☆おまけ☆




ｿｳｼ
「まったくバカだよね…」

ｼﾝ
「バカは風邪ひかないっていうのは、迷信だったんだな…」

船に戻ったナギとヒロインは、シリウスメンバーに囲まれ
散々言いたいように言われていた。

ﾊﾔﾃ
「ホントだよ！　ナギ兄もいたのになんでこんな日に浜辺に行くんだよ」

ヒロイン
「…ｸｼｭｯ！　すいません～」

ﾄﾜ
「ココアでよかったですか？
　体早く温めてください！」

トワはナギとヒロインに、ココアが入ったマグカップを渡した。

ﾅｷﾞ
「…あぁ…お前らうるせぇ…ｹﾎｯ…ヒロイン、
　部屋行って寝るぞ！」

ナギは気まずくなり立ち上がると、ヒロインの手を引いて
メンバーのいる食堂を出た。

ヒロイン
「ナギ…大丈夫？」

ﾅｷﾞ
「…平気だ…体が冷えただけだ…」

部屋に入るとナギは、ボスッとベッドへ寝転んだ。
ヒロインもすっかり凍えてしまい、また風邪をひいてしまったようだ。

ﾅｷﾞ
「…来いよ…温めてやる」

ヒロイン
「え？」

ナギはヒロインのマフラーを解くと、白く細い首に
赤いアザが３個顔を出した。

ﾅｷﾞ
「…汗かくまでやめねぇからな？」

ヒロイン
「…うん…どんなに熱くても、私…溶けないよ？」

ヒロインの言葉にナギは、一瞬目を大きく見開くが
すぐに笑顔を浮かべた。

ﾅｷﾞ
「アホ！」

ヒロインの耳元でピアスがキラリと光る。
ナギの手が腰を抱きしめるとヒロインは、そのままベッドへと身を沈めた。








☆あとがき☆
長いお話を最後までお読み頂きありがとうございます！！

今回は冬をテーマに書いてみました！
そしてついにトワくんもヒロインちゃんへの思いが溢れてしまうという
またしてもうらやましい状況です( ´艸｀)
そして大人なソウシさん…こんな風に諭してくれる人が傍にいたら
きっと人を傷つけるなんてないんじゃないかと思います（笑）

ナギがキッチンで怒ったシーン、何気にお気に入りです！（笑）
そして雪の結晶のピアスを送るシーンも好きです♡

そしてこのお話の題名、スノーフレークですが、
なんか言葉が可愛いなってずっと思っていて、
話の内容の前に、題名だけが思い浮かんでました♪

冬の寒さってツライですが、たくさん着込んだり
なんだかワクワクする冬の夜の感じが好きです！
イルミネーションもキレイですよね♪

そしてナギと一緒にいたら、きっと寒さも感じませんよね？（笑）

最後までお読み頂き、本当にありがとうございます！！
次回作も楽しんで頂けるように頑張ります！！

たくさんの感謝の気持ちを込めて…☆　koma