aroma
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
☆おまけ☆
陽はとっぷりと暮れ、シリウス号では夕食の時間になっていた。
メンバー全員が席に着き、リュウガの号令待ちをしていたが
口から出た言葉は丸で違うものだった。
リュウガ
「おいトワ! 酒が足りねぇよ!
あと二、三本持ってこい!」
トワ
「足りないですか?!」
テーブルに数十本は並んでいるが、まだ足りないのか…
トワは腰を上げたが、すぐにヒロインが声を掛けた。
ヒロイン
「あっトワくん、私行くよ!
ついでに取って来たいものあるから」
トワ
「いえ、僕行きます!」
ヒロイン
「大丈夫! あっ先にご飯食べててくださいね?」
そう言ってヒロインは倉庫を目指した。
ヒロイン
「え~と…」
慣れている倉庫内なので、明かりはつけずに
暗闇の中を手さぐりで探していた。
酒の指定はなかったから、適当でいいだろう。
酒瓶を数本取って振り返ろうと、体を起こすと
突然後ろから抱きしめられた。
ヒロイン
「!!!」
あまりにも驚いて大きな声を出しそうになったが、
不意に大きな手が口を覆った。
ヒロイン
(あ…)
その指先から消毒液の匂いがした。
今朝包丁で指を切ってしまったナギが、ソウシに治療してもらっていた。
酒瓶をひとりでは持てないかもと思って、
手伝いに来てくれたに違いない。
するとクルッと向きを変えさせられ、ナギと向かい合わせになった。
顔は全く見えないが、ナギの顔が近づく。
唇が重なり、こんな場所でこんな事をされて
ヒロインは溶けてしまいそうになる。
ヒロイン
「ん…ナギ…ダメんっ」
そう言って開けた唇に、ナギの舌が入ってくる。
いつもと違う舌の動き…
ナギもこの状況に興奮しているのか?
考えてもヒロインの思考は、どんどんナギで埋め尽くされていく。
ヒロイン
「はぁ…ん…ナギぃ…」
息をする事も忘れてしまうくらい深いキスに
何度も甘い声が漏れてしまう。
しかしヒロインはグッとナギの胸を押し
唇を離した。
ヒロイン
「はぁ…も…これ以上しないで…
みんなの前で普通にできなくなっちゃう…」
もっとナギが欲しくなってしまう。
ヒロインは表情の見えないナギにそう言うと、
そっとナギの指が頬に触れ、もう一度唇にキスをして
先に倉庫を出て行った。
鼻に残る消毒液の匂いと、唇にはキスの感触…
ナギは突然どうしたのだろう。
ヒロインはあんなにも激しく求めてきた事に嬉しく思い
足早に食堂を目指した。
ヒロイン
「お待たせしました!」
リュウガ
「おう! よっし酒も揃ったな!」
ヒロインは少し照れくさそうに席に座ると、
すぐに食堂のドアが開き、ナギが入ってきた。
ハヤテ
「あー!ナギ兄オレの干し肉見つかったのか?」
ナギ
「お前のじゃねぇだろ? ホラ!」
ナギは干し肉を取りに、部屋を出たのか…
ヒロインは横に座るナギから消毒液の匂いを感じ
さっき暗闇でした2人だけの秘密を思い出し
なんだかよそよそしくなってしまう。
リュウガ
「あとはソウシか…」
そう言えばソウシも席にいない。
少ししてソウシが食堂へ入って来ると、一瞬でメンバー全員が感じた。
ハヤテ
「うわっ!ソウシさんスッゲェ~匂い!!」
シン
「強烈過ぎて、メシの味分からなくなりそうですね…」
ソウシ
「まだ匂う? さっき消毒液の瓶を割っちゃってね…
着替えたんだけど…」
そう言ってヒロインのななめ向かいの席に座る。
トワ
「ヒロインさん? 大丈夫ですか??
何か固まってます」
ヒロインはトワの言う通り固まっていた。
(さっきのキス… 私、ナギだと思っていたけど
誰とキス…したの?)
不安な表情のままソウシを見つめるが、
その視線に気付いたソウシは、いつものように優しい笑みを浮かべている。
ヒロインが感じたキスは果たしてどっちのキスだったのか…
☆あとがき☆
最後までお読み頂きありがとうございます!
更新が滞ってしまいすみませんでした(><;)
今回はソウシさんのちょっかいをテーマに書いてみました!
今までソウシさんは大人なポジションで、シンさんと一緒に
なかなか目に見えるちょっかいを出さないように書いていたのですが(笑)
最後に倉庫でキスしたのはどっちだったのか?(^ー^)
こんなイケメン揃いの男の集団にいたら、絶対何か起こりますよね?(笑)
これからも色んなちょっかいを出していきたいと思ってますww
今回はナギとの絡みが少なかったかもしれません。。
次回も楽しんで頂けるよう頑張ります!
お読み頂き本当にありがとうございます☆
たくさんの感謝の気持ちを込めて…♡ koma
陽はとっぷりと暮れ、シリウス号では夕食の時間になっていた。
メンバー全員が席に着き、リュウガの号令待ちをしていたが
口から出た言葉は丸で違うものだった。
リュウガ
「おいトワ! 酒が足りねぇよ!
あと二、三本持ってこい!」
トワ
「足りないですか?!」
テーブルに数十本は並んでいるが、まだ足りないのか…
トワは腰を上げたが、すぐにヒロインが声を掛けた。
ヒロイン
「あっトワくん、私行くよ!
ついでに取って来たいものあるから」
トワ
「いえ、僕行きます!」
ヒロイン
「大丈夫! あっ先にご飯食べててくださいね?」
そう言ってヒロインは倉庫を目指した。
ヒロイン
「え~と…」
慣れている倉庫内なので、明かりはつけずに
暗闇の中を手さぐりで探していた。
酒の指定はなかったから、適当でいいだろう。
酒瓶を数本取って振り返ろうと、体を起こすと
突然後ろから抱きしめられた。
ヒロイン
「!!!」
あまりにも驚いて大きな声を出しそうになったが、
不意に大きな手が口を覆った。
ヒロイン
(あ…)
その指先から消毒液の匂いがした。
今朝包丁で指を切ってしまったナギが、ソウシに治療してもらっていた。
酒瓶をひとりでは持てないかもと思って、
手伝いに来てくれたに違いない。
するとクルッと向きを変えさせられ、ナギと向かい合わせになった。
顔は全く見えないが、ナギの顔が近づく。
唇が重なり、こんな場所でこんな事をされて
ヒロインは溶けてしまいそうになる。
ヒロイン
「ん…ナギ…ダメんっ」
そう言って開けた唇に、ナギの舌が入ってくる。
いつもと違う舌の動き…
ナギもこの状況に興奮しているのか?
考えてもヒロインの思考は、どんどんナギで埋め尽くされていく。
ヒロイン
「はぁ…ん…ナギぃ…」
息をする事も忘れてしまうくらい深いキスに
何度も甘い声が漏れてしまう。
しかしヒロインはグッとナギの胸を押し
唇を離した。
ヒロイン
「はぁ…も…これ以上しないで…
みんなの前で普通にできなくなっちゃう…」
もっとナギが欲しくなってしまう。
ヒロインは表情の見えないナギにそう言うと、
そっとナギの指が頬に触れ、もう一度唇にキスをして
先に倉庫を出て行った。
鼻に残る消毒液の匂いと、唇にはキスの感触…
ナギは突然どうしたのだろう。
ヒロインはあんなにも激しく求めてきた事に嬉しく思い
足早に食堂を目指した。
ヒロイン
「お待たせしました!」
リュウガ
「おう! よっし酒も揃ったな!」
ヒロインは少し照れくさそうに席に座ると、
すぐに食堂のドアが開き、ナギが入ってきた。
ハヤテ
「あー!ナギ兄オレの干し肉見つかったのか?」
ナギ
「お前のじゃねぇだろ? ホラ!」
ナギは干し肉を取りに、部屋を出たのか…
ヒロインは横に座るナギから消毒液の匂いを感じ
さっき暗闇でした2人だけの秘密を思い出し
なんだかよそよそしくなってしまう。
リュウガ
「あとはソウシか…」
そう言えばソウシも席にいない。
少ししてソウシが食堂へ入って来ると、一瞬でメンバー全員が感じた。
ハヤテ
「うわっ!ソウシさんスッゲェ~匂い!!」
シン
「強烈過ぎて、メシの味分からなくなりそうですね…」
ソウシ
「まだ匂う? さっき消毒液の瓶を割っちゃってね…
着替えたんだけど…」
そう言ってヒロインのななめ向かいの席に座る。
トワ
「ヒロインさん? 大丈夫ですか??
何か固まってます」
ヒロインはトワの言う通り固まっていた。
(さっきのキス… 私、ナギだと思っていたけど
誰とキス…したの?)
不安な表情のままソウシを見つめるが、
その視線に気付いたソウシは、いつものように優しい笑みを浮かべている。
ヒロインが感じたキスは果たしてどっちのキスだったのか…
☆あとがき☆
最後までお読み頂きありがとうございます!
更新が滞ってしまいすみませんでした(><;)
今回はソウシさんのちょっかいをテーマに書いてみました!
今までソウシさんは大人なポジションで、シンさんと一緒に
なかなか目に見えるちょっかいを出さないように書いていたのですが(笑)
最後に倉庫でキスしたのはどっちだったのか?(^ー^)
こんなイケメン揃いの男の集団にいたら、絶対何か起こりますよね?(笑)
これからも色んなちょっかいを出していきたいと思ってますww
今回はナギとの絡みが少なかったかもしれません。。
次回も楽しんで頂けるよう頑張ります!
お読み頂き本当にありがとうございます☆
たくさんの感謝の気持ちを込めて…♡ koma
7/7ページ