? ナギ?」
硬直しているナギ。
チビヒロインに作ったフレンチトーストには、
メープルシロップをたくさんかけてやった。
ナギ
「…お前…」
ヒロイン
「ん~ナギのフレンチトースト最高♪」
嬉しそうに頬張るヒロインを、ナギはどんな顔で見つめただろうか…。
☆あとがき☆
最後までお読み頂き、ありがとうございます!
そしてそして!!
10万HIT、達成しました~~~!!!!
皆さん本当に本当にありがとうございます!
こんな数字を迎える日が来るなんて、夢のようです!(ノД`)・゜・。
今回は10万という大台に乗れた事。
感謝の気持ちを込めて、通常版で人気のあった『cookie』の続編という事で
『糸』を書いてみました。
本当はキリ番を踏んで頂く度に何かお礼作品をアップできればいいのですが
何しろ書くのが遅くて…。。
今回は『cookie』の要素も取り入れつつ書きましたが
同じような題材で、違うモノを書くのはとても難しく
チビヒロインの可愛さや、ナギの複雑な心境が上手く書けているか心配です。。
そしてチビヒロインちゃんが、ファジーから聞いた「いい事」は
『運命の赤い糸』の事でした(*^-^*)
シンさんがせっかく買ってあげた、赤い毛糸の手袋…。
ほどいてごめんなさい…と思いながらも、小さい子だったら
必死でそうしてしまうのではないかと思いました(^-^;
またこうして、何かの形で皆様に日頃のお礼をお届けできればいいなと思います。
こんな管理人ですが、これからもどうぞよろしくお願いします♪
たくさんの感謝の気持ちを込めて…☆ koma
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