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☆おまけ☆
ハヤテとトワは、ナギに言われた通り
まな板や鍋を洗い、食堂の席でココアを飲んでいた。
トワはテーブルに伏せって、カップから上がる湯気をぼんやりと眺めていた。
トワ
「ナギさんは、生クリームの事だけを言いにきたんでしょうか?」
ハヤテ
「あ?」
トワ
「…ナギさん来た時のヒロインさんの顔、驚いてたけど嬉しそうだったなぁ…」
ハヤテ
「そうか?」
ハヤテはそんなおもしろくない話はしたくないとばかりに
そっけなく答えた。
ヒロインがナギの事しか見ていないのは知っているが、
自分の前でイチャつかれるのは面白くない。
トワ
「どうしたら、ナギさんのようになれるんでしょうか?」
ハヤテ
「は? お前ナギ兄になりたいのか!?
まずその細っちぃ腕、どうにかしろ!」
トワ
「…そういう事じゃないんです…」
ハヤテはハッキリしないトワの態度にイライラし始める。
ハヤテ
「お前何が言いてぇんだよ!?
つーか、その情けない声やめろ!!」
ハヤテがバンッと机を叩くが、今日のトワには全く通用しない。
トワ
「ハヤテさん…」
ハヤテ
「あ?」
トワ
「…なんだか、僕…最近おかしいんです…」
ハヤテ
「はぁ?」
トワ
「なんだか胸がモヤモヤするっていうか、キューンってしたり…」
ハヤテ
「お前、それ病気じゃねぇの?」
トワ
「そんな感じじゃないんです…」
トワはさらに気の抜けたような声を出した。
埒の明かない話に、ハヤテはガシガシッと頭を掻いて、席を立った。
ハヤテ
「メンドくせぇな! 寝るか上手いもん食えば
すぐ治んだろ?!
そろそろ寝るぞ!」
トワ
「あ…はい…」
完全に恋煩いに悩まされているトワは、相談する相手を間違えてる事に気付いていない。
ハヤテのいい加減なアドバイスのせいで、トワがヒロインに恋をしてると気付くのは
当分先の事だった。
☆あとがき☆
長いお話を最後までお読み頂きありがとうございます!!
やっと書けました!!(>_<)
今回はそろそろシンが動き出す感じを書きたいなと思い、
書き上げました♪
でもシンはきっと大人だから、そういう感情が分かっていても
上手く隠してしまうんじゃないかと思いました(笑)
だけどちょっと強引にハグしたり、ヒロインにしか見せない顔を見せ始めたり…
ナギもそれに気付いて少し焦ったり(笑)
ナギが見張り台の梯子からヒロインを抱き上げるシーンがお気に入りです(^ー^)
ちなみに、ヒロインちゃんがシンに届けたのはホットのカルーアミルクです!
トワくんも少しずつヒロインちゃんへの想いが膨らんでいく感を残してみました(^0^)
最高の環境ですよね?(笑)
でもやっぱりナギとイチャイチャしたい!!
お風呂上がりのヒロインちゃんとナギは、その後どうなったのでしょうか?www
最後までお読み頂き、本当にありがとうございます!!
次回作も楽しんで頂けるように頑張ります♪
たくさんの感謝の気持ちを込めて♡ koma
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