drunkard
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☆おまけ☆
翌日…。
宿屋の部屋で目を覚ましたナギ。
窓から陽の光が差し込み、いつもよりゆっくり眠ったようだ。
船を降りると、食事の心配をしなくていい分
こういう隙が生まれる。
たまにはいいだろうと、まだ隣で眠っているヒロインを見ようと
そっと目を開けた。
ヒロイン
「…おはよナギ…」
ナギ
「…? 起きてたのか…?」
ヒロイン
「うん…少し前に…」
ナギ
「そうか…」
今朝も可愛く寄り添ってくるヒロインをそっと抱きしめた。
ナギ
「!?」
ナギは抱きしめた感触に驚き、バッとヒロインを離した。
ヒロイン
「? どうしたの?」
キョトンとした顔で見つめてくるヒロイン。
ナギはお互いの姿に驚いた。
(何で服着てねぇんだ?
…そもそもどうやって部屋に戻ってきた?)
一気に眠気が覚め、昨日の酒場からの記憶を思い出そうとした。
確かヒロインが奇術師からバラの花をもらって嬉しそうに戻ってきて…
キョロッと部屋を見渡すと、ベッド横のテーブルに赤いバラが置いてある。
そのあと、リュウガやシンが
チクチクとヒロインとの情事をヒロインには分からないように責めてきて…
………そこから記憶がない。
服を着てないって事は、もしかして体を結んだのか?
昨日あれだけ反省して、しばらくするのを控えようと思っていたのに…
ヒロイン
「ナギ…大丈夫?
昨日…結構飲んでたから二日酔い?」
心配そうに見つめるヒロイン。
ナギはそっとヒロインの髪を撫でた。
ナギ
「…いや… 昨日…オレ達…」
ヒロイン
「え?」
体を結んだのか聞くなんて、とてもできない。
それこそ意識もなく、欲だけで抱いたという事だ。
ナギが言いにくそうに口ごもってる姿を見て、
ヒロインはクスリと笑った。
そして何も覚えていないナギに、少し意地悪を言った。
ヒロイン
「ナギ? …ナギがあんな事言ってくれるなんて…
嬉しかった♡」
ナギ
「??? オレ…何て言った?」
ヒロイン
「ふふっ内緒!」
そう言ってナギに抱きついたヒロイン。
昨日は酔ったナギをベッドへ寝かせた後、
信じられない程イチャイチャとしてきた。
しかも『服を脱いでくっつきたい』と言われた。
もしそれ以上の行為をされたら…と
大好きなナギとする事は、もちろん嬉しいが
ここまで酔っているナギとするのは考えてしまう。
もし体を結んでも、きっと覚えてないだろうから…。
そう思うと、前の晩にヒロインがナギにした事と重なって
ヒロイン自身も反省した。
ナギはこういう気持ちだったのか…と。
しかしナギは言葉の通り、『くっつくだけ』で何もせず眠りについた。
でもナギが『くっつきたい』とストレートな言い方をするなんて
酔っているからこそ出た言葉だと思い
ヒロインは、自分だけの秘密にしようと決めた。
ナギ
「…オイヒロイン!」
ヒロイン
「なーいしょ! ナギもお酒ほどほどにしないとね?」
ナギ
「!?」
昨日シンに言われた通り、一番酒に振り回されたのは
酒の弱いトワでも、酔い潰れたハヤテでもなく
ナギだった。
(しばらく酒…出すのをやめよう…)
この日以降、シリウス号では酒が食卓に並ぶ事は
しばらくなかった。
リュウガ
「ふざけんな! お前の都合で酒を出さないとは何事だ!!
船長命令だ!!」
ナギ
「…これで我慢してください」
リュウガ
「!!? ふざけんなよナギ!
こんな葡萄ジュースでオレが満足できるかっての!!」
一番の被害者は、お酒が大好きなリュウガなのであった
。
☆あとがき☆
最後までお読み頂き、ありがとうございます!
一個前のお話、『gossip』の続きを書こうと思っていたのですが
ひとつお話を挟みたいなと思い
こちらをアップしました。
今回は『お酒』に振り回されるナギをテーマに考えてました(笑)
私もヒロインちゃんのように、意識を飛ばすほど飲んだことがないのですが
お酒が入ると、いつもより大胆行動をとれるんじゃないかと…
ナギにイチャつくシーンを書きました。
ナギも酔ったら、いつも冷たい分
ものすごくイチャイチャしてくる気がします(笑)( ´艸`)
次回作も楽しんで頂けるように頑張ります!
お読み頂き、ありがとうございます!
たくさんの感謝の気持ちを込めて…♡ koma
翌日…。
宿屋の部屋で目を覚ましたナギ。
窓から陽の光が差し込み、いつもよりゆっくり眠ったようだ。
船を降りると、食事の心配をしなくていい分
こういう隙が生まれる。
たまにはいいだろうと、まだ隣で眠っているヒロインを見ようと
そっと目を開けた。
ヒロイン
「…おはよナギ…」
ナギ
「…? 起きてたのか…?」
ヒロイン
「うん…少し前に…」
ナギ
「そうか…」
今朝も可愛く寄り添ってくるヒロインをそっと抱きしめた。
ナギ
「!?」
ナギは抱きしめた感触に驚き、バッとヒロインを離した。
ヒロイン
「? どうしたの?」
キョトンとした顔で見つめてくるヒロイン。
ナギはお互いの姿に驚いた。
(何で服着てねぇんだ?
…そもそもどうやって部屋に戻ってきた?)
一気に眠気が覚め、昨日の酒場からの記憶を思い出そうとした。
確かヒロインが奇術師からバラの花をもらって嬉しそうに戻ってきて…
キョロッと部屋を見渡すと、ベッド横のテーブルに赤いバラが置いてある。
そのあと、リュウガやシンが
チクチクとヒロインとの情事をヒロインには分からないように責めてきて…
………そこから記憶がない。
服を着てないって事は、もしかして体を結んだのか?
昨日あれだけ反省して、しばらくするのを控えようと思っていたのに…
ヒロイン
「ナギ…大丈夫?
昨日…結構飲んでたから二日酔い?」
心配そうに見つめるヒロイン。
ナギはそっとヒロインの髪を撫でた。
ナギ
「…いや… 昨日…オレ達…」
ヒロイン
「え?」
体を結んだのか聞くなんて、とてもできない。
それこそ意識もなく、欲だけで抱いたという事だ。
ナギが言いにくそうに口ごもってる姿を見て、
ヒロインはクスリと笑った。
そして何も覚えていないナギに、少し意地悪を言った。
ヒロイン
「ナギ? …ナギがあんな事言ってくれるなんて…
嬉しかった♡」
ナギ
「??? オレ…何て言った?」
ヒロイン
「ふふっ内緒!」
そう言ってナギに抱きついたヒロイン。
昨日は酔ったナギをベッドへ寝かせた後、
信じられない程イチャイチャとしてきた。
しかも『服を脱いでくっつきたい』と言われた。
もしそれ以上の行為をされたら…と
大好きなナギとする事は、もちろん嬉しいが
ここまで酔っているナギとするのは考えてしまう。
もし体を結んでも、きっと覚えてないだろうから…。
そう思うと、前の晩にヒロインがナギにした事と重なって
ヒロイン自身も反省した。
ナギはこういう気持ちだったのか…と。
しかしナギは言葉の通り、『くっつくだけ』で何もせず眠りについた。
でもナギが『くっつきたい』とストレートな言い方をするなんて
酔っているからこそ出た言葉だと思い
ヒロインは、自分だけの秘密にしようと決めた。
ナギ
「…オイヒロイン!」
ヒロイン
「なーいしょ! ナギもお酒ほどほどにしないとね?」
ナギ
「!?」
昨日シンに言われた通り、一番酒に振り回されたのは
酒の弱いトワでも、酔い潰れたハヤテでもなく
ナギだった。
(しばらく酒…出すのをやめよう…)
この日以降、シリウス号では酒が食卓に並ぶ事は
しばらくなかった。
リュウガ
「ふざけんな! お前の都合で酒を出さないとは何事だ!!
船長命令だ!!」
ナギ
「…これで我慢してください」
リュウガ
「!!? ふざけんなよナギ!
こんな葡萄ジュースでオレが満足できるかっての!!」
一番の被害者は、お酒が大好きなリュウガなのであった
。
☆あとがき☆
最後までお読み頂き、ありがとうございます!
一個前のお話、『gossip』の続きを書こうと思っていたのですが
ひとつお話を挟みたいなと思い
こちらをアップしました。
今回は『お酒』に振り回されるナギをテーマに考えてました(笑)
私もヒロインちゃんのように、意識を飛ばすほど飲んだことがないのですが
お酒が入ると、いつもより大胆行動をとれるんじゃないかと…
ナギにイチャつくシーンを書きました。
ナギも酔ったら、いつも冷たい分
ものすごくイチャイチャしてくる気がします(笑)( ´艸`)
次回作も楽しんで頂けるように頑張ります!
お読み頂き、ありがとうございます!
たくさんの感謝の気持ちを込めて…♡ koma
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